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2018年10月30日 (火)

振動力学 オーディオの究極は球体になる 了

0画像出展:wikipedia
もう30数年も前になるのか、まだ画像認識がオーソライズされていない黎明期、米国Reticon社のccdラインカメラを使って量産品の高速形状検査を見事に成功させた。気を良くして次なるプロジェクトは厚みのある素材になり、陰により形状は不安定化し光学系の問題もあって失敗した。ccdカメラはセンサーだから光学系も含めてできるだけ多くの正しい情報を検出しない限り、ソフトウエアではどうにもならない。これがセンサーベース開発の難しさで、胃の痛くなる日々が続いた。オーディオもこれと全く同じで、レコードはカートリッジがセンサーになり、cdではレーザピックアップがセンサーになる。ここで採り損なった音楽情報は、その後のシステムに大枚(ハイエンド機器)叩いてもどうにもならない。

02先日のamp研究会は熱気沸騰!jamstecの「しんかい6500」の楕円体の高耐圧構造から派生して、耐圧の強さ=オーディオの構造体の強さは全方位的に高耐圧を有する球体と解説する。レコードのカートリッジセンサーとcdのレーザピックアップセンサーの最大防振効果は、水晶粒を充填した球体となる。研究者諸氏の反応はよろしく、オーディオ暦の一番長いパーカショニストのnakaさんは「スピーカで球体を見たことはあるが、パワーアンプにラインアンプ、ターンテーブルにcdにdaコンバータが球体とは...そんなのあり得ん!」とたまげる。

1画像出展:はざいやさん
さてオーディオ球体は大口径となるため、これが案外難しい。ダンボールに木工のロクロによる半円球、銅板の金型によるプレス作り、見た目も大事で工業デザイナーの端くれだから、みっともないことだけはしたくない。いつもcdの水晶粒防振スタビライザやcdでお世話になっている、アクリル屋「はざいや」さんで半球体を発見!これはいけそう。
2x半球体でフランジ付きだから2個合わせてフランジをボルト止めすれば球体の潜水艇いや違った、amp,tt,cd,daのオーディオ球体となる。当然この球体内部は水晶粒を充填する。透明若しくはスモ-クブラウンの透明球体から水晶粒がキラキラ見えて美しいし、ターンテーブルにcdにdaコンバータのディスプレイはアクリルを通して見える。構想は良いのだがアクリル若しくはエンビで、果たして強度は出るのだろうか?木工旋盤やロクロ引きが一番良いのだが、削って木屑を大量に捨てるのは省エネに反するし、天文学的金額になり断念した。
3こちらがアクリル半球体の現物の画像で、製法上金型射出成型品と熱した金型に押し付けるフリーブロー品がある。
01x直ぐにやれることは円筒型水晶粒防振構造のcdとスタビライザ、これを半球体として水晶粒を充填する。ミケランジェロがデザインしたヴァチカンのサンピエトロ大聖堂のドームみたいな形状になり、なんだい500年も前からある構造体なのね~。
4
amp,tt,cd,daのオーディオ球体においてトロイダルトランスを内臓させるかが第一の関門、内蔵させれば球体は大きくなる。ofc純銅電解コンデンサははなっから内蔵させず、円筒型筐体に決めている。これまで内蔵させると直径が1mとなって、流石のamp工房でも置けない。
5x 先ずはアクリル屋「はざいや」さんの半球体Φ400mmを2個使用して、デザインしてみた。これが本邦初公開の高さ1m超のクリスタルドームオーディオ球体の構想図となる。
その昔、金田先生のアンラーニング思想で気が付きロボットベンチャー成功の一助となった。肝に銘じていることはモノマネをしない、あくまでも自分で生み出す。それの好例が鎖国時代の北斎や歌麿の浮世絵で、鎖国がゴッホやゴーギャンを揺り動かすだけのパワーを持っていた、とゆうことは独自性が如何に重要か。水晶粒防振が正しいかどうかは問題でなく独自性に存在意義があると思うし、オーディオで自分の音を出したいならば拙くても自分の足で第一歩を踏み出そう。

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2018年10月28日 (日)

振動力学 オーディオの究極は球体になる その2

1_2jamstecから大学へ戻った身内は生粋の地震研究者で、余分なコトは言わない。言わないが調べていくと、なんとアメリカのサイエンス誌に論文が掲載されており驚いた。その昔、深海3,000mでドリルを回すモータを開発して欲しいと頼まれたが、無理難題でもあり本業多忙な状況では取り組めなかった。東大地震研にしてもjamstecにしても研究開発に割ける予算はハデに伝わってくるほど潤沢ではなくて、研究者はそこの苦労も絶えない。もっと開発資金が潤沢で無いjazzオーディオ研究所amp工房は、無い方が発明には有利と団塊最後のヤセ我慢に耐えている。

2_2さて、球体と円筒がオーディオにおいて最重要と気付く原点についておさらいしてみよう。先ずは古典管で以前のエントリーから「ナス管s-21型とst-19型について振動力学的に考えると中々面白い。なぜst-19型にしたかの推論だが、ガラス管の強度を増すためと容易に想像がつく。450のs-21型はプレートが長くなり必然的に丸ボールから流線型のナスになり水滴の法則になった。自然の法則からすれば最古の丸ボールとナス水滴型が正解で、s-21型の方がst-19型より振動分布の均一性と寄生振動が起きにくい、などから音が良いとなる...」古典管(真空管)の振動に強い形状は球体と水滴型になる。

3x次はスキャンスピークのスピーカシステムで、初めて紙管の円筒筐体を使い水晶粒防振構造化した。いまだにこれを超える音色の緻密なスピーカは聴いたことは無いが、現在は解体中で聴けない。スピーカの水晶粒防振構造化を考えた時、素直に紙管となった。耐圧で円筒が有利は、外部からの圧力(振動)に対しても力分散が均一で、同じ水晶粒を使用しても効率の良い防振が出来る。

