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2018年11月 3日 (土)

Bill Evans's unaccompanied piano ピアノソロ

3ビル・エヴァンスの素晴らしい演奏はワルツ・フォー・デビーでもマイ・フィーリッシュハートでもなく、Riverside時代のピアノソロになる。Riverside Contemporary 200 seriesのRLP 12-291 Everybody Digs のピース・ピース「Peace Piece」をベストとして、長年この再生に心血を注いできた。勿論RLP 12-291はオリジナル盤を持っている。この曲が発表された当時は「こんなのjazzじゃあない!」と声が上がったらしいが、もともと少々変わったjazz好みは逆に「これがエヴァンスだ!」と決めた。

5ここの所cdの方が進化して音が良いものだから、もっぱらエヴァンス赤ボックスを聞いている。レコードならばファンタジーレコード「Bill Evans The complete riverside recordings」のビクター盤「ビル・エヴァンス コンプリート・リバーサイド・レコーディング」 vij-5072~89となる。cdのくせして24,000円とは!いい度胸のお代にたまげた。面倒な方はこのボックス1個でエヴァンスはokです。disc7の6曲目「danny boy unaccompanied piano」がたまらなく胸を打ち、これは一体?最近の水晶粒防振構造を備えたcdシステムは、音楽の背後にあるものまで見せてくれるようなリアルさに「danny boy」の陰に気付いた。そして「Peace Piece」を超えてエヴァンスの新たなベストと決めた。

4_2「danny boy」はRiverside Contemporary 200 seriesの単体lpには登場せず、マイルストーンの「Milestone M-47048」2枚組で1983年に初めて登場するから未発表曲になり、周知が遅れた。勿論1985年のBill Evans The complete riverside recordingsには登場している。

7マイルストーン盤にしてもBill Evans The complete riverside recordings盤にしても録音は真空管式テープレコーダampex351を使用したが、レコード発売時期は1980年代となってStuder a820クラスを回したから残念ながら「danny boy」のオリジナル盤の存在は無い。よってcdしか持っていない方でも問題なく、オリジナル盤に対抗しなければcdにも大いに勝ち目はある。
Ampex351 オリジナル盤はなぜ音が部厚いのか?ノイマンu-47マイクはラージダイアフラムの真空管ヘッドアンプ、ampex真空管式テープレコーダ、ウエストレックスの真空管式カッティングマシン、真空管式システムでないと音は部厚くならない。真空管式マスターテープをトランジスタ式のStuder a820で回すと、情報は増えても音の部厚さは消える。その逆、Studer a820で録音したものをウエストレックスの真空管式カッティングマシンでカットしても部厚くならない。音の部厚さとは実に難しい。

1xxここで「danny boy」はなぜ胸打つか?に戻ると、私見だがスコット・ラファロ事故死後のエヴァンスの精神状態を表していたのだと思う。左からプロデューサーのオリン・キープニューズ続いて驚異の白人ベーシストのスコット・ラファロ、エヴァンスに続いてポ-ル・モチアン、この写真の場所に立ちたくてVillage Vangurdへ何度か足を運んだ。キープニューズの場所にロレイン・ゴードンさんがモギリをしており、通常は25ドルのミュージックチャージを払う。ボストンから夜遅く戻り慌ててVillage Vangurdへ駆けつけると、「遅いから15ドルでokよ!」としてくれたロレインさんは、6月9日に95歳で亡くなった。感謝とご冥福と...

6プロデューサーのオリン・キープニューズとなるとRiverside Contemporary 200 seriesの録音が気になる。音色がヴァン・ゲルダーと随分違い戸惑うことも多い。1961年のヴァンゲルダー録音のマッコイのピアノはスタインウエイの特徴が良く出た粒立ち豊かなピアノだが、同年キープニューズのピアノ録音は時々ベコベコピアノで、ピアノの銘柄は?疑問に思うことも多い。マイクはヴァンゲルダーのノイマンu-47に対してソニーのc-37aを使っていたせいもあるのか?経験上マイクで音色が大幅に変わるのは無いし...まあもう歴史に埋もれた文化遺産だから詮索は止めよう。

2Village Vangurdとなると1998年に訪れた時、フロアマネージャーのtomを捉まえて「1961年6月にビル・エヴァンスの歴史的録音がここで行われたが、知っているか?」「知りません...」に唖然とするも、jazzも風化して騒いでいる我らが時代遅れか?
「danny boy」のデータ「Milestone M-47048」2枚組から Danny Boy Recorded At  Reeves Sound Studios クレジット Engineer Jack Higgins、Ray Fowler Producer Bill Grauer, Orrin Keepnews Sides A and B originally released as New Jazz Conceptions, record in New York, September 27, 1956. Sides C and D previously un-issued, recorded April 10 1962, except C1 1956 and C2 December 15 1958。

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