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2018年11月21日 (水)

振動力学 チャンネルデバイダ 了

0x振動力学「チャンネルデバイダその4 」のエントリーが2017年7月29日だから1年チョットで完了を向かえ、仕上がるまでの時間はこれでも案外早い。kuraiman社長氏がaltecのvalenciaを入手したので、altecの使い手のあんぷおやじとしたらチューニングには自信があり「ようがす!」と引き受けた。この段階で第一のミステイクが存在していた。altec  valenciaのf特は40hz~20khzで耳の悪い我らには十分な周波数特性と決め付けていた。ベテランのくせして情け無いが、今更ながら周波数特性と音楽表現に殆ど関連性の無いことも今回深く認識した。

1_2振動力学でaltec  valenciaを次々と解体していく。この箱は怪しいバスレフ構造だから密閉箱にしてしまい、その分40kの高密度グラスウールをギュウギュウに詰め込んだ。

2_2本邦初のaltec  valencia丸ごと水晶粒防振構造化は進む。

3_2rca2a3アンプで鳴らすがこれが結構音楽的で感心しきり。


6_2kuraiman社長氏から「マルチアンプシステムは如何でしょうか?」と予てから言われており、これまた「ようがす!」と引き受けた。そこで古典管の水晶粒防振構造化した最強のチャンデバを開発して投入した。一気に駆動力は増して以前のエントリーから「音出しした瞬間から空中に音が飛び散り位相特性は、いきなり合格!音色はまだ改良の余地あり...」となった。音色改良の余地ありの最大の問題はドライバの806で、高域が伸びていないからウーファの416-8bも締め付けられず音が鈍く抜けない。カタログで806は20khzまでと伸びているじゃあないかと恨み、第一のミステイクが明らかとなる。altecの古典2way(a7やa5)はとてもじゃあないが現代には通用しない。マルチアンプシステムになってaltec valenciaの問題点が一気に暴露された。

4_2第2のミステイクがjbl2405のネットワークコンデンサの容量で、マルチアンプシステムの高域減衰(-6db)を忘れて計算したため、容量が小さすぎてツイータの役目をしていなかった。実はこの2つのミステイクが良かったのだ。位相特性は良いものの抜けが悪く、2a3シングルプレートアンプには切り札の純銅電解コンデンサを投入、更に純銅カップリングコンデンサに交換し、cx345アンプには純銅カップリングコンデンサに交換し、2chチャンデバのcrフィルターは銅マンガニン線と純銅コンデンサに交換し、ラインアンプは純銅カップリングコンデンサに交換した。抜けカイゼンの為この1年間ありとあらゆることをやって、既に最強となっていたのだ。

5_2最後の仕上げが音色力学「cdp-337esd カートリッジを作る」の巻きの完成品の投入になった。ここからが怒涛の抜けカイゼンのワザで、jbl2405は純銅オイルコンを2μfに増強し、更に5μfアウリキャップを追加して先ずは抜けた!この抜けカイゼンの最後はamp研究所の実験を兼ねて、2a3シングルプレートアンプとcx345アンプの出力トランスをamp工房から撤去したプライトロンに交換した。

Priこれがトドメでとうとう完全に抜けた。長年マルチアンプシステムに挑んでは破れ、どれだけハイエンドにお代を投じてきたか知れない。それがオーディオ4種の神器のお陰で初めて真空管アンプの音がスピーカに張り付き、ハッとする美しき音楽駆動するのを見た。特筆すべきはcdp-337esdで、1987年のソニーの骨董品でこれだけの音が出る。芸術の芸の世界にコストパフォーマンスなど無いが、これはそれを実現したシステムとなった。しかしもう2度とやらない。
興奮冷めやらぬアフターアワーズ、名工ミルトさんと「俺たちのシステムもマルチアンプにしなければ」と密談し、苦労が絶えないね~。

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