4そして円筒型カルダストランス、これも上記理由と同じでトロイダルコアが丸だったから素直に円筒にした。名工ミルトさんは「同じように作っているがamp工房と音が違う」とこぼしていた。ミルトさんは部屋の広さの関係で立方体へカルダストランスを入れてあり、amp工房より水晶粒防振効果効率が落ちて作り直すと決めたようだ。

5kuraiman社長氏のcdp-337esdを円筒型水晶粒防振筐体に作り変えたら防振効果は抜群で、オーディオシステム全体の印象すら変えてしまった。その原型がコンデンサタワー最上部のdp-11で、名工ミルトさんが自分のcdより音が良いとたまげていたが、これも円筒防振の成果なのだ。下部のofc純銅電解コンデンサもコンデンサ自身が円筒なため紙管の円筒になり、防振効果の効率は良い。

6しんがりは冗談からコマのAccuphase DP-80 CDトランスポートの防振カバーで、ここから全てが始まりそうな予感を受けた。この防振カバーは2段階の製作となり、各段階の防振効果の比較が出来たから何が音をよくするか、明快に分かった。最初から理想的に作ってしまったなら、単に音が素晴らしく良くなった!だけで終わっていただろう。

7第一段階は円筒上部の平面に水晶粒を詰めた。そこの効果は僅かで、耳の良いt-mon君と30年も聴き続けたcdのお陰であんぷおやじが分かる程度の薄い効果だった。第二段階は円筒周囲へ水晶粒を充填した。これは効果絶大で誰でも分かる。ここでjamstecの「しんかい6,500」に繋がり深度6,500mまで耐えられる構造は円筒であることに気が付き、これだ!究極のdcs Elgar DAコンバータでも成しえなかった表現力は、円筒の防振効果の威力だった。

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2018年10月26日 (金)

振動力学 オーディオの究極は球体になる その1

1画像出展:JAMSTEC
身内にjamstecの研究者(現在は大学へ戻っている)が居たためjamstecの動向は良く見ていた。先日も清水港から地球深部探査船「ちきゅう」が南海トラフ地震発生帯掘削計画で出港したばかり。「しんかい6,500」は深度6,500mまで耐えられ、構造の基本は円筒だが楕円体とも表現できよう。

3
しかし最も深度に耐えられる構造は球体なのだが、使い勝手から「しんかい6,500」の楕円体となっている。その球体はエンドレスのシームレスの自然の法則で作られており、構造強度や内容積比などずば抜けた特性を持ち、宇宙空間を見れば一目瞭然で分かり、宇宙及び自然の支配者は球体となる。
4オーディオにも球体が使われていた時代があり、それがオーディオ史からすれば太古の昔とゆうところが凄い。厳密に年代を特定すると、画像記事の無線と実験別冊の「hi-fiスピーカとその活きた使い方」が発刊されたのが1968年で、文中の10年前は1958年となり、なんと60年以上も前にさかのぼる。余談だが1968年「hi-fiスピーカとその活きた使い方」を読めば「オーディオは進化したつもり」が良く分かり、当時のmj誌は実に硬派だった。
5なんとかドメインのたまご型スピーカがもてはやされている時代だが、原型は60年以上も前のオールドテクノロジーなのだ。あまりにも有名な球体スピーカは1960年代のビクターgb-1で、当時本気で欲しいと思った。どうやらオーディオの究極は、ハイテクではない温故知新の球体オールドテクノロジーになるのかも?

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2018年10月24日 (水)

振動力学 cd用水晶粒防振カバー 了

1x長年研究開発に携わっていると職業病として常に何やら妄想している為、家人の話も上の空だから時々トンチンカンな返事をして疑われる。そのトンチンカンを認知症と捉えられたらたまったもんじゃあない。ここの所の妄想から生まれた傑作は、どちらかと言うと冗談からコマいや瓢箪からコマで、このcd用水晶粒防振カバーなのだ。

2上部だけの水晶粒防振では片手落ちで、全体を水晶粒に包んだcd用水晶粒防振カバーを作ることにした。最初から作るのは面倒で、現在のcd用水晶粒防振カバーをΦ250mmの紙管に入れてしまおう。
3紙管の隙間に水晶粒を充填する。
4水晶粒の充填が完了したら蓋をしてフェルト張りとなる。
5フェルト張りが完了して完成。
6x深夜の音出しは当然小音量、瓢箪からコマはとんでもない威力で上部水晶粒防振だけでは本領発揮出来なかったコトが分かり、ここまで激変すれば誰でも分かる。語尾に相当する音尾がしっかり表現されて、音の消え際が美しいくらいではまだ未熟で消え際までしっかり見通せる。最後に7.5kgの重力荷重を乗せて全て完了した。
Wsこれは即ターンテーブルにも応用できて、レコードの次なる進化に大いに役立つ。一生懸命レコード表面の水晶粒防振化を考えていたがノーアイディアで、水晶粒防振スタビライザの面積拡大が現在の解決手法だった。全周を部厚い水晶粒防振カバーで覆い、外部からの侵入振動を防止し、併せていっとう問題の内部自己振動も吸収する。今まで真に防振するカバーなど未見で、カバーなど効果ないと決め付けていた。
0あんまり凄いもんだからパーカショニストのnakaさんへ連絡し、会社帰りに寄ってもらう。「ビッチェズ・ブリューの音が大きくない」とたまげていた。1970年、fmのエアチェックで常に引っ掛かっていたのがビッチェズ・ブリューで、スイングジャーナルの児山紀芳さんが聴こう、とゆうものだからレコードを買った。なんだいうるさいロックじゃあないかと最近まで思っていたが、cdの水晶粒防化が進むとうるささが消えて分解し始めた。全周水晶粒防振カバーで遂に分解するとビッチェズ・ブリュー団子は消え去り、マイルスjazzは本当に凄い!が48年も経って理解できた。daコンバータでここまでの音質改善は容易なことではないし、こんなに安い投資でここまで効果が出るとは。cd再生においてcdトランスポートの身分は最上位で、cdトランスポートとはげに恐ろしや...
これは未だ片鱗に過ぎず、この先デジタルもアナログもない真に音楽に近づく手法が見えてくるやも。

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2018年10月22日 (月)

