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2019年3月19日 (火)

測定器力学 オーディオのicu(集中治療室)

0何十年も扱っているオシロスコープを壊してしまうなど思いもしなかった。全く素人じみて情けないが、マニュアルなど全く読まない悪癖が原因であります。最初はtds784cで続いてtds3012で、これには流石に参りました。韓国で440vエレベータ15kwサーボモータのテストをした時、dc電圧で回生時600vを超えて測定していたがtds3012はビクともしなかった。テクトロは壊れ易くレクロイは壊れない。これは一体なぜ?そこで何十年も経った今、オシロスコープの入力仕様を調べてみた。

01tds3012のbncジャックに150vrms catⅠとあり、これはスパイクノイズを含めてカテゴリーⅠでは800vまで耐えるとある。今までは平気でdc電圧400vを測定していたが、これはマズイ。tds784cでは300vcatⅡ、レクロイの4354では400vpeakのcatⅡとなって、レクロイが格別強い訳でもない。上記トロイダルトランスは巻き線が2500tもあり、テスト時配線が外れてジージー音が出て、この時とんでもな高電圧が発生して壊していたのだ。

1現在は映像の世紀で見たものを信ずる時代だから、オシロスコープを沢山用意して「全部見てやろうシステム」にしてある。一番上のtds3012は赤丸印のch1がぶっ飛び、一番下のtds784cはch1,3がぶっ飛んでいる。真ん中のレクロイは電圧測定の方法やその他で難があり...(脳がテクトロ化されておりレクロイは体質に合わない)、システム崩壊で何とかしなくてはならない。

2そこで先ずは真ん中のレクロイを入れ替えることにして、オークションでtds754c(784cのサンプリング遅い機種)の出物を入手した。併せて電圧1/10回路を作りトランスなどスパイクノイズの出るものは必ずこの回路を経由させる用システム変更した。

3とまあ、ここまでは正統的で良かったが「まあいいや!」とテキトーに入札しておいたtds784d dpo(デジタル・フォスファー・オシロスコープ Digital Phosphor Oscilloscope)を落札してしまい、終活でモノを減らさなくてはいけない状況に逆行してしまった。dpoではtds3012を使っており、便利この上ないが液晶だから遅い。このtds784dは名機でブラウン管の美しさと速度は特筆モンで、測定器マニアの真骨頂と相成った。

4dpo(デジタル・フォスファー)は模擬カートリッジ出力(5mv)をノイズから導き出し視覚化して素晴らしく、tds3012の比ではない。5mvでもこの程度にノイズに埋もれる。0dbを1vとしたならば1/200でdaコンバータに例えれば8bit相当になる。ハイレゾで24bitならば絶対と安心する御仁も、24bitのdaコンバータを作ってみれば下位の何bitかは空気みたいなものに気がつくはず。

5お陰さんで測定器力学オーディオのicu(集中治療室)が完成して、アンプ製作時の視覚化により便利さと楽しさが倍増した。プローブの新品は今やオシロスコープよりも高い時代だから、自前用で1:1のプローブ〔黄色丸印)を何本か作り節約した。サンプリングの高分解能も高速cpuボードの開発をほとんどやっていない現在、十分過ぎる性能になった。オシロスコープ入力のカテゴリーⅠやⅡには十分注意しよう。
niftyのココログが全面リニューアルとなり過剰親切で大いに迷惑している。オペレーシュンが変われば慣れるまでに時間は掛かり、不便も慣れてしまえば便利だからイラン心配はして欲しくない。肝心なソフトウエアのバグの方がよっぽど罪なのに、皆でやれば怖くない...バグが肯定される文化(バグは出ても仕方ない)は大いにおかしい。

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