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2018年12月31日 (月)

ac50v単相3線式電源工事2

1_2ac50v単相3線式の電力伝送法は電圧は高くなければ良い音がしないの逆行で、電圧対音質の関係性に迫る実験です。マイ電柱まで行き着くのは「オーディオは電源が最重要である」の表れなのだが、出来れば柱上トランス6,000v/200,100vをofc純銅のポリウレタン線で巻いてdv線(タフな銅線で純度は低い)もofcにすべきでしょう。日立時代に構内の小型変電所を何箇所も作ったが、高圧機器で音の良い部品は無いねえ~。ofc純銅バスバーを3枚電気箱内部にネジ止めする。出来れば浮かせたいが危険がありムリ。

2非鉄金属の真鍮ネジを使うが「鉄ネジは磁界が発生して音が悪くなる」ではなくてm5の真鍮ネジが沢山あったので使っただけ。カルダスケーブルとofcバスバーの締め付けだけだから鉄ネジでも問題ないし、ネジの材質を聴き分ける耳もない。

3それより重要が振動で、ご覧のようにofcバスバーをフィボクリスタルに埋める。ごま塩みたいなフィボクリスタルは初期紫水晶も沢山入手し、流石に分別は出来ない。

4水晶粒防振カルダスケーブルをネジ止めする。カルダスケーブルはポリウレタンを剥離剤で除去しハンダ付けなどせずネジ止めする。裏方だった電源分配器が表舞台へ飛び出してきた。

5表面をフィボクリスタルで覆い完成です。但し中性線のバスバーは50vトランスが未完で使用していない。たったのこれだけで音が激変するのだから、電源の改良は凄い!

6 ただこれには大きな理由があり、iceインレットはフルテックの純銅製(一番安いやつ)に統一し、プラグはofcバスバー締め付けで排除した。これによりインチキ中華の純銅部品が全て排除され、音が激変した。電源部品はフルテックと決めて、海外の実績にないものは謳い文句に惑わされないようにしよう...反省です。

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2018年12月30日 (日)

ac50v単相3線式電源工事1

1電力の運用と発送配電が本来の業務で、第三種電気主任技術者の資格も有している。特別高圧の77kvが嫌でロボットを始めたフシがあり、したがって前出の資格も欲しい!と思った訳ではなく、電力業務に従事しているともらえただけ。だから電気運用にはやたらと詳しいが、この単相3線式は危険極まりないと思っている。中性線が断線したら100vに200vが印加されて、負荷のアンバランスの電圧になってしまい、最悪は電気機器が壊れる。したがってac50vの負荷は必ず偶数とし、上下のバランスを取る。長年蓋をしていたampラック背後のトランス箱を撤去した。水晶粒は中目と粗目で60kgも入っていた。

2続いてカルダス電源ケーブルの一部を撤去した。これは解体してカルダストランスへ回して活躍してもらう。
3カルダス電源ケーブルは追加の追加のやっつけ仕事でコブだらけで、この際だから丁寧に作り直す。こうゆう整理で音はどんどん良くなる。
5インチキ中華の純銅プラグを排除するにはofc純銅バスバーを使い、ここから分岐する。ofc板に穴あけとタップ切りをするが、数が多くて手が参る。
6左が旧のofc純銅バスバーでΦ16mmの棒だったが、今回から作業性を重視して平板とした。これでインチキ中華の純銅プラグを排除できるから、たまげる程音は変わる。3枚あるのは100vの2枚と50vの中性線の1枚になる。

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2018年12月29日 (土)

電源工事によるオーディオ装置停止

Ampac50v単相3線式電源に切り替えるための電源工事に着手しました。本日から1月3日までは完全停止で音が出ませんので、ご承知ください。

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修理力学 マークレヴィンソンチャンデバLNC-2L修理

1チャンデバに良いモノのが無いのが大いに困る。「チャンデバは周波数分割だからcd型のパッシブで...」などとなってしまうが、音楽駆動はラインアンプと一緒で極めて重要な存在だから難しい。自分にアンプ技術がなければ迷わずマークレヴィンソンチャンデバLNC-2Lとする。jazzショットバークレイドルも迷わずこのマークレヴィンソンチャンデバLNC-2Lを入手したが、ampモジュールの大半が故障でやむなくモジュールを作って進ぜた。もう10年くらい前になる。「あんぷおやじ~、左の中高音が出ない、困った!」暮れの書入れ時に故障ではさぞかし困るでしょうから「ようがす!」と同級生のピンチに答えた。

2修理は得意中の得意で、しかも自分の作品だから半日で完了した。基板裏面パターンの断線で、まあ劣化といえば劣化だな。水晶粒が初期型で粗目でこれも基板に対して良くないので、細目に入れ替えた。opampはdcsエルガーと同じものを昔から使用していたから、音質に疑いはない。抵抗はニクロム線の巻き線抵抗でディール、ポテンショメータはスペクトロールのニクロム線の巻き線型、電源はトランジスタによる安定電源、これらが音色力学で音楽駆動するかどうかの分かれ目になる。今ならばもっと音色力学が向上しているから凄いチャンデバも出来るが、この時代のベストと振り返る。

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2018年12月28日 (金)

振動力学 トロイダルトランス平面対向巻き実践編2

1「どうでした?」
「ダメです!」
電話の先は落ち込んだ名工ミルトさんでありました。こっちはエルガー用のカルダストランスの実験中で手が離せない。理屈や理論に合わないのは一番気持ちが悪く出かけることにした。「電力はどの位ですかね~」「300wです」ならばamp工房より少し大きくて問題ないはず。電力測定用で抵抗を持参する。0.1Ωの抵抗に流れる電流を測定すれば電力は出る。画像はミルトさん仕様のフィボクリスタル充填前の「ofc純銅フィボクリスタル防振トロイダル電源トランス」の2段重ね。

3電力測定はパワーアンプMark Levinson No.23.5L とAMCRON COM-TECH210とrca2a3アンプ、ラインアンプ、チャンデバ、dcsエルガーにcdpのdp-80と随分多い。先ずは大物のMark Levinson No.23.5Lを測定する。大きい!アイドリングのrmsで300wはあり、これで既に限界、その他を入れて合計で約600wと出た。

2これが「ダメです!」の実態で設計値の2倍のトランス容量を必要としている。これではどうあがいても無理で、先ずは大飯食らいのMark Levinson No.23.5Lを外し、クラウンのcomtec210とrca2a3で2wayとした。音がボケボケで即断念。「後からMark Levinson No.23.5Lを入れたら動作しました」「あ、そげだ!」レヴィンソンとrca2a3の2wayで音出しすると、これはいける。

4x電圧波形はトランスの容量オーバーで歪み、その歪み音がハム状になって375ドライバから出る。jazzが流れ出すと2a3アンプのハムみたいなもので我慢できる。ツイータを外しレベル調整をやる。まだボケボケ、楽器位置を若干高めにしてほぼ調整の限界。このボケボケの音色力学に入ればシメタもので、kuraiman社長氏邸の音色力学調整時と同じになり、漸くミルトさん邸も土俵に乗った。Mark Levinson No.23.5Lは良いアンプだが大飯食らいが困る。早い所cx350古典管トランス結合省エネアンプを作らねば。それにしてもjbl375ドライバは地上最強のドライバと思う。

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2018年12月27日 (木)

念ずれば夢叶う...

