再生力学 ofc純銅電解コンデンサ再生1
プリウスモータを回したサーボアンプに使った電解コンデンサは、12000μf450vで高さ220mmもある巨大なもの。これ以上の耐電圧は無く、2個直列接続してac電源400v、dc電源800vに対応する。電解コンデンサは生きもので放置しておいても干からびてしまう為、新型cx350パワーアンプに使うことにした。マイナス極は200mm幅もあり最大のofc純銅電解コンデンサになる。現在はシール技術がトロいため3年持てば良い方で、干からびたら再生の必要がある。
kuraiman社長氏から引き上げたofc純銅電解コンデンサは、3年経って20μfだったものが1μfと減少していた。テーピングを解いてマイナス極をバリバリと剥がす。
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電解紙がプラス極のofc純銅板にこびり付いており、これを丁寧にそぎ落とす。
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次にofc純銅板をひっくり返して新品側の面を表に出す。次の再生の時は両面酸化しているため、覚悟して酸化した表面を研磨する。パーカショニストのnakaさんがこの研磨を生業としているため、ピンチの時はお願いしよう。。
Φ300mmの紙管に巻きつけてネジ止めし、ofc純銅板の表面をサンドシートの#600を使ってヘアライン仕上げを行う。これは表面のリフレッシュと共に表面積を稼ぎコンデンサ容量の増大を狙う。この再生はパーカショニストのnakaさんrca2a3パワーアンプ用で、音色カイゼンを一気に進める。
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