電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法6
nch mosfet buz11のd波形で出力側フィルター電解コンデンサonで突入電流が流れ、onしている期間だけレギュレーションの悪いトロイダルトランスのせいで赤ベタのように電圧は下がる。更に波形崩れの高調波でトロイダルトランスは振動と唸りが出る。
こちらがゲートの波形でスイッチしているデューティで出力電圧は決まるが、ここのセラミックコンデンサによっても微調整が出来る。
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出力電圧はリップルを薄っすら含みながら6.66vを出力している。次段のtip36aでは入力6.66v出力5vでc-e間の電圧が1.66vと低く、仮に0.2a流れても0.3wの損失で発熱はまるで少なくて、パターンの放熱を利用したオンボードにマウントしても差し支えない。電源の解析は電源投入のタイミングのみ残して全て終わり、究極の改造時(次期ヴァージョン、方程式は置いといて答えに直結)では全ての直流電源を水晶粒防振ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサで作る。
更に気になったのがモトローラのdspで、今でこそ簡単に扱え、プログラムもc言語ライクで書けるが、21年前ではここまで腕は無かったから脱帽。dspのプログラムで音を作り出す先駆けでありました。
いよいよ第一次ヴァージョンの改造開始になる。蓋に注目で、アルミ板と何やら重めの素材の2重になった防振構造。cdが振動に弱いとはこの時代から分かっていたが、解決策に水晶粒のような効果絶大な素材が見つかっていなかったから随分と苦労している。
作業のほとんどがこのように蓋を開けて行った。コンストラクションは至って簡単でアキュフェーズのような質実剛健でもない。
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斜め筐体の実態がこれ。アルミサッシ構造でこれならばダイス径も小さいから押し出し金型は100万円以下で出来る。これを見ていると基板から筐体までロボット制御装置開発と同じで、妙に納得する。
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