Rc162x画像出展:wikipedia
舟木一夫の高校3年生が流れる中学卒業の年、少年マガジンのグラビアにはホンダの歴戦の雄が踊った。食い入るように見つめる先には、dohc250cc4バルブ4気筒のrc162にホンダのレッドマンにマイク・ヘイルウッド。以来モータスポーツのファンとなった。10年くらい前になるか、箱根乙女峠へ登る道すがらステーキハウスの林檎屋さんなるものを発見。ランチを頂きながらフト見ると、何とホンダのライバルだったイタリアのmvアグスタのレーサーが2台も置いてあるではありませんか。話してびっくり、シェフはフェアレディzでレースに出ていた清水さんでした。

Hock4x2輪から4輪へ転向してロータスのジム・クラークの猛烈なファンとなった。ジム・クラークは1968年、第2戦スペインGPまでのインターバルの間の4月7日にドイツのホッケンハイムで開催されたF2レースにロータス48で出場し、突然コースアウトして立木に激突し炎上死した。大いなるショック受け、いつかはお墓参りにと念じていた...ホッケンハイムを訪れることが出来たのは1996年の4月24日で、ジム.クラークが亡くなってから既に28年が過ぎていた。ホッケンハイムは改修されて、高速サーキットからテクニカルサーキットに変わった。

9641xxxでありますからロボットベンチャーの立ち上げも、車とゆうよりマシンに乗りたくて始めたフシがあり、なんと言ってもポルシェの911でありました。まあ、成功しても立場上911の入手はあり得なかったのだが。amgが壊れてファミリーカーに渋々乗っている昨今ですが、次男坊が「スポーツカーは年だから持つのを止めな~、964をレストア中だからたまに乗ればいい」

9642商売用の車だから「手放すなよ!」と念を押したものの、何時まであることやら。コックピットに座ると鳥肌が立ち、夢が叶った。残念ながらシーケンシャルオートマで蜂蜜をスプーンでかき混ぜるポルシェタイプミッションではない。「オートマじゃあヒールアンドトゥにダブルクラッチにドリフト、腕の見せ所がないね」「止めな~」オーディオも同じでよってたかって無理はするな、と来たもんだ。念ずれば夢叶う...

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2018年12月26日 (水)

振動力学 トロイダルトランス平面対向巻き実践編

5何年振りかにロボットベンチャー時代の同僚でjazzベーシストのs氏が訪ねてくれた。s氏はisoの審査員で、全国を廻ると我らが作り上げたロボットが至る所で活躍しており、感慨深いものがあったようだ。革命的なロボットで、間違いなくロボットの世界には足跡を残した。足跡を残せていないのがオーディオ界で、こっちは革命的なことを次々とやっているがどうも嗜好の世界は答えが出し難い。それでも少なからず理解者が居て、上海駿河屋さんからお褒めの言葉を頂いた。単純があんぷおやじ流儀で、褒められれば1粒で100mは走る。そうこうしている内に名工ミルトさんから「トランスが出来た~、今晩行きます!」と連絡が入り出社する。

1これがミルトさん作、本番用のカルダスケーブルを使用した「ofc純銅フィボクリスタル防振トロイダル電源トランス」となる。美しい、とにかく美しい。これを守らねば本末転倒になり、重ね巻きの状況が発生したらもう1個トランスを追加して、それでも足りなければ更に追加しトランスが何個でも構わない。一重巻きの平面対向巻きに拘ろう。1/2巻き線はac35vで88.7maとなり35/0.0887=395Ωは1hと出て合格。
2早速負荷試験に入る。今回からマルチアンプシステムを想定して消費電力を現状の200wから300wに変更したため、340wの負荷を印加した。
3
2次電流で3.4a位を流し温度飽和とトロイダルトランスの振動を観察する。流石に3a強の電流を流すとブ~ンの振動音は僅かに出るが、フィボクリスタル防振すれば外からは振動音は聞こえない。約1時間通電でofc純銅フィボクリスタル防振トロイダル電源トランスの温度上昇をみるが殆ど発熱無しで、3.5スクエアのカルダスワイヤーは素晴らしい。銅損による電圧降下もvsfの0.75スクエアに対し1.5vも違い威力が分かる。ミルトさんは試験結果に満足し、嬉々として岐路に着いた。
4icやlsiが支配し、ネットでたいていの情報が手に入る現代は言うなれば不幸な時代で、いくら新方式のアンプだ!daコンバータだ!と謳ってもコピー領域から抜け出せない。オーディオ開発者たる者、他人は誤魔化せても自分は誤魔化せないからオーディオに絶対的自信が持てず、大きな声の屁理屈や計算式でオーディオ素人を煙に巻こうとする。コルトレーンの前に誤魔化しなど通用せず、原点に立ち返りjazzオーディオの成すべき役割を素直に考えよう。

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2018年12月25日 (火)

振動力学 トロイダルトランス平面対向巻き 了

0ハイビジョン4k,8k開局記念でヴァチカン特集をやっていた。ラファエロ・サンティの「アテナイの学童」を長々と解説していたが、4k,8kにして解像度は上がったが色の輝きが足りない。これは多分照明のせいで光量を多くさせてもらえなかったのだろう。向かいの椅子に登り、立ち上がって撮影した。白人の老夫婦はとがめるような目つきをしていたが、次に何時来れるか分からないので夢中で撮影した。解像度はデジタル技術の進化でどんどん良くなるが、音色の良さと音の透明度は解像度とは別で、ここは純銅素材にフィボクリスタル防振にカルダストランスの力を借りなければ出来ない。

11個目の50vトロイダルトランス平面対向巻きが成功した、とゆうことは2個巻けば100vの平面対向巻きが出来ることになる。2個目は相当に早く1時間も掛からず巻き上げた。

2被覆付き電線だからフィボクリスタルの巻きつけも必要なく、タケノコの製作がないから随分と気が楽だ。あえて追加するならば、ボール紙を切ってトロイダルコアのコーナー部4箇所にエッジから保護するためと、円形磁界の交差を良くするために、円形ギザギザを付ければ良い。

3トロイダルトランス平面対向巻き2個を1次、2次共に直列接続する。負荷抵抗は47Ωと100Ωを並列接続しておく。いよいよ通電で1次側にac100vを印加して負荷電流を測定すると2.9aとなり、2次電圧が101vとなった。特筆すべきは、300wの負荷を印加してもトロダルトランスの唸り音は皆無で、トロイダルトランスを持ち上げると僅かに60hzの振動が感じられるだけ、これは凄い!