振動力学 cd用水晶粒防振カバー

1最後の仕上げがcdメカ部水晶粒防振カバーの製作で、トップローディングの表面を覆い防振する。効果はあるのか?僅かだが効果はあり、長年聴き続けたcdでないと分からない。その僅かな差の積み重ねが無限の差になるから、やれることはやっておこう。紙管Φ200mmを150mm位に切断し、中底と上蓋の円盤を2枚mdfから切り出し、中底のみ接着する。

2水晶粒の中目を充填したら上蓋を叩き充填密度を上げて、更に過充填とし上蓋を接着する。重しを載せて充填密度の安定化と接着強度強化をする。

3紙管外周にはフェルト赤を接着し体裁を整える。

4最後に上蓋に赤フェルトを貼り付け完成です。イギリス紳士の常用帽子のボーラーハット(フェルト製)に似ている。結構大雑把な出来栄えだが実を取ることで良しとした。最初の目論見は上部と外周に水晶粒を巻きつける予定だったが、大きさと重量で断念した。理想的には全周水晶粒で巻きたい。

7早速試聴で一番効果が出るのが音の静けさで続いて粒立ちが改善された。この成果からみえてくることは徹底したcdpの水晶粒防振構造化で、まだまだ未解決問題が山のようにある。

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2018年10月20日 (土)

振動力学 デジタルが消える日 その1

Mamaxjazzレコードはオリジナル盤に限り、国内盤も重量盤もまるでダメ。オリジナル盤の音は分厚く音色はクリーミーで情報量も多くcdを寄せ付けない。かくしてレキシントン盤とコルトレーンとエヴァンスとガボール・ザボのオリジナル盤の蒐集に明け暮れ、一体どれほど投資したのだろうか?この清水の地に「謎めいたjazz喫茶amp工房」を開店したのが2004年の春、噂を聞きつけ直ぐにやって来たのが割烹わかすぎの若旦那で「cdの方が音が良いに決まっている...」の言葉に「なに言っているんだい!」とその時はそう思い、そして14年が流れた。

0Accuphase DP-80 CDトランスポート電源最強化手法2で、dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法が割り込んでしまい中断となっていたが、実はdaコンバータよりcdトランスポートの方が重要であるコトに気付かされた。dcsにしても得意なdaコンバータに重きを置き、cdトランスポートのメカニズムはフィリップスのcd-proの流れを汲むcd-pro8s?(1,200万円のVivaldi OneにはVRDS NEOを使用)気持ちは分かるが、やはり自社でcdメカを開発しないと片手落ちになる。

1_2我らにはcdメカの開発資金も時間的余裕も無いから、ソニーのbu-1cとbu-10の改造で善戦している。bu-1cのcdメカニズムを全て水晶粒へ埋没させれば完璧だが、可動部分はそれが不可能でその矛盾と戦っている。名工ミルトさんはcdスライダー部のレーザ機構の空間に微細な水晶粒の充填作業をしており、精密作業の極致のように神経を使う。これが最後にはとんでもない結果を生み出すのだが、この段階ではそこまで読めなかった。

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2018年10月19日 (金)

ハルサイ狂奏曲 了

Bernハルサイ狂奏曲がお終いとなった。バーンスタインが1958年にニューヨーク・フィルを振った「春の祭典」が最高傑作と決めていた。ところが埼玉のm氏からゲルギエフの情報を聞き、早速cdを入手すると演奏は過激の過激で凄く、バーンスタインは揺らいだ。

Springしかし過激過ぎ?で正確な判断をしようとバーンスタインのsbmリマスタcdを入手した。このcdから聴こえてくるハルサイはゲルギエフに1歩譲るものの過激でたまげた。ん、これは一体?レコードではcdのダイナミックレンジが出せずこじんまりとしてしまい、バーンスタインの牙が取れてしまった。ハルサイの過激さはストラヴィンスキーの狂気であったと気付かされる...ハルサイ狂奏曲でありました。

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2018年10月18日 (木)

音色力学 cdp-337esd カートリッジを作る 了

Gergxkuraiman社長氏に水晶粒を搬入してもらう。音色力学で進めていたcdp-337esd カートリッジを作るの巻きの完了で、水晶粒充填作業になる。「ゲルギエフのハルサイを聴いていたが、コルトレーンのフリーjazzに切り替えるとホッとする!」とkuraiman社長氏。これは凄い話でコルトレーンのフリーjazzでホッとできるjazzフリークはそう多くは居ない。かくゆうあんぷおやじも全く同感で、ゲルギエフのハルサイを聴いた後にメディテイションをかけると心が穏やかになる。それくらいゲルギエフのハルサイは過激過ぎで、バーンスタイン(ニューヨーク・フィル1958年)のcdを手配した。

1xcdメカをレコードのピックアップに見立て、cdピックアップ移動体空間に微細な水晶粒を充填して第一次作業は完了していた。
2 kss-190aのcdメカはbu-10と呼ぶらしい。(以降bu-10とします)このアルミダイキャストの上面にも水晶粒を充填する為土手(赤)を作る。
3丸型筐体へcdp-337esdの基板、電源などを入れてバラックで動作確認する。この時のディスプレイswパネルはオリジナルの1の状態。
4動作okで全てのパーツの位置出しをする。ディスプレイswパネルは切断が入り2の状態。
5いよいよ水晶粒充填作業で後戻りできない。ディスプレイswパネルは更に切断が入り3の状態でだいぶ小さくなった。切断に当たり丹念に回路図を追っかけた。
6満タンになるように充填する。kuraiman社長氏の水晶粒が足らず、内部に紙管や木片など振動に影響ないダミーを入れる。これは水晶粒節約と過重量を避けるため。
7これが完成画像、オシロのサイン波はテスト用のcdが1万円もしてしまうため名工ミルトさんに作ってもらった。レベルとバランスはokでcdp-337esdのカートリッジの出来上がりです。ソニーのcdp-337esd は大体が2万円以下、トレイの出し入れは要らないからジャンク品でもピックアップさえまともならok。この安物から音色豊かなjazzが再生されて、時代の進化とは一体何を言うのだろうか?

