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2019年4月10日 (水)

音色力学 t2audiostudio訪問記

1_12結局の所、時代のエネルギーは空気(空気感などではなく実際の空気)が支配していると想像でき、jazzの音色力学の探求には1950年代60年代の録音環境に目を向ける必要がある。画像はビートルズ時代のアビイ・ロード・スタジオの真空管コンソールREDD.18とEMIのモノラルテープレコーダBTR-2になる。フェーダ1つとってもゴツ~いシロモノで、これが音楽を作る原点に思える。ビートルズの録音はオール真空管式だからマスターテープの音は良いに違いない。ヴァン・ゲルダーは神秘主義者?いや秘密主義者でスタジオの写真など余り無かったが、没後出てきたようだ。ヨーロッパはbtrマシンでアメリカはampexマシンとなり、半導体に移る前は共に音が良かった。

2_12 そして現代、amp研究会音色力学の探求に、メンバー全員でt2audiostudio 坪井氏を訪問することにした。 清水銀座通りから少し旧清水警察署寄りで、中学時代の担任教師の若杉先生のお寺の真ん前になる。いきなり広いスタジオ空間で、え!清水銀座通りの裏手で東京ではないんだぜ、そこにこんな凄いスタジオがあるなんてamp工房と同じ清水の奇跡や?チューニングされたヤマハのグランドピアノgタイプが無造作に置かれており、弾くと良い音が出る。

3_12一番興奮しているのがパーカショニストのnakaさんで「録音スタジオへ時々入るがパソコンとチョロチョロの録音機材で、こんなに凄いのは見たことが無い!」

4_12 ドラムブースも防音個室となっている。東京辺りのスタジオでも小さい所はこうは出来ない。

5_9 中国製だが現代版ベロシティマイクも置いてあった。ベロシティの置いてある意味は分かる人には分かる。

6_7フェンダーのローズが無造作に置かれ、グルグル回しのハモンドオルガン、フェンダーのベースマン、憧れの往年の名機がゴロゴロしており明らかにトトロ坪井さんの趣味が見える。

7_3モニタスピーカはStage Accompany Master 4547でツイータはリボンタイプ。


8_3 トトロ坪井さんに無理言ってデジタルミキシングコンソールへ座ってもらった。

0_6 こちらが坪井さん録音&マスタリングのジェイ・マクシャンのcdで正に奇跡の1枚。現代録音にありがちな顕微鏡で録ったような繊細で緻密からすれば、蛮音とも言うべきjazzエネルギーに満ち溢れ、現代風な軟弱な良い音の定義などぶっ飛ぶ。坪井さんは録音からcdなりレコードなりに置き換える際に「ヴァン・ゲルダーがやったようにコガシ(魚を焼く)が必要」と教えてもらった。現在手に入る偉大なjazzミュージシャンのcdで、jazzエネルギーを浴びるならこのcdですぞ!t2audiostudioのt2の意味は聞かなかったが、トトロ坪井さんでt2と勝手に決めた。「今から行きます」と電話して到着すると、沸かしたてのコーヒーポットを片手にウロウロして待っていてくれた。豪快そうな体格から想像も出来ない繊細な神経の芸術家で、やはり清水(市)の片田舎に埋もれている人ではない。

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