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2018年11月 7日 (水)

振動力学 フィボクリスタル半球体cd用スタビライザを作る

Mic0画像出展:wikipedia
ウフィツイ美術館は撮影禁止で、残念ながらミケランジェロの真ん丸「聖家族」の写真は撮れなかった。撮れない場合の対抗処置は目が痛くなるほど見つめて、脳へ描き込んでおく。だが脳はrom(読み出し専用メモリー)ではなくてram(読み書き可能メモリー)なため、時間と共にデータが段々変質してしまう。仕方がないのでフィレンツェへ再び観に行くことにしている。耳も同じで、耳の良い人はこの脳への焼きつき方がrom的で消えない。だから音に対して即座に判断できる。だが最近の研究では耳の悪い方がオーディオ進化に大いに役立つことも分かってきて、耳の良し悪しは大した問題ではない。むしろ大事は駄耳でも同じcdを何度も々繰り返し聴いて、脳に焼き付けておくことです。

1ポリカーボネイトの半球体を2個購入した。余りの薄さに30数年前、タミヤサーキットで小学生に混じり電動ラジコンカーを走らしていた頃を思い出した。パワーウエイトレシオからラジコンカーのカバーは薄い方が良い。この手の扱いには慣れているので、さっさとフランジ部を切り取る。余談だが、コーナーで小学生に負けてもチューニング技術は直線でごぼう抜きする。そしてまたコーナーで負ける。

2スタビライザは円筒型を解体して使うから直ぐに接着作業となる。これが滅法難しく手は接着剤だらけでベタベタと汚らしい接着となった。ポリカの半球体に対して底面が平行にしたいがこれが難しい。ここの平行度が出ないと回転ダイナミックバランスが取れない。ベコベコで荷重は掛けられないのでガムテープを2巻重しで置いた。ここまでやって帰宅する。

3早朝出社するが、この時間帯に動いている人間は怪しい。まあ、出会う相手もそう思っているに違いない。ポリカ専用の接着剤は1晩硬化の時間を必要とする。早速はみ出したポリカを切断しヤスリで仕上げて、フィボクリスタルを充填する。先ずは前哨戦でパンパンには充填しない。

4こちらがフィボクリスタル半球体cd用スタビライザの完成図。画像では綺麗に見えるが接着剤でベタベタの体で自慢はできない。


5トップにあるように長年聴きなれたcdを掛ける。円筒のスタビライザに比べて駄耳でも分かる変化で、音楽の芯がさらにしっかりして球体の防振効果の証明が出来た。回転させていると充填密度は上がり、上部に空間が出来てダイナミックバランスが崩れ音飛びする。ここで再度フィボクリスタルを充填して完了となる。念のため重量を測定すると765gあった。

6いやはや、凄いものを作ってしまった。cdのスタビライザはフィボクリスタルの半球体のベコベコ軟体動物が究極となる。ただ出来映えは悪く、たまに音飛びするから正式に作り直す必要はある。画像左のダイレクトフィボクリスタルは後報するが、半球体の大きさと形状が音質に大いに影響がある。今回のベコベコ薄いポリカは、防振を害するに余分なモノ(ポリカやアクリルなど)の影響が少ないからベストに思う。軟体でcdに密着させ且つダイナミックバランスを実現する手法はとんでもなく難しく、思案は続く。一般的な剛体のcdスタビライザは、全方位的に音が良くなるとは限らない。

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