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2018年10月17日 (水)

振動力学 DP-8010の水晶粒防振構造化2

1電源が一番重要だから電源スイッチや効きそうにもないノイズフルターなどを全部撤去し、電源配線を金ヒューズへ直結し更に電源トランスへも直結する。画面上の白い部分がcdメカを撤去したスペースで、ここへ改造なったcdメカを置く。

2先ずはその空いたスペースの水晶粒充填作業となり、t-mon君が担当する。cdは微細な振動を取るために細目水晶粒としたいが持ち合わせていないため、中目を充填している。

3次にヴァイオレンス住職力作のcdメカ覆い箱を充填した水晶粒の上に置き、クリフォードブラウンで音出しをする。「だいぶ音が変わった!」はt-mon君。

4ここまで順調、次にcd筐体上部へ水晶粒充填用かさ上げ囲い板を取り付ける。こうしてcdメカ箱を水晶粒へ埋没させる。DP-8010の問題点はcdメカが中途半端な構造で、cdメカ単体では使い辛く仕方なしにmdfの箱で覆ったが、ここの素材はもっと検討すべき。

5これで一応完成となる。テスト環境がふるっており、パソコン用のチープなヘッドフォンを接続してクリフォード・ブラウンのイン・コンサートをかける。この環境で僅かな音の変化を聴き逃さないt-mon君の耳弁別能力は大したもの。中学1年生になって「なんとか48」を聴かずしてビル・エヴァンスを聴く、凄い中学生が居たものだ。ん!この話どこかで?そうだ割烹わかすぎの若旦那だ、彼もまた松田聖子を聴かずしてエラフィッツジェラルドをマークレヴィンソンのlnp2lで聴いていた、恐るべし高校生だった。耳の育成は幼少からが必要で、我らのように中年で原資に余裕が出来てハイエンドを始めても手遅れでありました。

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2018年10月12日 (金)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法 了

0研究員の皆さんに「これでオーディオ進化は暫く休みます」と告げた舌の根も乾かぬうちに、最終段階のdcs Elgar DAコンバータ電源究極手法の実施と相なった。その原動力は Elgar DAコンバータ部直近にある3端子レギュレータ問題で、使用を中止し外部に用意した水晶粒防振ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサ電源の威力が凄まじく、これでは不調でも休んではいられない。daコンバータ回路をいくらがんばっても3端子レギュレータではいかんのだ。これは朗報でAccuphase DP-80 CDトランスポートとDC-81 DAコンバータでも3端子レギュレータを多用しているから、同様な対策を採ればAccuphase軍団も究極になる。

1究極にするにはdcs Elgar DAコンバータの内部電源全てを、水晶粒防振ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサにしなければならない。先ずはofc純銅電解コンデンサΦ300mm2個を作る。改良に改良を重ねて遂に300μfまで容量は増えたが、まだ足りない。

2_2この300μfで+5vの主電源を作るには画像のような電圧波形となる。本来コンデンサは10,000μfくらいは必要だがそれができないから、電圧を上げてリップル以下の電圧で定電圧を銅トランジスタで作る。

3久々にトロイダルコアに水晶粒を巻きつけるタケノコの製作をやる。暫くは出来上がったトランスの巻き線変更でコトは進んだが、遂に足りなくなりエルガーではこの巨大なトランスを2個使うことになった。タケノコ製作方法の勘を取り戻すに8節も掛かり、最初は汚らしい。

4インダクは十分採れるので、今回から全周巻くのは止めておおよそ半分まで巻く。


5出来上がったトランスをac100v60hzでインダク測定を行う。i=24.8maでz=4.03kΩ、10.7hと出て十分な値を示す。

62次側巻き線は係数を掛けて巻き数を算出する。
100v/316t=0.31646v/t
12v=38t
8v=25t
17vx2=54tx2
5vの主巻き線はしくじったムンドルフの裸になったofc線を隣と接触しないように巻いて再生した。

7エルガー用2個目のトランスの完成。今回から紙管にΦ20mmの穴を開けて水晶粒防振ケーブルを内部まで引き込み、先端にvhコネクターを打ち内部で結合するようにして、結合部まで水晶粒防振構造とした。

8ここが究極の改造部で+5v主電源トランジスタと3端子レギュレータの出力側を足でカットする。内層gndは熱量が相当に必要で簡単にはハンダ付けできない。+5v、-5v、±15v、gndx2、合計6本の配線をする。

9全体の配線が終わっていよいよ最初の通電で、運を天に任す。

92dspダウンは出るし各種アラームが噴出して青ざめる。+5v主電源がアウトでdsp系がまともに動かない。モトローラdspはクロックが66Mhzでラティスfpgaはクロックが40Mhzで動作するからかなりの高周波電流が流れ、外部電源のラインインピーダンスで電流は流れ切れず、このスキャンタイミングのオシロではデジタルお化けで分からないが、500mv位の高周波のヒゲが出ている。撤収!+5v主電源のみ元に戻した。+5v主電源はオンボードでしか使えない。そりゃあそうだ、内層のベタパターンまで使って配線インピーダンスを下げている。その他の電源はアナログ系の低速電源で問題ない。

8051それでもcpuだけは動作して各種アラームを出した。8bit1チップcpuはジーメンスだがインテルのポピュラーな8051シリーズの改良型の80c515で18mhz動作、電源に対しては結構タフで動作していたのでしょう。この時代我々はインテルの32bit risccpu i960を使っていたのだから、そのことだけは自慢できる。当時cpuにおいては語り尽くせない苦労をしている。

Sysここでdcs Elgar DAコンバータのシステムについて見てみよう。構成は全体のコントロールを司るcpuが1個にそのプログラム用one time rom1個、fpga用プログラムeprom1個、daコンバータのフィルターや補間演算はdspとfpgaで行い、処理速度の関係から左右別々に独立させている。

Dspxモトローラのdspは24bit、24bitx24bit+56bitの積和演算器はfirフィルターに適合し、これは現代でも十分通用すると思う。まるでミサイルの誘導装置くらいのパフォーマンスを持ったシステムで、この時代だからたいしたものだった。何れにせよクロックは中程度で電気は今より食っており、今の1μmに相当数配線を通すlsiと違い電圧も5vで、これらを総合的に判断するとデジタル部と言えども音は良い方向の時代だった。

93こちらがシステム完成図、左のコンデンサタワーは重しのdp11まで入れて高さ1m、トランス2個で高さ300mm、やっぱりやっているコトは異端だわ?

