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2019年5月20日 (月)

音色力学 古典管ラインアンプ カニンガムcx350に変更 4

5201パーカショニストのnakaさんがケガをして入院していた。体調不良の中、久しぶりにamp研究会へ参加してくれた。ワークがお腹に直接ぶつかり大事のようで、しかし医者からは「お腹の贅肉が内臓を守ってくれてダメージは比較的少なかった」と言われたとのこと。そこで中国の故事になぞらえて「人生万事塞翁が馬や!」と慰めた。我が人生も常に塞翁が馬の馬に救われ良くぞ生き延びたと思っているから、nakaさんがんばれ~!とエールを送ろう。そのnakaさんがkuraiman社長氏の分と合わせて2台のcr型イコライザを作り始めた。両面スルーホールの良質基板が安価で提供されており、迷わず購入を薦めた。回路がsrppだの12ax7だのは大した問題ではなく、音色力学と水晶粒防振構造を施せばそんじょそこらのイコライザアンプより凄いことになり、そうだnakaさんの会社からamp工房監修でこのイコライザアンプを配布すればよい。

5202さて本題です。街の電気屋さんの名工ミルトさんが閉店後、Φ400mmのモンスタートロイダル出力トランスを担いで来店してくれた。そこで密談をする。「貴重な50管を沢山後生大事に仕舞っておいても寿命がねえ~、それに残して逝った所でガラクタ扱いが関の山...」ミルトさんに言われ「いや~、神様みたいなディフォレスト(de forest)やカニンガム(cunningham)を使うのは勿体ない」「もう後5年も聴けないのね~?」

5204「確かに...今は解体して無いがカニンガムcx350管ラインアンプの威力は凄かった、それにテンポラリーだが現在のcx350管パワーアンプの音色力学はcx345の比ではない。やはり、やらねばならないのか!」戦後の物資貧しき我ら団塊世代の多くは美味いものを後に残す習性があり、先ずはcx345を食して、何れcx350を食そう!では最早まずいのだ。先ず美味いものを食そう。

5203素のままではcx345の方が上手く鳴るが、水晶粒防振構造化した巨大なナスs-21型の50管は全く別物の威力を発揮して、お代だけのコトはあると納得した。ナス管の考察は以前のエントリーから「そのナス管s-21型とst-19型について振動力学的に考えると中々面白い。先ず、なぜst-19型にしたかの推論だが、ガラス管の強度を増すためと容易に想像がつく。450のs-21型はプレートが長くなり必然的に丸ボールから流線型のナスになり水滴の法則になった。自然の法則からすれば最古の丸ボールとナス水滴型が正解で、s-21型の方がst-19型より振動分布の均一性と寄生振動が起きにくい、などから音が良いとなる。st-19型はどう贔屓目に見ても自然の法則に反するが、なぜあのよう先端をすぼめてしまったか?且つ生産技術的にはガラス管の厚み均一性にも問題が出易いし、考えるとこれも面白い。デザインはより生態的であるべき、とゆう持論からするとst-19型のデザインは後退してしまった、となる。前にも書いたが、1965年、無線部のf君が自慢げに見せていた大型のナス管(多分国産のux-250)を、50年経った今頃研究しているのだから人生は全く分からない」

5205ミルトさんの言葉には妙に説得力があり、意を決して50管を全部...全部ですぞ、使うことにした。そして古典管倉庫から全部引き出し、見ろや50管を随分と貯めこんだこと。
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5206ディフォレストにカニンガムにレイセオンにナショナルユニオン、それにst-19型のrca50等など。ミルトさんもst-19型のrca50を3本持っており、同じrca50を1本提供すればミルトさんのマルチシステムのシングルパワーアンプは出来る。

5207そこで第一番にディフォレストのaudion450をテストすることにした。以前もデータ取りを簡単にしたが使う前提では無かったので、今回は正式なデータ取りとなる。

5208 amp工房のicu(集中治療室)へ450管をセットして、各部の波形にデータに歪み率を測定する。ここで威力を発揮するのが呆れるほど多いオシロスコープ群で、電流測定などはコモンラインが取れないため1ヶ所測定するのにオシロスコープ1台を使う。勿論商売柄アイソレーションプローブや電流測定プローブも持っているが、これらが案外波形の正確性に欠けロボットでは良しとしていたが、オーディオではダメとした。それに現代は観る世紀で、大事な古典管の数箇所の波形がいっぺんに観られれば、こんなに楽なことはない。重大な決断によりラインアンプとマルチシステムのパワーアンプは全て50管となり、ddターンテーブル3相誘導電動機駆動アンプはcx345になる。そしてイコライザアンプはいくらがんばってもナス型古典管ではゲインが足りず無理、ここは2c52を使う。

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