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2018年12月28日 (金)

振動力学 トロイダルトランス平面対向巻き実践編2

1「どうでした?」
「ダメです!」
電話の先は落ち込んだ名工ミルトさんでありました。こっちはエルガー用のカルダストランスの実験中で手が離せない。理屈や理論に合わないのは一番気持ちが悪く出かけることにした。「電力はどの位ですかね~」「300wです」ならばamp工房より少し大きくて問題ないはず。電力測定用で抵抗を持参する。0.1Ωの抵抗に流れる電流を測定すれば電力は出る。画像はミルトさん仕様のフィボクリスタル充填前の「ofc純銅フィボクリスタル防振トロイダル電源トランス」の2段重ね。

3電力測定はパワーアンプMark Levinson No.23.5L とAMCRON COM-TECH210とrca2a3アンプ、ラインアンプ、チャンデバ、dcsエルガーにcdpのdp-80と随分多い。先ずは大物のMark Levinson No.23.5Lを測定する。大きい!アイドリングのrmsで300wはあり、これで既に限界、その他を入れて合計で約600wと出た。

2これが「ダメです!」の実態で設計値の2倍のトランス容量を必要としている。これではどうあがいても無理で、先ずは大飯食らいのMark Levinson No.23.5Lを外し、クラウンのcomtec210とrca2a3で2wayとした。音がボケボケで即断念。「後からMark Levinson No.23.5Lを入れたら動作しました」「あ、そげだ!」レヴィンソンとrca2a3の2wayで音出しすると、これはいける。

4x電圧波形はトランスの容量オーバーで歪み、その歪み音がハム状になって375ドライバから出る。jazzが流れ出すと2a3アンプのハムみたいなもので我慢できる。ツイータを外しレベル調整をやる。まだボケボケ、楽器位置を若干高めにしてほぼ調整の限界。このボケボケの音色力学に入ればシメタもので、kuraiman社長氏邸の音色力学調整時と同じになり、漸くミルトさん邸も土俵に乗った。Mark Levinson No.23.5Lは良いアンプだが大飯食らいが困る。早い所cx350古典管トランス結合省エネアンプを作らねば。それにしてもjbl375ドライバは地上最強のドライバと思う。

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