94最後に水晶粒を充填して完了となる。音は電源最強化手法 で完成した時と次元が違い今回3端子レギュレータ3個を置き換えただけなのに、その効果絶大にたまげる。それじゃあ3端子レギュレータを止めればよいのか!そんな単純な話でもない。これら全てdcs Elgar DAコンバータの持つ潜在能力が素晴らしく、あんぷおやじ流儀でチョットお手伝いしただけ。又しても3日徹夜となり、おまけに「fanucスピンドルモータがアウトで何とかして!」のsosも体よく断り、没頭してしまったAccuphaseから dcs Elgarまで一連の騒動記はこれにてお終い... 「これでオーディオ進化は暫く休みます」

T90022_2出展:wikipedia
やっぱりそうだった!「Story subsequently embarked on a PhD in electrochemistry, then left to start dCS along with venture capital backing and some clever folk from Cambridge Consultants. Soon, the company was scooping up key contracts from high powered defence companies, including Ferranti, Marconi Avionics and British Aerospace. Its specialist competence was radar, for which it originated some highly-powerful digital signal processing technology. This ended up in early nineties Harrier jump jets, in combat in the Bosnian war. Their radars proved extremely powerful, allowing the RAF to intercept Serbian helicopters better than the US Air Force F15s flying alongside them, so the story goes.」イギリスのマイクロcpuは防衛産業の香りがする。dcs Elgarではモトローラのdsp56000と出てきたが、自国のインモス社のトランスピュータを使うべきだったが能力的に?トランスピュータを各ユニット制御装置に据え分散制御の高速で通信しながら動くイスラエルのミサイルの情報が1980年代終わりに入ってきて、ロボットに応用出来ないかと真剣に考えた。dcs社もやはり防衛産業だった。

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2018年10月11日 (木)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法9

0_2デジタル臭いはcdがそれだけ振動に弱い証で、音にデジタルもアナログもない。デジタル=サンプリングのガタガタを図示するから、みんなそのガタガタを聴いていると心配になる。よってガタガタが小さいハイレゾに安住の地を見る。近所にdaコンバータ製作の達人が居られ、16bitで図太い音を作って勝負を挑んできた。jazzでは20bitが完敗で例のガタガタなにするものぞ...25年も昔の話であります。dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法はデジタルをス~ッと消し去り、コルトレーンのインパルス盤まではcdの方が音が良い。レキシントン盤はリマスタの問題で比べようがない。従ってコルトレーンやビル・エヴァンスはcdでよろしい。

1_2最終段階の作業は水晶粒充填で、ここで音が決まる。ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスの紙管へ、水晶粒をオーバーフォローさせるほど充填する。
2dcs Elgar DAコンバータの水晶粒充填は一番重要な作業で、多層基板の裏側へ細目の水晶粒が基板と密着するよう丹念に充填する。ここに空洞が出来るようであれば、防振効果は半減する。充填しては左右に振り、斜めにして基板の裏側に水晶粒が流れ込むように、何度も繰り返す。
3_2dspにcpuにfpgaと当時のハイテク全てが盛り込んであり、高速クロックの繊細であるから細目水晶粒とする。流石に5kgや10kgの重力方向荷重は、基板のダメージを想定してやらない。その分筐体縁を40mm立ち上げ、水晶粒充填量を増やした。
4_2これにて全作業は完了で音出しをする。もはや昔聴いたエルガーの音ではない。日曜日はamp研究会でcd基板の改造をやる。1.6倍は何とかルーペと同程度の倍率で、拡大して作業をしていたら頭痛がしてきた。ドクターストップを無視して、dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法に3日ほど徹夜に近い作業をしてしまったツケなのか?研究員の皆さんに「これでオーディオ進化は暫く休みます」と告げた。

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2018年10月10日 (水)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法8

01水晶粒防振テクノロジーは異端で王道にはなれない。その一番の理由が、商品形態を採った途端に物体の抽象化が消えうせ防振効果が薄れる。元来微細水晶粒は流体と同義で、形態を持たず正に抽象物体なのだ。最大効果を出すためには物体の抽象化、つまり商品になり難いコトになる。

0ベラスケスは異端のコンベルソをひた隠しに隠し続けて、フェリペ王朝時代に騎士までに登り詰めた。むしろコンベルソ出身がハンディでバネになり力を得ていたのだろう。我が水晶粒防振テクノロジーも異端をバネに力を得ている。音が出た瞬間に「あっ、ガラス細工の音だ!」と口を突く。ガラス細工いやクリスタル細工が正解で、音が繊細極まりない。未だ本体には水晶粒を充填していなくて、ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサ電源を接続しただけなのに、ハイエンド機の改造は凄い。

1dc81daコンバータ用のofc純銅巻き線トロイダル電源トランスを一部巻きなおしてdcs Elgar daコンバータ用にしたから作業は早い。銅トランジスタの定電圧回路は2回路のみ使用で電圧を±20vからエルガーの±15vに変更した。交流巻き線も同様に電圧変更で、ac7.5vx2と18vx2にした。これにて電源の変更は終わり。

2次が繊細な作業のdsub25ピン電源のコネクターのハンダ付け。


3これを電源部と接続する。黄色丸印がdsub25ピン電源コネクター。通電試験をこの段階でやっておく。

4毎度ながら水晶粒充填作業はハイライトで元気が出る。

5 何度も何度もチェックしてなお通電にビビる。最後は気合だ!で電源をオンした。全て順調で音出しをする。この作業が完了してからdcs Elgar DAコンバータ本体の水晶粒充填となる。一歩間違えれば基板の破壊に繋がり、全くお勧めできない改造方法でありました。

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2018年10月 9日 (火)