4最初は用心して平置きにしたが、フィボクリスタル防振は縦2段となるため模して配置した。漏れ磁束は無いから縦2段にしても問題ないとふんだ。約300wの負荷抵抗の発熱は凄まじく黒のジュラルミン放熱器と接触しているテーブル面が焦げた。まあ、冬場のエージング作業としたら加温になりありがたい。

5最大の問題は磁気飽和でオシロスコープ3台の波形をモニタし続けるが全く問題ない。遂にofc純銅でフィボクリスタル防振構造のトロイダル電源トランス平面対向巻きの完成です。Φ450mmで持てるかどうか怪しい超重量のトロイダルトランスからの開放になる。

6本プロジェクトの最大の目的は物体の抽象化にあり、トランスをトランスでなくして単にカルダスケーブルをグルグルと配線しているうちに、気が付いたらエネルギー変換が行われていた。更に全てのトランスにおいて物体の抽象化を進め、カルダスケーブルを200m~300m配線しているうちに全てのオーディオ機器にエネルギー変換される。配電方式は50v単相3線式としてcdpやdacのように電圧が降圧ならば電源を50vとして巻き線数を減らし、アンプ等の昇圧ならば100vとする。電圧の100vや200vやマイ電柱なんか関係ない。如何に自己防振機能を持つカルダスケーブルを多用し、フィボクリスタル防振するかで音質は決まる。来年度はあんぷおやじ流儀50v単相3線式電源化に踏み切る。

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2018年12月24日 (月)

振動力学 トロイダルトランス平面対向巻き2

1トロイダルトランス平面対向巻きは色んな困難で本来の原理原則を崩してしまい、やたらと複雑化してきた。経験則上複雑で美しくないものはたいていダメで、そうゆう時は原点に立ち返った方がよろしい。そこで先ずは磁気飽和についてΦ350mm(30x30)トロイダルコアを調査することにした。トランスの計算式を見るとコアの飽和磁束密度Bmの1/3で計算するとか出てきて、はなっから磁気データはアバウトで中々計算式に乗らない。こうゆう時は実験に限りvsfの0.75スクエアを巻いた。余談だが、安かろうとオークションでvsfの新品を手に入れたが酸化が進んで製造年月の古いものと思え、やはり銅線はれっきとした業者から新品を買うべきでしょう。

2カルダスケーブルと違い被覆硬度が低いためスクエアコアにへばりついてしまい、円形磁界と交差しない恐れがあって弛ませながら巻いた。弛ませると負荷が掛かったとき電線が振動してうまくない。本番はカルダスケーブルを巻くので良しとした。

3磁気飽和は70v以上で発生して、このコアは50vまでならば安全に使える。巻き数308ターンでac70v時43ma、70/0.043=1628Ωでは4.8hと出た。これを2分割して50vのアイソレーショントランスとして実験を進める。1/2巻き線にするとac35vで83.8ma、35/0.0838=418Ωでは1.1hと計算式に乗る。

4ここでアイソレーショントランスのストレーキャップについて調査してみた。今は無いが金田式で有名なタムラのトロイダルトランスで、20数年前に55,000円もしたやつだ。1次と2次の主巻き線で測った。

51.72nfと出て、まあこんなもんか?名工ミルトさんがトロイダルトランス平面対向巻きのストレーキャップを測定したら、けっこう大きな値だったと言っていた。vfs0.75スクエアを巻いて1次と2次のギャップは20mm、280pfと出て案外大きい。1ケタ台を狙ったがこれはどうやら無理のよう。

6次なる実験は実際に負荷を掛けて磁気飽和が起きるかやってみた。現状のamp工房オーディオ装置の負荷電流を測定すると、ac100vラインで2.3armsと出たから、まあ3aもみればよろしい。負荷抵抗はスピーカのダミーロードを数珠繋ぎとした。

7オシロスコープが次々と壊れてしまい3台を重ねて測定している。信号検出間のアイソレーション問題もあるから、この方式は便利と言えば便利。1次ac50v負荷電流4a、2次電圧49vと出た。概略200wを加えているが、3台のオシロスコープからは磁気飽和は微塵も感じられず更にトロイダルコアの振動も僅かで、これはいける!

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2018年12月23日 (日)

振動力学 トロイダルトランス平面対向巻き

1xofc純銅フィボクリスタル防振トロイダル出力トランスは画像の平面対向巻きに限る。特長はは一重巻きで、1次2次巻き線共にフィボクリスタルに接触して防振構造を採る。1次と2次の巻き線間のストレーキャップは限りなく小さく、アイソレーション機能に優れる。カルダスケーブルが巻けて計算式は簡単で、トランス職人は必要なく小学生にも巻ける。難点は巨大化と超重量になるだけ。

2トロイダルトランス平面対向巻き方式はパワー回路には無理があり現在思案だが、出力トランスはどうだろうか?念の為重ね巻きに改造してみた。先ずは平面対向巻きを連結して全周巻き線とする。

3続いて重ね巻きのために全周に渡りテーピングを施す。


4懸案の磁気飽和も考慮して2次側は全周に渡り均等な疎ら巻き線とする。200ターンを巻きそれを4分割し、各巻き線は50ターンとして並列接続する。これならば教科書通りで完璧!しかし見た目の迫力も美しさも無いねえ~。

52個作るのに1日要して音を出した瞬間に粉っぽさが耳に付き、それこそ重ね巻きは断念した。この方式のトランスだけを聴いたならば「凄い音」となったのでしょうが、平面対向巻きを聴いているから、こりゃあダメだ。最初に発明したトロイダルトランス平面対向巻きが音的には一番優れて、この方式の変更は出来ない。よってトロイダル電源トランスの平面対向巻きの次なるアイディアを実行に移そう。

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2018年12月22日 (土)

振動力学 トロイダルトランス平面対向巻き断念?

0dcs Elgar DAコンバータのlockingのトラブルは、ロボットベンチャー黎明期を彷彿とさせ、メコンデルタの泥沼に胸まで浸かり、アーマライトをしっかり握り締めて希望の見えない日々に、果てなく彷徨う米兵に似たりの状況を思い出した。嫌と言えば嫌だし懐かしいと言えば懐かしい。しかし今更なんだよ!デジタル回路におけるノイズは面倒な時代だ。まあ、それらを招いたのも新技術の見えない部分だから、しょうがないか。

1普通電源トランスを変えてもたいして音は変わらない。それが激変してしまうカルダストロイダル電源トランスは遂に平面対向巻きを断念した。なんせ3.5スクエアのカルダスケーブルを巻くのだから、狂人と言えば狂人だな。
2これがトロイダルトランス平面対向巻きの電圧波形で、結合係数の低下から波形歪が大きく、この方式はパワー回路には無理がある。
3 こちらが重ね巻きをしたトロイダルトランスの電圧波形で全く問題ない。トランスの体はなしてよろしいが、最大のポイントのフィボクリスタル防振効果は薄れる。続いてアイソレーション目的の巻き線ギャップは取れず、重ねることでストレーキャップは増大して普通のトランスに成り下がる。
5出力トランスは準パワー系で平面対向巻きでいけるが、周波数特性を良くするならば重ね巻きの必要がある。ここはモノの考え方で、20hzから20khz以上の再生を望むか、fmラジオ程度の100hzから8000hzでも良いか、になる。聴きたくない超高音も倍々々音も要らないから、fmラジオで良いやと開き直っている。そうは言え、トロイダルトランス平面対向巻きの模索は続く。

