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2019年3月 8日 (金)

音色力学 電磁鋼板と極限古典管パワーアンプ

0電磁鋼板の相関図で一目瞭然に分かり、我らが日立のファインメットが一番優秀で世界に誇れる技術と思う。そのファインメット出力トランスの評判はすこぶる良く、早速仕入れて音を聴いたがフツーのノグチのトランスよりも別にで大いに悩んだ。これは電磁鋼板と音色に直接的な関係性がないコトを暗示していた。インダクタンスは透磁率に左右されるため、ファインメットやパーマロイは少ない巻き線でインダクタンスが十分に取れて小型化できる。その点方向性電磁鋼板は大型になり、多分この形状差が振動力学に影響すると思えるから、ファインメットやパーマロイでも大型ならば方向性電磁鋼板を越えられると思う。また少ない巻き線でインダクが十分に取れればQはカイゼンされ音は良くなる。振動力学とコイルの素材とQがトランス音色の決め手になるのでしょう。でありますから、無方向性電磁鋼板->方向性電磁鋼板->アモルファス&パーマロイ電磁鋼板->ファインメット電磁鋼板の順で音が良くなるに決まっているし、レコード->cd->sacd->ハイレゾの順でも音が良くなるに決まっている。テクノロジーの進化と音の良くなり方は必ず比例していると信念している。従ってその順になっていないならば大いに問題点が潜んでおり、ビジネスチャンスなのでしょう。出でよ本物の新世代エンジア!

7交流の磁束密度の計算を繰り返していたらとんでもないコトを発見した。CQ出版社「トロイダル・コア活用百科」の29ページ、コア内磁束密度の計算式で√2π=4.44だから次式のπは不要でvrms/4.44xfxsxnが正解、やられた!我ら磁気素人はこのような参考書がバイブルで、経典が間違っていたのでは洒落にもならない。頼むよ~執筆者...1年以上もやっていた計算式がパーで、今から全部の計算式のやり直しと「トロイダル・コア活用百科」は信用出来ないから他の計算式の間違い発見になる。直ぐに2箇所の間違いを発見!

2_2ウエスタンの7aアンプは部品点数が極限の古典管パワーアンプで、これならば音色力学上問題点が直ぐに分かり解決し易い。これが通常のトランジスタアンプでは無限と思えるほど音色構成部品の組み合わせがあり、その偶然性又はトム・コランジェロの凄腕によりviolaのようなアンプが出来る。我らに残された時間は少ないから和食のように素材の味を前面に出した手法に限り、極限古典管パワーアンプ構想となった。その回路図がこれ。

3_2プッシュプル用の水晶粒防振トロイダルトランス巻き線手法の見通しがついた為、古典管パワーアンプはこの画像の部品構成となる。ドライブトランス1個、cx350管又はデフォレスト450管2個、出力トランス1個となり、抵抗コンデンサは1個も使っていない。この画像に電源部は無いが、電源部にはやむを得ず抵抗コンデンサと半導体の使用はあるものの、最小限に止めるべく検討中。

4極限古典管パワーアンプの最大のポイントは水晶粒防振トロイダルトランスの巻き線素材で、ターン数が数百ターンを超える場合はofcΦ1.0のポリウレタン線を使い、それ以下の場合はカルダスケーブルの3.5スクエアと2.0スクエアを使う。

Mks2付録:単位系変換
昔、某大学と共同研究でブラシレスdcモータの低速時におけるセンサレス制御をdq変換でやっていた時、演算式提出の教授はmks単位系、こっちはcgsやmksのごちゃ混ぜで1年間棒に振ったことがあった。単位のディメンジョンを合わせるコトは先ず第一歩で、そこをきちんとしないと始まらない。μの透磁率の表記は怪しいものが多く、磁気回路計算の根幹に関わる部分でここは明快にしよう。さて「トロイダル・コア活用百科」について悪態をついたが、少しは終息の兆しも見えており更なる真の計算式の探求となる。通常の出力トランス設計法は伝統に上に成り立った経験則で、我らのゼロからのスタートではないから間違いは無いが、開発した気分にもならないし面白くは無いね。

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