ハルサイ狂奏曲

0jazz喫茶と称しているがたまにクラシックも流れる。芸術家仲間でセラミック陶芸家のm原さんは忘れた頃(最近はsbs出演もあり多忙)amp工房へやって来てコーヒーを楽しみ、ついでにバーンスタインの春の祭典をリクエストする。だからクラシックはたまなのであります。チャーミングな顔つきに似合わない過激がお好きのようで、大音量を所望する。こっちはクラシックはストラヴィンスキーとマーラーしか聴かないから、ややっこしくない。勿論ショルティで、その昔シカゴへ事務所を出した時はシメタ!と思った。思ったがチケットは半年前と言われて断念した。

Gergハルサイは画像のレコードを4枚持っており、no1はバーンスタインで次がショルティと決めていた。ところがdcsのエルガーをお譲りくださった埼玉のm氏は菅野先生の所でゲルギエフを聴き「衝撃を受けたました!」とあり、ゲルギエフを聴かねばとcdを入手した。演奏は過激の過激で凄い、しかしamp工房の管球アンプ群で色艶は出せるが無帰還のノーコンで、スピーカを両手で揉み解すようには駆動できないから過激ゲルギエフは無理!

Ger0xただ現代hmcdの問題もあろうかと旧ヴァージョンのゴールドディスクも手配した。ハルサイはレコードとしていたがcdのダイナミックレンジとsnで、又してもハルサイ狂奏曲か...
まあ、こんなのお好きにどうぞだが、あんぷおやじ流儀では演奏はバーンスタインとショルティに限り、オーディオ開発ではゲルギエフに席を譲る。

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2018年10月 8日 (月)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法7

1電源の投入シーケンスを持っている場合があるから調べる。例えばcpuやdspが音を作っている場合、cpu電源が先に投入されてからアナログ系を生かせば、投入時のノイズも出ない。画像はエルガーのon時電源投入シーケンスで、先にアナログ系15vが活き、その後cpu系5vが立ち上がる。

2こちらがoff時電源シーケンスで、先にcpu系5vが落ち、その後アナログ系15vが落ちる。これは負荷インピーダンスと平滑用電解コンデンサの容量比に準じた電源投入シーケンスで理想の全く逆、別段シーケンスを持っている訳でもない。言い方を変えれば、このシーケンスでは具合が悪い。改造なったエルガーを含めたオーディオシステムで、メイン電源をオフした時ボコッと音が出る。まあ、それほど大した問題でもない。

3ノイズフィルターインレットと内部電源端子、それに電源トロイダルトランス2個を撤去する。随分と清々した。

4dsub25ピンが電源のコネクターになる。さまざまコネクターはあるが、先ずは低電圧と流れる電流の小ささと多極が条件、勘合の信頼性とネジ止めロック機構に金メッキ端子でdsubを採用した。vsf0.75スクエアがこのコネクターにハンダ付け出来る限界で、10極ハンダ付けした。ac7.5v-7.5vで3本、ac18v-18vで3本、±15vで4本、合計10本の配線となる。

5ハイエンド機器の場合尊重して筐体に穴を開けない。加工の楽から薄板を使い25pdsubコネクターを取り付け、それをノイズフィルターインレットの穴にワッシャー(黄色丸印)でサンドイッチして止める。

6第一次改造の難関はdaコンバータ部±15v電源の内部電源を使用を止めて、外部から水晶粒防振ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサ電源を接続する作業になる。3端子レギュレータは帰還電源アンプで、無帰還を標榜しているから使用しない。画像は-15v3端子レギュレータで左からgnd、in、outとなっており、gndとoutは基板ギリギリで切断する。

7この改造ならば簡単に元に戻せる。注意は3端子レギュレータの足で、上に持ち上げるがこれを繰り返していると簡単に折れる。プラスの3端子レギュレータは左からin、gnd、outとなる。切断なった基盤のパターンからプラスマイナスの2本線をハンダ付けする。あっちこっちへ付き易いので要注意です。

8xx全体の配線はこうなる。黄色丸印は前オーナーの埼玉のm氏が接続した場所で、氏の情熱を引き継ぐ。赤丸印は複雑電源における解決策で方程式は置いといて答えに直結する手法を採った。この場合ラインインピーダンスが悪さをするため、内部に十分なデカップリングコンデンサが必須になるが、サンヨーのosコンの確認はしてある。電源は複雑だったが改造はアキュフェーズよりはるかに楽で、直ぐに終わる。青丸印4箇所は究極ヴァージョンで答えに直結する箇所。

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2018年10月 7日 (日)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法6

1_2nch mosfet buz11のd波形で出力側フィルター電解コンデンサonで突入電流が流れ、onしている期間だけレギュレーションの悪いトロイダルトランスのせいで赤ベタのように電圧は下がる。更に波形崩れの高調波でトロイダルトランスは振動と唸りが出る。

2こちらがゲートの波形でスイッチしているデューティで出力電圧は決まるが、ここのセラミックコンデンサによっても微調整が出来る。


3出力電圧はリップルを薄っすら含みながら6.66vを出力している。次段のtip36aでは入力6.66v出力5vでc-e間の電圧が1.66vと低く、仮に0.2a流れても0.3wの損失で発熱はまるで少なくて、パターンの放熱を利用したオンボードにマウントしても差し支えない。電源の解析は電源投入のタイミングのみ残して全て終わり、究極の改造時(次期ヴァージョン、方程式は置いといて答えに直結)では全ての直流電源を水晶粒防振ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサで作る。

4更に気になったのがモトローラのdspで、今でこそ簡単に扱え、プログラムもc言語ライクで書けるが、21年前ではここまで腕は無かったから脱帽。dspのプログラムで音を作り出す先駆けでありました。

5いよいよ第一次ヴァージョンの改造開始になる。蓋に注目で、アルミ板と何やら重めの素材の2重になった防振構造。cdが振動に弱いとはこの時代から分かっていたが、解決策に水晶粒のような効果絶大な素材が見つかっていなかったから随分と苦労している。