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2018年12月21日 (金)

dcs Elgar DAコンバータlocking対策 了

1dcs Elgar DAコンバータlocking対策が完了した。dcsさんスマン!すべてこっちの問題だった。但しリカバリー動作したらその旨メッセージは出してもらいたい。それがないものだから無限ループに入り込んだと錯覚した。昨夜名工ミルトさんにsosを出す。ミルトさんの電源は200vで巻き線数が多いため重ね巻きに全てしてあり、ストレーキャップの存在はこの時点で諦める。同じカルダスのトランスながら巻き線方法でレギュレーションがまるで違う。これが結合係数の威力、とゆうことになる。ミルトさんと実験を重ねながら「スライダックで電源電圧を上げるとlockingは出ないのね~」「なるほど」「下げるとlockingが出てね...あ、上げたらlockinが消えた!」ハングアップ対策で表面に電源スイッチを付けた。

2そこでカルダス電源トランスを巻きなおすことにした。Φ450mmのトロイダルコアを動かす自体が大変で、しかも全ての巻き線のカルダスケーブルを解くことになり、正に狂乱状態の様相を呈す。

3次なる問題が重ね巻きは平面対向巻きと違ってカルダスケーブルを膨大に使い、そんなものにわかにはありゃあしない。そこで涙をのんでカルダスチョークコイルを解体した。カルダスチョークコイルの3/4を剥ぎ取りカルダス電源トランスへ回した。剥ぎ取られた分はモガミのofcで補った。これが最後に問題と...

4それとrs422データラインに付けた銀マイカコン100pはそのままとした。オーバーシュートにリンギングは消えてこの方が良い。スルーレートは15nsecで問題なし。

5カルダス電源トランスの電圧はac109vとした。これはdcs Elgar DAコンバータが一番ご機嫌で動く電圧になる。殆どが安定化電源で10%位上げても何ら問題ない。エルガーの+5vメイン電源は特殊な生成方法で、簡易スイッチング電源方式で安定化しており、入力と出力の電圧差が小さく、ac電圧を無負荷で7.5vと合わせた為多分ぎりぎりで動作していた。これが負荷の増大などで平面対向巻きのレギュレーションの悪さで電圧不足となり、耐ノイズレベルを下げた。やっと安定してdcs Elgar DAコンバータは動作するようになったが、ハットする美しさが10グラム位失われて面白くない。原因はカルダスチョークコイルからカルダスケーブルを剥ぎ取ったことだ。

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2018年12月20日 (木)

dcs Elgar DAコンバータlocking対策

1カニンガムcx350古典管パワーアンプはテンポラリーと言えども音色力学は強烈で、ご機嫌でcdを聴いていたら年中止まるようになった。その止まり方がランダムでこれはノイズに違いない。10月に改造を完了して今までは問題が出ていない。ロボットベンチャー黎明期、季節病なるものが存在し季節の変わり目に問題は出た。それに近い感じがして、こりゃあ難問題だ。

2通常は44.1khzのメッセージが出ている。これが突然ハングアップしlockingのメッセージに変わる。これはpllのキャプチャレンジに入れずソフトウエアループしてしまうのだが、通常のDigital Audio Interface Receiver cs8412のようなハードウエアpllは案外鈍いがfpga内部のプログラムによりクリチカルになっている。

5これがデジタル部の全体になる。パルストランスでデジタルデータを受信し、rs422でttlレベル変換して各チャネルのfpgaへ送り込まれる。よってコモン受信はしていない。


3最初はこっちに思い当たるフシがありdp-80を解体して調べてみた。てっきりofc純銅電解コンデンサがトラブルを起こしていないか見たが正常、エルガーの電源も解体して調べたがこれも正常。ofc純銅電解コンデンサは案外しっかり出来ていた。

4 デジタルデータの波形を見るが、オーバーシュートもリンギングも問題ない。


6本格的に対策をしてみる。rs422データラインに銀マイカコン100pを付けるが、効き目なし。


7m+aさんが丁度シールドチューブを持ってきてくれたのでシールド線化してみたが、効き目なし。

8アイソレーショントランスを入れてみるが効き目無し。その他電源の取り方をありとあらゆる方法でやってみるが効き目無し。要するにpllロックがfpgaの内部でプログラムでやっているためノイズを食らってハングアップしたら手が出せない、とゆうことで何日かじぐるったがノーアイディで思案しよう。但しこれらはあんぷおやじ流儀の改造のせいでdcsの責任ではない。

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2018年12月19日 (水)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 了

2_2カルダスチョークインプット電源の威力は凄まじく、こんな美しく力強い音色は聴いたことがない。cx350のプレート電圧は30v近くも下がったが、むしろパワーはコンデンサインプットより出ているように感じられる。だからと言ってチョークインプットの電源が必ずしも良い訳ではなく、カルダスケーブル3.5スクエアをΦ300mmのトロイダルコアに巻いたからに過ぎない。

4パワーは0.5wしか出ないが、マルチアンプならばインピーダンスも正規の16Ωとなり1w以上は出て問題ない。ofc純銅トロイダル出力トランスを巻き直せば現状でもパワーは十分出るが、音質の確保と平面対向巻きの信念は崩せないのでこのまま進むことにした。
5ここで決定的は全てのトランス類をカルダストロイダルトランスにすることで、究極のフィボクリスタルサウンドが完成することになる。トランスにグルグル巻かれたコイルは途中で髪の毛のような細い線になる箇所もあるが、これが全て3.5スクエアになるのだから凄いに決まっている。決まっているがトロイダルコアの外形が巨大化して設置場所の問題も生ずる。しかし最終章はここへ踏み込むしかない。
3パワーはたいして出ないが妙なる音色を聴いていたら、突然プツンと音がとまるりエルガーにlocking表示が、これは一体...?

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2018年12月18日 (火)

音色振動力学 2018年jazzオーディオ総括1

12018年も終わるに当たりamp工房各研究員のオーディオ総括をすることにした。最初に登場はkuraiman社長氏邸で先般マルチアンプシステムで完成したが、パーカショニストのnakaさんから「高域をもう少し強くしたい」と聞いていたのでチャンデバのレベル調整で済むが、駄目押し作業をすることにした。その第一が2a3シングルプレートのカソード抵抗で、ディールの巻き線抵抗(ニクロム抵抗線)をオヤイデ扱いの銅マンガニン線抵抗に交換した。画像のものはΦ0.07だが太い方が音が良いと決めてΦ0.1を使った。この銅マンガニン線に60maの電流を流し、数時間温度上昇試験をしたがボビンの耐熱範囲に入っているのでそのまんま使った。

2次は音質向上が分かり易く決定的な電解コンデンサで、ofc純銅電解コンデンサを2台のマルチアンプの電源に投入した。Φ350mm高さ150mmの紙管に入った巨大コンデンサだが、とんでもない威力に大きさもガマンできる。

