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2018年10月 4日 (木)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法3

1dcs Elgar DAコンバータを解体して各部の調査に入る。ノイズフィルターはデータ取得上無いとまずい。製品開発ではノイズシュミレータにかけて2,000vまでは耐えさせる。これが定常的試験ノイズには十分効果があリ、しかし現場のランダムノイズでは効かなかったりすること再三で、ノイズ対策は難しい。それの解決策が水晶粒防振ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスの一重巻きと、1次と2次分離の手法となる。この部分は全て撤去するため調査もしない。

2次は電源トランスでここは丁寧に調べる必要がある。
3_2トランスの取り付けボルトを外しひっくり返すとトランスが姿を現す。お~、なんとも陳腐なトロイダルトランスや!dcsはイギリスで、我ら開発屋が常用している電子部品通販の大手RSはイギリスが母体で、トランスを始めエルガーで使用している部品の多くは同じものを使用している。一応デジタルとアナログを分けているが、アキュフェーズのトランスケースまでリキを入れるのとは違い無骨。
4 お~、これまた音の悪そうな電解コンデンサ群だ。capxon4,700μf16v12本、ルビコン3,300μf25v3本、日本ケミ6,800μf25v2本、これが電源フィルターの実態となる。
5アキュフェーズでは超簡単な電源回路がdcsではフツーに難しい。フツーに難しいの意味は回路図があればなんでもないが、基板の追いかけで解明するための難しさ。一番左は5v主定電圧電源用のセンタータップ整流用のダイオードで、ここから60hz同期信号を生成しているから要注意。続いて5v主定電圧電源用リップルフィルター回路のstマイクロbuz11(使ったことがある)nmosfet、次はアナログ+15v定電圧電源用リップルフィルター回路はおなじみir社のpmosfet9530、右はアナログ-15v定電圧電源用リップルフィルター回路はstマイクロbuz11。
下段に変わってsbdダイオード最初の2個はac18vセンタータップ整流で多分ディスプレイ用、下の2個はac7.5センタータップ整流で補助-5v定電圧電源用。
その下の回路が要注意でlm339で60hzのセンタータップを入力し6,7v比較して120hzを作り、隣のd/ffで必要な電源タイミング信号を生成している。なぜこんなに詳細に調査したかだが、ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサを外部に要するため、回路の全部を知る必要がある。
6こちらが実際の定電圧電源回路群となる。左から5v主定電圧電源用テキサスtip36aパワートランジスタ、ここにpchを入れるのはオンボード上の発熱考慮で重要、次は補助-5v定電圧電源用のlm320t-5.0、次は+15v定電圧電源用のフツーのlm340t15、7815、最後は-15v定電圧電源用のlm320t-15.0。
7これで終わらないのがcpu搭載型daコンバータで左がreset ic、crとトランジスタ辺りで構成することも多いが、ここはcpu立ち上げの肝でこうゆうしっかりしたreset icを使うべき。隣は5v主定電圧電源用モトローラtip36aパワートランジスタのレギュレータic。
954こちらがベルガーより評判の良いdcs954/2の電源部で、電源トロイダルトランスは1個になり電源フルターの電解コンデンサは大容量で数を減らしている。このデチューンで音が強烈になるのであれば、やりようがあるとゆうものだ。外部から電源を接続するには未だ調査不十分で、絶対にエルガーを破壊しないために念を入れる。

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