6作業のほとんどがこのように蓋を開けて行った。コンストラクションは至って簡単でアキュフェーズのような質実剛健でもない。


7斜め筐体の実態がこれ。アルミサッシ構造でこれならばダイス径も小さいから押し出し金型は100万円以下で出来る。これを見ていると基板から筐体までロボット制御装置開発と同じで、妙に納得する。

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2018年10月 6日 (土)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法5

1電源の解析と改造手法で行き詰まり、daコンバータ部の解析へとひとまず進む。5bitリングdacの正体がここで見て取れ、5bitから32ラインデコードはeprom27c1024黄色丸印でやっており、ラッチ74act175で4bitの±出力としている。同じく黄色丸印に7815のローカルレギュレータが搭載されており”シメタ、ここや!”活路がようやく見えた。右と左と別な電源にせずとも凄い音が出せるから左右分離は大した問題ではなかった。

2基板の裏を見るとサンヨーのosコンが後付で大量に付いており、ギョッとする。ノイズ対策で相当に苦労したようで、dcsのこのやっつけ仕事は我らのロボットメーカに似たり寄ったり。コンシューマでは恥ずかしくて量産試作のレベルになってしまう。黄色丸印にローカルレギュレータのパスコンが確認できて、これもシメタ!
3r-2rラダー部の拡大でdaコンバータのハイライト。
4r-2r全体図、バランスの32bitならばラッチは4x8個=32だが、更に12bit分ある。
55xこれがアナログ部で何と我らが常用しているopampで、なんだい我々の方がこの手のopampを使うのは早かったから市場の評判を確認して採用したフシがある。まあopampでこれ以上のモノは無いからここは問題ない。2つのシメタ!に戻り、ローカルレギュレータに外部から電源を投入すればdaコンバータ部だけは上質な電源を送り込めるから、この作戦に変更しよう。

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2018年10月 5日 (金)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法4

1とてもオーディオ用とは思えないトロイダル電源トランスにたまげる。dcsは元々プロ機のメーカだからコンシューマと違ってタフで無骨となっている。実はここが大問題でオーディオ用と称して細工した高額なトロイダル電源トランスが必ずしも良い音でもない。更にこの工業用にも似たトロイダル電源トランスでこの品格のある音を出している、とゆうコトは水晶粒防振ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサを投入すれば、電源が音を出していると決めたあんぷおやじ流儀では断然音が良くなる...はず。

11xマザーボードにdc電源部がマウントされ、それのトランス2次側acコネクター部。埼玉のm氏が直結されている。菅野先生が褒めた音はこうゆう地味な作業の積み重ねから生まれており、ただ買って置いただけではハイエンドオーディオはとてもじゃあないが、鳴らない。

2重要な水晶粒防振ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスを作るために現状の電圧を丁寧に調べる。先ずは5v系の電圧でセンタータップの半分、7.5vrms。
3次はセンタータップ両端の電圧、15vrms。このサイン波の途中で凹んだ部分に、なんだいとんでもない電源トランスだな!と思ったが、原因については後で。
4_2次は±15vアナログ系の電圧でセンタータップの半分、18vrms。
5_2次はセンタータップ両端の電圧、36vrms。サイン波であるべきものが台形波では、もう参りました!
6_2これが60hzの信号で、従って外部で直流を作っての投入は出来ない。この信号はcpu及びdspへ送り込んであり、うっかり電源改造で消滅するとdcs Elgarは動作しなくなる。ただそれだけではなくて、5v主電源系のnmosfetのゲート駆動にも使われ、同期整流に似た回路となりリップルフィルターと睨んでいた電源が大容量電解コンデンサを使わずレギュレートする回路のように見えてきて、これは一体?上記サイン波の途中で凹んだ部分はnmosfetがonして一気に電流が流れ、トランスの性能が悪いため追いついていなかった。ここは面白そうだが解析は後回しとする。
8もっとも基本的な話だが基板は4層以上、内層に電源がどれだけ走っているか分からないが2層や4層があるかも知れない。コンシューマではまず無くロボットやnc制御装置と同じ基板で、音質にここも大きく寄与しているのかも知れない。もはや両面基板の時代ではないのだろう。

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2018年10月 4日 (木)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法3

1dcs Elgar DAコンバータを解体して各部の調査に入る。ノイズフィルターはデータ取得上無いとまずい。製品開発ではノイズシュミレータにかけて2,000vまでは耐えさせる。これが定常的試験ノイズには十分効果があリ、しかし現場のランダムノイズでは効かなかったりすること再三で、ノイズ対策は難しい。それの解決策が水晶粒防振ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスの一重巻きと、1次と2次分離の手法となる。この部分は全て撤去するため調査もしない。

2次は電源トランスでここは丁寧に調べる必要がある。
3_2トランスの取り付けボルトを外しひっくり返すとトランスが姿を現す。お~、なんとも陳腐なトロイダルトランスや!dcsはイギリスで、我ら開発屋が常用している電子部品通販の大手RSはイギリスが母体で、トランスを始めエルガーで使用している部品の多くは同じものを使用している。一応デジタルとアナログを分けているが、アキュフェーズのトランスケースまでリキを入れるのとは違い無骨。
4 お~、これまた音の悪そうな電解コンデンサ群だ。capxon4,700μf16v12本、ルビコン3,300μf25v3本、日本ケミ6,800μf25v2本、これが電源フィルターの実態となる。
5アキュフェーズでは超簡単な電源回路がdcsではフツーに難しい。フツーに難しいの意味は回路図があればなんでもないが、基板の追いかけで解明するための難しさ。一番左は5v主定電圧電源用のセンタータップ整流用のダイオードで、ここから60hz同期信号を生成しているから要注意。続いて5v主定電圧電源用リップルフィルター回路のstマイクロbuz11(使ったことがある)nmosfet、次はアナログ+15v定電圧電源用リップルフィルター回路はおなじみir社のpmosfet9530、右はアナログ-15v定電圧電源用リップルフィルター回路はstマイクロbuz11。
下段に変わってsbdダイオード最初の2個はac18vセンタータップ整流で多分ディスプレイ用、下の2個はac7.5センタータップ整流で補助-5v定電圧電源用。
その下の回路が要注意でlm339で60hzのセンタータップを入力し6,7v比較して120hzを作り、隣のd/ffで必要な電源タイミング信号を生成している。なぜこんなに詳細に調査したかだが、ofc純銅巻き線トロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサを外部に要するため、回路の全部を知る必要がある。
6こちらが実際の定電圧電源回路群となる。左から5v主定電圧電源用テキサスtip36aパワートランジスタ、ここにpchを入れるのはオンボード上の発熱考慮で重要、次は補助-5v定電圧電源用のlm320t-5.0、次は+15v定電圧電源用のフツーのlm340t15、7815、最後は-15v定電圧電源用のlm320t-15.0。
7これで終わらないのがcpu搭載型daコンバータで左がreset ic、crとトランジスタ辺りで構成することも多いが、ここはcpu立ち上げの肝でこうゆうしっかりしたreset icを使うべき。隣は5v主定電圧電源用モトローラtip36aパワートランジスタのレギュレータic。
954こちらがベルガーより評判の良いdcs954/2の電源部で、電源トロイダルトランスは1個になり電源フルターの電解コンデンサは大容量で数を減らしている。このデチューンで音が強烈になるのであれば、やりようがあるとゆうものだ。外部から電源を接続するには未だ調査不十分で、絶対にエルガーを破壊しないために念を入れる。