3これが本命でただ1本残っていたrcaの2枚プレートの2a3を、カニンガムのcx345に交換した。透明度の上昇にはこれが必須となる。


4作業は丸一日掛かり夕暮れ、jbl2405ツイータを外しウーファとドライバの中間に音像が定位するようにチャンデバの調整をやるが、806ドライバだけの音を聴いた瞬間にアッと驚く音色の良さに「来たな!」と内心思った。最後にjbl2405ツイータを接続してレベルの確認をする。この駄目押しは音色力学を数段引き上げ理想とする音色となり、やっかいもののブルーノートcd(ハイエンドシステムでは殆ど上手く再生できない)のブルートレインを、聴いたことのない活力のjazzを再生して参加者全員がたまげた。次週はパーカショニストのnaka氏邸となる。

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2018年12月17日 (月)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 9

0佐久間さんのコンコルドを訪問してトランス結合の音を聴き、ハンバーグを食べて、こっちの返礼で静岡の山奥、栃沢にある山水園さんの凄みのある新茶を持ち込んで50度の湯で淹れて進ぜた。2005年のことだが、今では何とも懐かしい思い出になる。源流にウエスタンエレクトリックの古典テクノロジーを持つ佐久間式は、古典管を学ぶと同様に意味深いものがある。目先のコロコロ変わるテクノロジーはビジネス上追いかける必要もあるが、フットと我に返った時は時代が自然に醸造した古典テクノロジーがいい。

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目の上のたんこぶの半金属のsiトランジスタを取るには電源にチョークコイルを置かねばならない。しかし、プレートチョークで酷い目に遭ってからチョークコイル恐怖症で控えていた。先ずは名工ミルトさんに巻いてもらったoptの試作品をチョークコイルとした。インダクは42hと大きくその分dcrは12Ωと大きい。これをπ型フィルターに組んで電源のリップルキャンセルをしと、半金属のsiトランジスタを取った。やはり半金属のsiトランジスタより銅のチョークコイルが圧倒的に音が良く、ハム問題は鮮やかに解決した。解決したが、なんてこたあない古典テクノロジーに回帰しただけ。
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たたみ掛けて次ぎなる古典テクノロジーへと進む。色んなことを色んな都合で発言するものだからイチイチ惑わされる。その色んなコトの中にチョークインプット電源がある。こうゆう時は論より証拠に限り、celloのパフォーマンスを紐解いてみた。celloにしてもviolaにしても直流電源の生成にチョークコイルを使用しており、これがトム・コランジェロの駆動力の源と解釈してこれを実践してみた。
6ハッと閃いて、どうせチョークインプット電源をやるならば最強のカルダスチョークを作ったろ。あっちこっちからカルダスケーブルをかき集め、足りない長さはモガミのofcをあてがい巻いてしまった。これが決定的でΦ300mmカルダストロイダルコアチョークコイルは、インダク9hのdcrは何と0.2Ωと、インダクのみのあり得んチョークコイルとなった。電源電圧は350vから320vとチョークインプットの仕組みで下がった。下がったにも係わらず、音に力強さが加わり繊細さと音色の美しさに、これはもう事件です。

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2018年12月16日 (日)

追悼 佐久間駿さん

0昨夜mjのk川氏から佐久間駿さんの訃報が伝えられました。



一昨日,佐久間さんが急逝されました.謹んでご報告いたします.
火曜日(18日)18時から お通夜(お別れ会)
水曜日(19日)12時30分から告別式
【会場】山内六三郎商店 館山斎場
http://www.tes-y.co.jp/annai.html
1無骨な古典管や送信管から何とも繊細な音が流れ、佐久間さんの穏やかな表情と共に優しさを物語っていた。
2唯一無二の佐久間式オーディオアンプ群は世界に散らばった多くの賛同者に、伝説の音となって語り継がれるだろう。ご冥福をお祈りします...残念!

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2018年12月15日 (土)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 8

0佐久間さんのアンプはなぜ音が良いか?アンチ佐久間派はトランスに埋もれてレンジが狭い!とするが、レンジはまるで必要なく聴きたくないレンジまで広げる必要がない。今の世の中「何かが足りない!」を暗示させて「満遍なく必要」とフェイクさせている。我ら天邪鬼族はそれならば「大いに足りない」でjazzオーディオをやったろ、と意を決している。カーボンや酸化金属より赤丸印の銅の方が音が良いのは誰でも理解できる。理解しているのも係わらずトランスの銅より抵抗のカーボンの方が音が良い、とはなぜでしょう。

Photo_2佐久間さんはトランス結合に電源チョークで銅を多用し、入力のヴォリューム(これもニクロム線の巻き線)とハムバランスは巻き線抵抗で抵抗の使用を限界まで減らしており、素材力学上音は良いとなる。トランス結合の銅にも弱点があり、ドライブトランスなんかをハイゲインにして巻き数比を大きく取るとインダクの上昇で、高域ではゲインの存在のみで電流が流れない現象が起き、音がつまらなくなる。ここさえ注意すればよろしい。

1さて我がカニンガムcx350古典管パワーアンプは改良モードに突入です。音はハッとする美しさに可能性を大いに感ずる。ofc純銅電解コンデンサの投入になり、紙管へofc純銅板0.2mmを張り付け、その表面をサンドシートでヘアライン仕上げする。これはエッチングで表面積を稼ぐ手法と同じになる。

2テンポラリーcx350アンプだから電源の主電解コンデンサはフィリップスを使用していた。それをofc純銅電解コンデンサに交換した、途端に聴きなれた潤いに満ちた音となる。

3x次が大問題のジージーブーブーのハム取り対策になる。直熱管は構造上ハムが乗りやすく上記佐久間さんの回路のようにハムバランスを付ける。その抵抗が嫌で7.5vを直流化してハムバランス無しに直接フィラメントカソードをgndしている。cx350管の頭上に銅トランジスタの安定化電源を置きハムを除去した。

5電源電圧350vを10v程度電圧ダウンさせてハムを取った。この段階で漸く音楽が聴けるようになった。2a3の時代もやっていた手法で、しかし素材力学上半金属のsiトランジスタを置くのも大いに疑問が残り、次なる手立てを考えねば...

Sakumaブログを書き終えた途端にd4studio さんから佐久間さんの訃報が入る。次々と巨星落つ!であの時代を作り上げた変え難き文化は又しても遠ざかってしまった。ご冥福を...

