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2018年12月17日 (月)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 9

0佐久間さんのコンコルドを訪問してトランス結合の音を聴き、ハンバーグを食べて、こっちの返礼で静岡の山奥、栃沢にある山水園さんの凄みのある新茶を持ち込んで50度の湯で淹れて進ぜた。2005年のことだが、今では何とも懐かしい思い出になる。源流にウエスタンエレクトリックの古典テクノロジーを持つ佐久間式は、古典管を学ぶと同様に意味深いものがある。目先のコロコロ変わるテクノロジーはビジネス上追いかける必要もあるが、フットと我に返った時は時代が自然に醸造した古典テクノロジーがいい。

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目の上のたんこぶの半金属のsiトランジスタを取るには電源にチョークコイルを置かねばならない。しかし、プレートチョークで酷い目に遭ってからチョークコイル恐怖症で控えていた。先ずは名工ミルトさんに巻いてもらったoptの試作品をチョークコイルとした。インダクは42hと大きくその分dcrは12Ωと大きい。これをπ型フィルターに組んで電源のリップルキャンセルをしと、半金属のsiトランジスタを取った。やはり半金属のsiトランジスタより銅のチョークコイルが圧倒的に音が良く、ハム問題は鮮やかに解決した。解決したが、なんてこたあない古典テクノロジーに回帰しただけ。
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たたみ掛けて次ぎなる古典テクノロジーへと進む。色んなことを色んな都合で発言するものだからイチイチ惑わされる。その色んなコトの中にチョークインプット電源がある。こうゆう時は論より証拠に限り、celloのパフォーマンスを紐解いてみた。celloにしてもviolaにしても直流電源の生成にチョークコイルを使用しており、これがトム・コランジェロの駆動力の源と解釈してこれを実践してみた。
6ハッと閃いて、どうせチョークインプット電源をやるならば最強のカルダスチョークを作ったろ。あっちこっちからカルダスケーブルをかき集め、足りない長さはモガミのofcをあてがい巻いてしまった。これが決定的でΦ300mmカルダストロイダルコアチョークコイルは、インダク9hのdcrは何と0.2Ωと、インダクのみのあり得んチョークコイルとなった。電源電圧は350vから320vとチョークインプットの仕組みで下がった。下がったにも係わらず、音に力強さが加わり繊細さと音色の美しさに、これはもう事件です。

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