« 音色力学 tsd15mcトランスとイコライザアンプ 了 | トップページ | ”live”at the honeyscklerose 安部久美子さん録音現場立会い »

2019年3月29日 (金)

加振力学 ファンクションジェネレータhp3325a

1_7 ロボット仲間のm氏が県総の帰りに寄ってくれた。お互い県総(県立総合病院)へ通う身の上となり、開発者人生いささか年をとり過ぎた。「できるかどうか分かりません!」「やるのだよ、やれよ!」はm氏の部下との会話で、現代の若者の多くは安全主義者になりつつあるのか?石橋を叩いていたのではロボットのiaiは生まれなかった。日本の生産技術力が年々低下して嘆かわしい、と評論家殿がのたもうているが「あんたがやれよ!」と言いたい。振動力学は防振もあるが加振もあり両輪なのだ。今般はm氏との共同研究で加振力学となり、周波数、波形、加振レベルとなればshコアでdaコンバータを使っても自在に出来るが、汎用性でファンクションジェネレータhp3325aを使うことにした。

2_6 ファンクションジェネレータhp3325aから強烈に焦げる臭いがして青ざめる。m氏にはサイン波、矩形波、ノコギリ波が出ることだけを説明し、帰られてから慌てて解体する。この3325aの年代になるとcpuが全てを支配してdaコンバータでサイン波などを出力している。先ずはhfampとdaコンバータの搭載されたアナログボードを取り出す。赤丸印のhfampが焼けている。

3_6 鼻歌交じりにトランジスタアンプのトランジスタが壊れたのでしょうから手持ちのトランジスタに交換すれば良い、などと思っていたらスペックは20mhzもあり、おいおい高周波アンプでオーディオアンプなんかじゃあない。nchの2n3866なんかftが500mhzもあり、手持ちのトランジスタに適合するものなどありゃあしない。一気に緊張感が走り、トランジスタ全数チェックを行うとトランジスタは生きている。画像の抵抗が焼損しただけで、果たして原因は?画像の金属タンタルコンデンサに1980年代の製造時からまとわり付いていたハンダクズが劣化して、移動の際の振動でリード線と金属ケースの間で短絡を起こし、抵抗に過大な電流を流しただけでトランジスタには関係なかった。ハンダクズを撤去する。

4_6 20mhzのアンプは簡単には出来ないし、しかも高速ゆえ電流アンプになっている。これに比べたら高々100khzのオーディオアンプなんか簡単なものだ。しかし抵抗1本の焼損で店中嫌な臭いが漂うのだから凄いものだね。焼けても断線はしていないからエージングを続けて様子をみた。

5_3 問題なしとなり焼損抵抗の交換になるが、12Ωの抵抗なんてありゃあしない。そこでコパルの多回転巻き線抵抗の200Ωを調整して12Ωとし取り付けた。ヒューレット・パッカードの3325aの技術は素晴らしく、我らの技術レベルより数段上に思う。ディスクリートの20mhzアンプが仮に1チップで出来る時代であれば技術力の低下は免れず、日本の生産技術力の低下の一端にも便利icが原因しているやも。

6_3加振力学で振動出力する周波数はせいぜいkhzが上限だから手持ちの1kwアムクロンのパワーアンプでも可能だし、何kw単位になるのであればプリウスモータ10kwを回したサーボアンプ(デジタルアンプ)が登場する。ロボット仲間のm氏から相談を受けている加振力学は未知でやってみなければ分からない。だから研究を重ねるので、分かっていることをやるのはオーディオも含めて全く面白くない。判断を誤りがちな善悪ではなくて、面白いか?面白くないか?が人生最終章の選択肢なのだ。

|

« 音色力学 tsd15mcトランスとイコライザアンプ 了 | トップページ | ”live”at the honeyscklerose 安部久美子さん録音現場立会い »