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2018年12月14日 (金)

電源力学 ミルトさん dcs Elgar plus DAコンバータ電源最強化1

0パーカショニストのnakaさんがオーディオ感謝祭を開いてくれて、静岡市葵区馬場町39−3にある創作料理の「シンプルズ」さんへ行ってきた。何度も行っている訳ではないが、毎回創意工夫の料理が登場して驚かされる。画像はシリマルエビ(食べたことはない)をフューチャリングしたパスタでこれが滅法いけてるが、nakaさんが「食べたことのないシリマルエビは評価のしようがない」と言われていた。jazz喫茶amp工房の音と一緒で、聴いたことのない音だから来客の皆さんの大半は分からない。シンプルズとゆう名前が信念を表し、料理は素材が一義、オーディオも素材が一義、素材の力をシンプルに借りることで上手い料理となり、良い音とならん。

E1ヴァージョンアップが改良になるとは限らない。ミルトさんのdcs Elgarプラス DAコンバータでは頭を抱え込んでしまった。画像の黄色丸印の部分がまるで違い、一から調べなおしになった。明らかに合理化原価低減化が進み、使用部品の軟弱化が見られ、その影響が音に出なければ良いが。それでも5bitのリングdacのボードは全く同じで救われた。

2先ずは第一の難問がトロイダルトランスの2個で、我がエルガーでは±5v用と±15v用で2個のトランスを使用していたが、エルガープラスでは同じ緑配線とグレー配線が2回路あり、合計8電源にもなる。回路を追っかけるがそれらしい回路は何処にも無い、これは一体?ここからが心理戦でエルガー開発者の心理を読む...読めた!初期エルガーの±5v用と±15v用で2個のトランスを使用していたものを、1個のトランスにしたのだ。従って半分ずつ回路は使っていないはずだ。そこで左トランスの緑線を外し、右トランスのグレー線を外して、電源を投入してみた。何事も無かったように動作して、ここにも合理化の陰があった。

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2018年12月13日 (木)

素材力学 悪魔のrcaジャック

1_2名工ミルトさんが息せき切って飛び込んできた。「amazonで扱っているヴィボー オーディオ ハイエンドグレードRCAプラグソケットメス (4個)のrcaジャックのマイナス側は導通がない!」「そんなバカな?あり得ん」結構使っており今更言われても...所が思い当たるフシが多々起きていたのだ。

2cdのdp-11改造版では時々盛大にハムが出て、その度にrcaケーブルをグリグリやって「我らのケーブルは信頼性がないのう」と思い、今般のcx350古典管アンプではテスト時サイン波が入らないものだから、てっきり+極がとどいていないと思いカルダスに変更してしまった。テスターの100kΩレンジで測定すると絶縁状態を示している。色鮮やかな銅色のメッキは一体何のメッキなのか?ハイエンドね~、余りにも馬鹿馬鹿しいので詮索は止めた。
3気になり純銅スピーカ端子を調べると、ツマミ部メッキは同様に絶縁状態だった。rcaジャックのマイナス側の絶縁やスピーカ端子ツマミの絶縁は、日本のオーディオ文化には無い。海外のオーディオ文化とはこうゆうものか?その音の分からない我等は、耳がまるで文化ではない。又しても悪魔のrcaジャックの登場に駄耳族はしてやられた!

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2018年12月12日 (水)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 7

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さて、カニンガムcx350古典管パワーアンプの開発では次々と事件が起きてしまい、笑うしかない。一番たまげたのはofc純銅トロイダル出力トランスで、スピーカへ接続してテストしている時だが、電源をオフにしてcx350側のコネクターを外してもジージーと小さな音が出ている。摩訶不思議な現象で超発電機構が出来た~?60hzの誘導ハムによりトロイダルコイルがアンテナになった現象だな。あんまり凄いもんだから、パーカショニストのnakaさんと名工ミルトさんに声を掛ける。「???」はnakaさんで「あ!鉱石ラジオと一緒だ」とたまげないのはミルトさん。確かに鉱石ラジオと言われればそうかも知れないが、60hzの低周波だぜ。特別高圧(7.7万v)の直下、Φ1mくらいの大型トロイダルトランスを作れば電力エネルギーが採れるやも。電気事業法が変わってしまい、昔は特別高圧の下に住居は建てられなかったが、現在は平気で建っている。その建物内の最上階へ設置すれば...

2x一応歪みながらも0.8wの出力が確保できたので、メインアンプの位置へ正式に配置してみた。なんとも前衛的な姿に我ながら呆れる。素粒子の加速器みたいで、とてもじゃあないがカニンガムcx350古典管パワーアンプなどと誰も思うまい。音出ししてもっとたまげた。ジージーのハムだらけでとてもじゃあないが聞いていられない。

4これはofc純銅トロイダル出力トランスに60hzの誘導ハムが乗っているのだ。そういやあ、ノグチのファインメットの出力トランスには「電磁誘導に対して敏感に反応しますので配置を考慮して下さい」の一文があったっけ。ノグチはシールドケース付きだがこっちはむき出しの無防備だ。外装の紙管はΦ400mmもあり、これをシールドするのはエライことだ。

3素粒子加速器じゃあない、cx350パワーアンプの中心部がこれ。2本のカニンガムcx350古典管はofc純銅筒に水晶粒を充填して収められている。それを更に円筒型筐体に入れて水晶粒に埋没させている。これを強力ファンで冷却するものだから、通常のcx350管の温度より下がっていて、熱問題は見事にクリアした。

5パワーアンプでハムが出るなんざアンプ作家としたら最低で、随分と落ちこんだ。アンプ内部のgndラインが手抜きで電流回路と信号回路が1本gndになっている。ここを丁寧に分割した。あれやこれやと手当てをしていくとどんどん音がまともになって、漸くテスト用のcdをかけることができた。とんでもない素直な音でたまげるが、まだまだハムが...

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2018年12月11日 (火)

素材力学 ルテニウム振動式整流器 2

02画像出展:wikipedia
1920年代のcx350古典管やルテニウム振動式整流器を取り上げれば「なんだい今更古いテクノロジーを、今やaiの時代だぜ!」となるのでしょうが、人類の進化について考えればキリスト誕生から2,000年経っても、たいした進化はしていない。45億年の地球の歴史から2,000年が瞬間であるならば、産業革命の年代などマイクロセカンドの光の瞬きと言える。7年前になるが、ベルーナのコロッセオを歩いていたら2,000年前のローマ帝国の作った石畳があった。その石畳に使われていた大理石に何と4億年前のアンモナイトの化石があり、おったまげて暫し見入っていた。それはなにやら未来(フィボナッチ数列)を示唆されたていたのだろう。

1_2とゆう我田引水のルテニウム振動式整流器がうまく出来るかどうかは分からない。メカニカル整流器で60hzで振動させれば寿命が?だいたいが開発初期段階は自分の都合の良い方向に解釈してしおかないと前に進まない。電流は流さないからドライスイッチとして1億回/60x60x60(1時間)=約1年と出て、まあ1年くらいは振動疲労に耐えると踏んだ。

3リードリレーは間もなく到着するのでノートブックパソコンを生かして、ソフトウエアのリハビリをしよう。あ!エイサーのノートが全く立ち上がらず青ざめる。ここ3年くらいはパソコンを使っていないから死んでしまった。そこで最低のソフトの入ったダイナブックを生かした。お~、完全に動くではないか、見よ国産の高信頼性を!画像はデバック用の今は無きイエローソフトが立ち上がった。

