« 音色力学 altec 515b用水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス2 | トップページ | 音色力学 altec 515b用水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス4 »

2019年2月20日 (水)

音色力学 altec 515b用水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス3

01インダクがどう計算しても合わない。合わないと気持ちが悪いから延々と計算をし続けている。しかし次なる文章を見つけて「比透磁率μsは一定値とならず複雑なカーブとなり、上昇時と下降時でヒステリシスが発生します。これらの誤差を考慮した正確な計算はほとんど困難といっても過言ではない。なぜ鉄はこのような複雑な特性を示すのでしょう?有力な説は鉄原子の磁気双極子のアンバランス説です。」やっぱりな!と気持ちの悪さが消えた。

02カルダス出力トランスのインダクタンス再評価。
磁化力h=i(a)n(t)/l(m)=0.011x768/1.005=8.4(a/m)この8.4(a/m)の時の透磁率μは特性表から0.029(h/m)となる。インダクl=n^2x(μxs/l)=768^2x(0.029x0.0009/1.005)=15.4hと出た。実測ac100vの60zの11maでは24.1hとなり、誤差を無くす手法を持ちいても計算式とだいぶ違う。

1磁束密度計算の第一、変動する透磁率μが出てこない交流の磁束密度の計算法。bpeak=vrms/4.44πxfxsxn=100/4.44x3.14x20x0.0009x768=0.5(wb/㎡)となる。特性表の赤丸印、
注:T(テスラー)1T=1Wb/㎡

2磁束密度計算の第二、cx350直流電流50maによる磁束密度の計算法。b=(μ/l)xnxi=(0.029/1.005)x768x0.05(a)=1.1(wb/㎡)となる。特性表の黄色丸印、

3xxこの計算第一と第二を加算したものがcx350の出力トランスの直流と交流の磁束密度となる。特性表の青丸印、磁気飽和を発生するレベルとなった。単純な計算式で直流50maの磁化力はh=i(a)n(t)/l(m)=0.05x768/1.005=38(a/m)となり、黒丸印の位置で十分飽和に足る値となり、こっちの計算はまあまあ一致した。

0_2しからばタムラなんかはどうして出力トランスを設計しているのだろうか?その答えを久しぶりに訪ねてくれたd4studio さんが解説してくれた。「utcなんかをバラして参考にしたらしい」、しからばutcはどうしたのだろうか?多分何処かの原型を参考にして、それに実験結果を加えて熟成させたのだろう。とゆう訳で一筋縄でいかない出力トランスは歴史の重みの上に成り立っているのだ。

5amp工房のオーディオ装置が狂気の世界に入っているコトにたまげたd4studioさんから「このシステムをもっと世に知らしめよう!」と激励された。こっちにしてみればプロの写真家が旋盤やフライス盤をスタジオの持ち込む方が狂気の世界と思っているから、心強い仲間なのだ。氏が帰られてから途端に思いつき、固い頭を一度破壊しようとトロイダルトランスを巻いた。過去のものを参考にして美しく出来たところで音は超えられない。無いものを作ろう!

62次側巻き線は2500ターン前後、多すぎてカウントしていない。これにカルダスケーブルを想定して0.75スクエアのvsfを均等巻きで100ターンとした。これに20hz~20khzの2vrmsを印加する。

7x20hzの電流は約50marmsでインピーダンスは2/0.05=40Ω、まあチョット低いがいいか。周波数が上がればインピーダンスは上がるし20hzは必要なく50hzで十分と思っている。

8こちらが2khz時の出力で、何と46vrmsの67vpeakはcx350管を直接ドライブできる。レシオは46/2=23倍、27dbのハイゲインとなった。


9そうなんです、どうせ前段のチャンデバ出力も出力トランス並みの低インピーダンス駆動にするからこれで良い。回路はドライブトランス1個にcx350古典管1個に出力トランス1個のみで、抵抗コンデンサは1個も使っていない。

4

佐久間さんはウエスタン流でバッファアンプとかブースタアンプと称していたが、あんぷおやじ流儀ではこのcx350管1個でパワーアンプとなる。音の透明度鮮度はモノを無くすから上がる訳ではなくて、どれだけ音色力学に徹するコトが出来るかに掛かっている。ドライブトランスの1次側と出力トランスの2次側は3.5スクエアのカルダスケーブルになるから、ここが音色のポイントとなる。前衛は既存のものを破壊して再構築するところから生まれ、あんぷおやじ流儀は古典歌麿の浮世絵を参考にスーパーリアリズムに挑んでいる。

|

« 音色力学 altec 515b用水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス2 | トップページ | 音色力学 altec 515b用水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス4 »