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2019年6月29日 (土)

振動力学 カニンガムcx350古典管パワーアンプ 続2

6210出展:日立評論
大先輩達が寝食忘れて研究した真空管の素材解析が見つかった。何と日立評論で昭和28年11月の投稿で、現在はしっかりと歴史に埋もれている。h社時代は日立評論も読んでいたが流石に真空管の研究などあるはずも無いし、当時は真空管の素材力学まで到底及ばなかった。昭和28年11月の記事によると、傍熱管のスリーブ(カソード)の材質について詳細に研究してあった。同時に真空管を作ろう構想は吹き飛んだ。こうゆう基礎研究を長年続けたからこそ優秀な真空管が出来た訳で、音の良いofc純銅真空管に挑めば相当長い期間が掛かり寿命が持たない。かくして1つを諦めた。年をとるとゆうことは何かを諦めるコトなんだろう。日立の先輩に感謝!

6213少し時間を戻します。音色力学において唯一真空管がトランシスタに負けるとすれば、振動に極端に弱いことです。動作中の真空管を叩けば、それぞれ球違いによる個性的な音がスピーカから出る。そこで古典管を水晶粒防振をすると、背筋を伸ばしてピンと歩いているようにしっかりする。真空管の制振、防振のアクセサリーが各種出ている、とゆうことは真空管の振動は問題ありと認識している証なのだ。

6212トランスだけカニンガムcx350古典管パワーアンプ実験機でも、水晶粒防振構造にして正確な音質評価をする。正式にはofc純銅板で円筒を作るが、実験ではΦ120mm紙管とした。放熱は最悪でそこだけを気をつければ実験において問題ない。赤のフェルトは塗装が掛けられない事情で張っただけで、他意はない。

6214カニンガムcx350を円筒の中へ入れて左右上下均等なポジションを出す。

6215慎重に細目の水晶粒を充填する。充填量で音も違うがやや多めが良く、大体が水晶粒を操るのはテキトーが多い。

6216ここで登場が冷却ファンで、acファンにスライダックを付けて風量コントロールする。本業柄水晶粒へ温度センサーを入れてcx350の温度でファンコントロールするのも簡単だが、トランスだけアンプだから余分なことはしない。

6211これが決め手でトランスだけカニンガムcx350古典管パワーアンプは俄然音が整い始めた。昔、割烹わかすぎの若旦那に、盛んに真空管アンプは「鼻水を垂らしているようだ」と形容されていたが、水晶粒防振構造を編出してから、トランジスタアンプのようにしっかり駆動する、と変わった。ここは激変するからやられた方が良い。但し放熱問題は慎重に考えなければならない。

450さて図太い音を生み出したウェスタンエレクトリック( Western Electric)が凄いのか?時代が凄かったのか?デフォレスト450の回路を見ていると、時代が凄かった!と結論付く。時代の何が凄いって?良質な抵抗やコンデンサが無い時代だからトランスだけになった。ほ~れ、何でも有りの時代より、少し足りないか、無い時代の方が人間の英知は養われたのだ。あれもない、これもないと嘆く前に、あれもある、これもあると気付いて心豊なる生き方が、良いと思いますよ~。

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