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2018年10月 3日 (水)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法2

3木曽路「ホテル富貴の森」 のラウンジはコーヒーその他飲み物が自由に飲めて、しかも24h間オープン?している。早朝温泉の神様を存分に吸い込みラウンジでコーヒーを頂く、勿論無料である。サラ・ブライトマンのアマルフィが、いや違った「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が静に流れ始め、思わずcdpに駆け寄りヴォリュームを上げる。背後のコーヒースタンドに何やら人の気配を感じ振り向くと、外人さんの老夫婦がコーヒーを飲みに見えた。「グ・モーニング...ホエア・アーユー・ゴー...」「オーストラリア...」木曽の田舎が国際ホテルに早代わりだな。やがて「アメイジング・グレイス」になると老夫婦がヴォリュームを上げる。

4ランプシェードはこ洒落ており美しくラウンジを照らす。大きな窓ガラスを見るとそのランプシェードが写り、随分と美しく見とれていた。その時ハッと気付いた。今のハイレゾオーディオはリアルなランプシェードでクッキリハッキリしているが、潤いを感じない。ところが窓ガラスミラーに写ったランプシェードは光量も落ち若干ボケているが、本物を越えた美しさがある。これだ!これがオーディオの極意なのだ。
5旅から戻ると待望のdcs Elgar DAコンバータが埼玉のm氏から届いていた。早速音出しするが、やはり凄い。昔聴いた音に潤いと艶を加えて音の層が随分と厚くなっており、何よりも音の品位が違う。この音の品位に関しては中々理解してもらえないのだが。何もせずこれだから、海外のハイエンド機には適わない。これを徹底したあんぷおやじ流儀の創造を加えれば、唯一無二の存在になれることは間違いない。早速名工ミルトさんに聴いてもらうと...その夜ミルトさんはdcs Elgar DAコンバータを迷わず手配した。

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2018年10月 2日 (火)

木曽路温泉紀行「ホテル富貴の森」

1清内路峠がまだ砂利道の45年前、LB2000gtでドリフトしながら何度も駆け抜けた。その若気もはや古希、ドリフトどころか如何に自動運転してくれんか!の齢になった。伊豆の定宿は都合で行けなくなり、駒ヶ根の定宿は友人の支配人の退社で行けなくなり、温泉の定宿を探し求めていた。ホテル富貴の森 は√256から山中へ入るため、全く気付くことも無かった。ネットの評判に後押しされ、台風一過の惨状を目の当たりにしながらamgを駆って出かけた。

2湯がいい、なんともいい、鼻先まで沈み込み温泉の神様をス~ッと吸い込むと無味無臭にヒノキの香りが淡く漂い何とも心地よい。露天の湯は若干ワイルド、室内の湯はマイルドで同じ湯ながらこの変化は絶妙でたまげる。食事もまたいい、信州牛のステーキコースならば10,000円もとられそうな上質と量、素朴なお姉さんの説明もまたいい。木曽路の山中に本普請の温泉宿を見つけた。

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2018年10月 1日 (月)

電源~音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電源最強化手法1

00xだいたいがトム・コランジェロもマーク・レヴィンソンもデジタルテクノロジーは門外漢で、アポジーエレクトロニクスにdaコンバータ部を作らせ、アナログ回路のみオーディオスイートのボードを使用していた、がcelloのr-dacの実態でありました。しかもdaチップはbbのpcm63kで我らが常用のdaチップだった。それを撃破したのが本日のタイトルのdcs Elgar DAコンバータだった。

1 最近の研究でdaコンバータはディスクリートに限ると分かり、現存するディスクリートdaコンバータのスーパーチューニングで電源の重要性を証明している。dcs Elgarをオークションで運良く入手でき、急遽Accuphase DC-81L 20bitDAコンバータ電源最強化手法で準備していた機材をこのdcs Elgarに投入することにした。なんとお譲り下さった方はステレオサウンド誌にも登場しており、氏素性のしっかりしたdcs Elgarです。dcsの場合デジタル処理がユニークで、リングdacと称してデータを5bit化しデコードして32ラインのラッチとして抵抗へ接続電流加算をしている。ここの解析は実に面白そうで、今後の研究課題としておく。
Elとりあえず電源の問題について解析を進める。この画像がdcs Elgar電源部の参考画像(ヴァージョンで随分違う)でリニアレギュレータを使用している。
954評判のもっとも高い954/2の電源部。これもリニアレギュレータを使用している。
New所が最新のdcsではオンボードスイッチングレギュレータを使用している。我らがロボット用基板では良くやる手だが、オーディオでこれをやるとは相当の腕前とみた。それぞれの電源を別にして銅トランジスタで安定化電源を作るのか?それともofc純銅電解コンデンサで作った直流だけ送り込んでローカルレギュレータはそのまま使うのか?本体が届く前に妄想は膨らむ。

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