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2019年2月24日 (日)

音色力学 altec 515b用水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス5

0突然閃いて夕方出社すると上海駿河屋さんから電話が入り「生きている?」ときた。「まあ、ボチボチ」「ん、じゃあ今から伺うよ」ムンドルフの太いコイルを持参で見えてくれた。「良い音だね」と評価してくれて、「この骨董altecでこうゆう音を出すことに意義がある」と続けた。相変わらずのスゴ耳で表現が的確です。エヴァンスを聴きながらjazz談義となり、エヴァンスのピアノ演奏が白人でありながらスイングする秘密は、裏拍の更に微妙に何度かずれている感覚と教えてくれた。続いてコルトレーンではシーツサウンドについて「コルトレーンは何を考えて吹いているのだろうか?」とつぶやく。その何をとは狭い帯域のテナーで縦横無尽に音符を吐き出すスゴさを言っていた。

1続いてハイレゾ談義となり、身近なオーディオ仲間でハイレゾに凝っている御仁が居られるが、音がイマイチとのことだった。「そうでしょうよ、192khz24bitをまともに再生するには電源は最低でも+5vにしてメモリはスタティックramに限り、cpuを使わずfpgaロジックで吐き出し、電源はリニア電源にしてスイッチング電源などは厳禁、デジタルを出来るだけ動かさずノイズレベルは24bitに対応して下げる。daコンバータはdcs辺りのディスクリートを使う必要がある」と力説した。あんぷおやじ流儀で開発はどうだろうか?としていたら、後日m+aさんが「ハイレゾソースに中古は無いから高い!」と切り捨てられてハイレゾオーディオは無し。

2閑話休題、515b用水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランスでプッシュプル用は見通しがついて元に戻り、シングルの検討をする。磁束密度はb=(μ/l)xnxiとなり、見かけ上の透磁率を下げて磁気飽和を防ぐには磁気ギャップを付ければ良い。そこでトロイダルコアを切断することにした。

3これがとんでもない苦労でやらなきゃあ良かった。丁度居合わせた上海駿河屋さんが「コンターマシンを使わないの?」と呆れ顔。鉄ノコでギリギリと切り始めるが2時間も掛かってしまった。切断すると途端にトロイダルコアが崩れ始めて青ざめる。

40.3mmの磁気ギャップ用の紙を挟み開口部を両側から押さえテーピングして体裁を整える。vsf0.75スクエアを302ターン巻いて4h強あったが、μの低下でインダクはどうなるだろうか?

5何と200mhまで低下してしまいコイルの体を成していないし、第一ギャップの唸りが生じてこのクラスのトロイダルコアを切断して磁気ギャップを付けるのは大失敗と判断した。磁気ギャップの厳密な管理が出来れば何とかなるが、たかだか6wでこの唸りはどうしょうもない。まあ、やってみなけりゃあ分からないから、これで良しとしよう。

6_2しからばプッシュプルになるのか?いやいやパラレルフィードもあるじゃあないか。ウエスタンエレクトリックのwe92a回路を参考にすれば良い。原型の負荷抵抗を水晶粒防振構造トロイダルコアチョーク(赤丸印)に変更し、出力トランスと合成負荷となるように2倍にしておく。カップリングコンデンサ(黄色丸印)は最高音質の+極も純銅にした純銅電解コンデンサを投入する。これでシングルの手法も決まりプッシュか?シングルか?大いに迷いましょう。

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