4続いてマイフェスのエディタを起動するがこれも動いた。しかし日立cpu sh7145の各動作はすっかり忘れてしまい、当分は思い出すためのリハビリとなる。

2さて電流ゼロ開閉の手法は絡め手でやる。電流位相と電圧位相にズレがあるため、電圧検出と電流検出をし電流ゼロ点を見つける。更に全体のタイムマネージメントは電圧ゼロからタイマーを起動させて5μsecの分解能で、リードリレー開閉モードを決める。2個のリードリレーは画像のように交互に動作する。後は学習機能で(aiではない)で最適ゼロポイントを毎サイクルごと算出する。電流ゼロスイッチは産業界では半導体を使って当たり前のようにあるが、これは半導体で使えない。且つcpuなど搭載していないからインテリジェンスは無い。今回のルテニウム振動式整流器はcpu搭載型でインテリジェント整流器(Intelligent rectifier)と呼ぼう。 

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2018年12月 9日 (日)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 6

0不断の努力人コルトレーンと天才リー・モーガンのいい写真がある。ガレスピーに見出された若きトランペッターは、やはりトランペットを上に曲げており、目線先には鬼才トロンボーンのカーティス・フラーがいる。BLP-1577 John Coltrane - Blue Train 1957 Lee Morgan, trumpet; Curtis Fuller, trombone; John Coltrane, tenor sax; Kenny Drew, piano; Paul Chambers, bass; "Philly" Joe Jones, drums. Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, September 15, 1957 ヴァン・ゲルダー両親宅ハッケンサックの録音でコルトレーンがブルーノートに残した唯一のレコードであり名盤中の名盤、共にjazzに身を捧げ若くして亡くなってしまった。名盤1枚この1曲「Blue Train」が上手く再演できれば本望で苦労は報われる。これはAS-9273 The Africa Brass Sessions, Vol. 2 1974の「Song Of The Underground Railroad」の戦うコルトレーンに通ずる名曲と思う。

1未だ苦労の真っ只中、なんだい0.1wの出力は!まるでオーディオ新参者ではないか。まあ、時々プロで時々シロウトで時々落ち込んでいる。ofc純銅トロイダル電源トランスの結合係数が極端に悪く、負荷が加わると電圧が下がる。もうこれ以上巻いても意味なく、仕方がないのでeiトランスをチョッと追加した。困ってもこんな奇想天外は誰もやらないので相談のしようがない。
2次はofc純銅トロイダル出力トランスに手をつける。1次と2次の巻き線レシオが大き過ぎるので2次巻き線(黄色丸印)を増やした。レシオが大きいと2次電流が増えて、磁気飽和が起き易い。白丸印はストレーキャップ防止ギャップだが巻き線を増やした為狭まってしまった。
3cx350の固定バイアス電圧を調整して+領域へ入るぎりぎりに調整した。画像の調整はやり過ぎで+8vまで振っている。
4電源電圧のアップ、出力トランスの巻き線アップ、出力管の振幅アップ、これらをやって波形を見ると3.6vまで出力はアップして約0.8wの出力となって、これで各部の調整をすることにした。
5調整は音でやるため水晶粒防振は必須でofc純銅トロイダル電源トランスへ充填する。
6オシロを3台使い各部の波形を同時観測する。
7これがofc純銅トロイダル出力トランスの勇姿で、Φ400mmの紙管へrch、lchを2段にして収めた。下の段は既に水晶粒を充填してある。
8トランス結合係数の悪い平面対向巻きに拘るものだから2次側の電流(1次60ma時2次900maでトロイダルコアが飽和してしまい、波形歪が出た。2次巻き線を4個分割して重ね巻きをすれば(900ma/4=225ma)解決するが信念に反しており、パワーを取るか音を取るか、思案のしどころとなる。

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2018年12月 7日 (金)

素材力学 ルテニウム振動式整流器序章

5パーカショニストのnakaさんに会社帰りに寄っていただく。とんでもない発明に思わず機密保持は何処かに吹っ飛んでしまい、暴露してしまった。nakaさんとチコ・ハミルトンA-9114 Chico Hamilton - The Further Adventures Of El Chico 1966のcdとレコードオリジナル盤の比較をやるが、ヴァン・ゲルダーはオリジナル盤の方が元気があり、流石ヴァン・ゲルダーでエヴァンスのオリン・キープニューズとはだいぶ違う。たいていは1曲目のGot My Mojo Working が騒々しくて聴くのを止めてしまうが、最近は問題なく聴けるようになった。このレコードはチコがハンガリーから亡命してきたガボール・ザボを引き立ててくれて、ザボフリークの我等はチコに感謝している。Jerome Richardson, flute, alto flute; Charlie Mariano, alto sax; Gabor Szabo, guitar; Ron Carter, bass; Chico Hamilton, drums; Willie Bobo, Victor Pantoja, Latin percussion.Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, May 2, 1966

1x出展:wikipedia
半導体のトランジスタとダイオードは原子番号14のsiで、半金属になり気に入らない。音色のつまらなさはこの半金属と勝手に決めている。今回登場は原子番号44のルテニウム「ルテニウム(英: ruthenium)は原子番号44の元素。元素記号は Ru。漢字では(かねへんに了)と表記される。白金族元素の1つ。貴金属にも分類される。銀白色の硬くて脆い金属(遷移金属)で、比重は12.43、融点は2500 °C、沸点は4100 °C(融点、沸点とも異なる実験値あり)。常温、常圧で安定な結晶構造は、六方最密充填構造 (HCP)。酸化力のある酸に溶ける。王水とはゆっくり反応。希少金属である」となり、ロジュウムのお隣だからオーディオ用には適していると、これまた勝手に決めた。

4その半金属のシリコン整流器を排除するに長い間思案していた。真剣に亜酸化銅整流器を考えたが化け学は苦手で断念した。そこで登場が大正時代(1920年代)のテクノロジーの振動式整流器で、メカニカル整流器なのだ。これだけ古いテクノロジーは団塊より上の世代しか知らないが、日立時代に学んで知識だけは持っていた。サイン波のゼロクロスをリレーを使って切り替えれば電力ゼロで開閉できるから、理論上小容量の超高速リレーを使えば実現可能となる。

6そこで超高速リレーを追っかけたら英国のCynergy3社にあった。勿論リードリレーもリードスイッチも大量に使っていたから、基本的な心配はない。ハイレゾは192khzだがあんぷおやじ流儀は更に高速の200khzサンプリングをやっているから、こうゆうとき時間遅れ無しにリアルタイムで処理できる。だから言語はアッセンブラなのね~。

3x英国Cynergy3社の代理店が見つかったが、rsコンポーネンツも英国だからと調べたら海外取り寄せ品で、直ぐに発注した。ここで青丸印の接点素材はルテニウムとなる。左隣の機種はロジュウムで実績はあるが、オンタイムが1msecでは遅すぎる。ルテニウムのリードリレーは100μsecで開閉電力は1/10に減る。200khzサーボサンプリングしているのでタイムマネージメントは5μsecとなり20の分解能で余裕がある。サイン波の1/2サイクルが8.33msecでサイン波のゼロクロス点を予測して100μsec(オフは70μsec)手前からオンオフして完全なるゼロスイッチを行う。接点動作のバラツキが開閉電力となる。センタータップのofc純銅トロイダルトランスを作り、2個のリードリレーを8.333msec毎に切り替えて全波整流を行う。これで半金属から開放されて、電源はルテニウムを聴くことになる。

