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2019年4月 2日 (火)

音色力学 驚異のリマスターcd 「Light In The Attic Records」のGabor Szabo Jazz Raga 3

1_6 名工ミルトさんのお店に出かけて密談をしていると、引きも切らずにお客さんがみえる。特に映像関係とかdvdの製作やコピーが多いようだ。最近ちょくちょく県総へ出かけるが、道中にあるものだから行きか帰りに時々寄る。「驚異のリマスターcd 「Light In The Attic Records」のGabor Szabo Jazz Ragaはレコードの比ではない」と言うとミルトさんは「レコードも良いですよ!」と言う。そこで気になっているのが「Light In The Attic Records」のリマスタlpで、これもオリジナルより凄いのではないだろうか?しかしこのlpも供給は既に無い。
2_8amp工房へ戻り早速cdとlpを正当に評価することにした。正当と言っても「Light In The Attic Records」のcdはコピーになり、インパルス盤はバリバリのオリジナル盤とcdにハンディがある。
A-9128 Gabor Szabo - Jazz Raga
1966 Gabor Szabo, guitar, sitar; Johnny Gregg, bass; "Pretty" Purdie, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 4, 1966
Comin' Back
Sophisticated Wheels
Krishna
Summertime
Caravan
全曲出色だが8月4日録音のCaravanとSummertimeが抜群に良い。
Gabor Szabo, guitar, sitar; Johnny Gregg, bass; Bob Bushnell, Fender bass guitar; "Pretty" Purdie, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 17, 1966
Mizrab
Search For Nirvana
Walking On Nails
Paint It Black
Ravi
Raga Doll
8月17日録音のMizrabはGabor Szaboオリジナルの名曲で、生涯演奏することになる。またraviは勿論シタールの巨匠ラヴィ・シャンカールに捧げた曲になる。ラヴィ・シャンカールとなれば1996年冬のニューヨーク、カーネギーホールの前に立つとラヴィ・シャンカールの演奏会だった...聴いておけば良かった。
6_5 ガボール・ザボ研究ではどうしてもビートルズが出てきてしまう。ジョージ・ハリスンがインド音楽に目覚めシタールを演奏したものだからjazz ragaでは全編に渡りシタールの演奏がフィーチャーされて、これはガボール・ザボが演奏してオーバーダビングしたものだ。インド音楽シタールとなれば正当なjazzとはならなくなり、少々妖しげでそれが功を奏してマイナーな「Light In The Attic Records」リマスタcdとなり、ガボール・ザボは死してjazzのエネルギーを後世に伝えた。
3_8 先ずはバリバリインパルスオリジナル盤との比較をする。特にたまげるのがレコードでは情報が埋もれてしまって出てこない。音色力学とはどうやら情報力学に左右されているような気がしてきた。情報が足りないから音色も分厚くならず痩せて干からびてしまう。jazzは分厚ければ情報なんかいらねえや!と粋がっていたが、そうでもない事実が出てきてしまった。分厚くするには必要な部分の情報は限りなく沢山要るとゆうことか?
4_8 ここまでやられたのではレコードも引き下がってはいられない。壁の一方を指しレキシントン盤の上物は10万円だぜ!からトロンボーンのジェイ・ジェイ・ジョンソンを登場させることにした。
BLP 1505 The Eminent Jay Jay Johnson, Volume 1 1956
Clifford Brown, trumpet; Jay Jay Johnson, trombone; Jimmy Heath, tenor, baritone sax; John Lewis, piano; Percy Heath, bass; Kenny Clarke, drums.
WOR Studios, NYC, June 22, 1953
Capri
Lover Man
Turnpike
Sketch One
Get Happy
Jay Jay Johnson, trombone; Wynton Kelly, piano; Charles Mingus, bass; Kenny Clarke, drums; "Sabu" Martinez, congas #1-3,5.
Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, September 24, 1954
Too Marvelous For Words
Jay
Old Devil Moon
It's You Or No One
Coffee Pot
注意しなければいけないのがworスタジオ録音で、レキシントン盤だからといって十把一絡げでは正当な評価にはならない。blp-1505の面子を見て欲しい、jazzの天才鬼才たちがキラボシの如く。比較はヴァン・ゲルダー録音の名曲Old Devil Moonとした。余談だが、イングルウッド・クリフスの立派なスタジオより、ハッケンサック両親の居間での録音の方がエネルギーを感ずる。結果は単純明快でjazzエネルギーは驚異のリマスターcd「Light In The Attic Records」Gabor Szabo Jazz Ragaの勝ちで、やはり大事件です。後日名工ミルトさんから「Jazz Ragaのcdが見つかった~」と連絡があり羨ましい!

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