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2018年12月 5日 (水)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 5

0x引用:M・A Recordings 「Maria Ana Bobone / Senhora da Lapa (M046A, 1997,98年録音)ポルトガルはリスボンの大聖堂で、天使の歌声と美しいピアノの音が天に向かって舞い上がる、珠玉のヴォーカル・アルバム...リスボンにあるゴシック建築の大聖堂で録音されたもので、たっぷりと残響が載ったヴォーカルとピアノ(ハンブルク・スタインウェイD)はどこまでも美しい。」
maのcdはベーゼンドルファの録音が多いが、このcdは絶対スタインウェイとして聴いていた。案の定上記引用の通りd274と判明した。過日大事なビデオ撮影にしくじり大変落ち込んでいたが最後のピアノの先生方の演奏の時、焼津市大井川文化会館ミュージコのスタインウェイd274はSenhora da Lapa の高音部と同類の金属音を発し、スタインウェイd274の高音部音色をはっきりと記憶した。

1cx350古典管パワーアンプの試験風景がこれ。最初はテクトロオシロtds3012の1台で試験を始めた。

2初段の2c52の増幅状況。規定値1vrmsに対し53vrmsで34dbと大きくゲインした。但し波形歪みは始まっている。53vx√2=75vで70v弱のcx350バイアス電圧は十分に駆動しているが、惜しむらくはプレートのディール50kΩで音が痩せる。

3ofc純銅トロイダル出力トランスの電流測定でそれは起きた。高々350v程度のプレート電流測定に長年相棒を務めたテクトロのオシロtds3012がぶっ飛んだ!

6どうもテクトロのオシロは耐電圧に弱い。最上段のtds3012のch1が壊れ、最下段のtds784cのch1も同様に過去にぶっ飛んでいる。その点中段のレクロイds4354は何ともない。トランスなどコイルを扱うと時々高電圧が発生したりするから仕方のない側面もあるが、ここでも気分は大いに落ちこんでいる。

4更にである、ここが最大の問題点となる。ofc純銅トロイダル出力トランスが僅か1.3vの出力で歪んでしまった。電力換算でたったの0.1wしか出ていない、これは一体?

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2018年12月 3日 (月)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 4

0_2cx345のシングルアンプならば2a3程度の回路で動作し、比較的容易に出来る。cx350になると深いバイアスで3段若しくはトランスドライブになる。本番は2段のトランスドライブを考えている。2a3程度の回路でも使う部品が多く、音色と情報量を持った部品の組み合わせは複雑怪奇で難儀する。なのに最近のトランジスタアンプはopampが主体だが、チップマウンターでペタペタ部品を貼り付ける便利さから回路部品は天文学的に多い。よって音色と情報量を持った部品の組み合わせは不可能となり、コストと利便性から部品は決定される。

6 violaの数百万円もするチャンデバに安そうなフィルムコンやチップ抵抗が使われ、分解駆動はするが音色では単純な真空管に勝てない。まあ、お好きにどうぞの世界だが、繊細に分解して強烈に駆動するを取るか、駆動はしないが妙なる音色と色気を取るかになる。

1ofc純銅トロイダル電源トランスと安定化電源が完成したので、amp部(未塗装)を紙管へ積んでイメージを掴んでみた。

2続いてamp部の組み立て配線に入る。もうアンプの体をなさず工業用製品の無骨なイメージとなり「ロボット屋の真頂だな~」と1人悦に入る。構成はドライブ管に2c52、入り口と段間カップリングコンデンサにduelund社の銅コンデンサを使い、プレート抵抗はニクロム線で音が痩せるがディールしかなく50kΩを使い、バイアスはスペクトロールの多回転ポテンショメータを使い、cx350のグリッドはチョークコイルとして直流抵抗を下げた。

5「あんぷおやじ~、生きているかい?」久しぶりにハノイ駿河屋さんから電話が入る。「いや~、アンプ作りで大混乱しています!」「ラインアンプをプレートチョークにしたら音がバリバリ出て凄い!」駿河屋さんの意味は良く分かり、ラインアンプ程度の低ゲインならば銅線のチョークが音色的にも良いが、ドライブ段の高ゲインのハイインダクタンスにすると高い周波数帯でゲインは存在するが電流は流れない現象で音はつまらなくなり、よってディールの50kΩとなった。

3「あんぷおやじ~、掃除機を使います」「いや、もうちょっと待って」名工ミルトさんが掃除機を使うからとみえた。「cx350の銅管がベコベコしてみっともないね」「そのトオーリ、0.5mm厚のofc純銅板できちんとした円筒を作り、水晶粒を充填しアンプ表面へ出し空冷とする特許構造なのね~」

4電源部とアンプ部が完成して次は動作テストに入る。ここからが怒涛の苦労の連続になり、その苦労を今更ながら楽しんでいるが早く良い音を聴きたい。今回からアンプ部は円筒に収めるためmdfの円盤を切り出して円形に配置した。将来は球体にするための前哨戦になる。

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2018年12月 1日 (土)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 3

02010年から2a3cパラシングルにプライトロンの出力トランスのパワーアンプになって、なんやかんや8年も使い続けた。多作系ではないのでアンプの製作数などたかが知れている。アンプを替えることは土台を替えることで、被害甚大でそう易々と入れ替えは出来ない。苦労して構築した音を最初からやり直しになる。逆説的だが、音の構築のやり直しが発生しないようなアンプならば作らない方が良い。大して変わっていないのだから勿体ない。だから今回は気が重いのであります。

2ofc純銅トロイダルトランスが完成して次は、mj15024と1502による安定化電源の製作となる。回路は小学生の回路で単純明快、こんな所で凝ったところでたかが知れている。cx350のプレートは非安定化、2c52は安定化、-70vのバイアスは安定化、cx350フィラメントは安定化した。
1cx350のフィラメントは7.5vで1,5aの電流となり丁寧に動作をみる。
3そのcx350フィラメント安定化電源は、精密に7.5vに合わせられないのがzdだけの安定化電源の不便さになる。
4cx350-70vバイアスの安定化。
5ドライブ管2c52の+b電圧の安定化。cx350の+b電源はトロイダルトランスの巻き限界で、仕方がないのでフツーのトランスを追加して+350vとした。
6安定化電源の完成でofc純銅トロイダル電源トランスを紙管へ納める。増幅部と電源部ではたいてい増幅部の方が身分を高く扱うが、電源が音を出しているから電源の方が身分は高い。半金属のトランジスタはどうひっくり返っても音は悪く出来るだけ使わない方が良い。整流管や真空管の電源が理想的だが内部抵抗が高く電源密結合から外れてしまうため、やむなくダイオードとトランジスタを使用している。だから通過半金属の数は出来るだけ少なくする必要があって、回路は小学生の回路となる訳。

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