宙(そら)工房 岡田博己君の「水と光の表情 風景写心展」
「o田です、工業の時の」突然電話が入る。「え!o田君...」柔道着を小脇に抱えて美術部室へ通う文武両道の天才肌の同級生が居た。
書道は有段者でスケートも選手で絵は上手いし、ポスターを描けばレベルは違うし、何でもできる。お互いの結婚式には出席したが、その後の波乱万丈の人生は強烈に省略し現在に至り、何十年振りかの再会になる。絵は中断のようで現在は自分で編出した手法の写真を撮っており、その個展の案内です。
案内を見た瞬間にo田君の日本画を思い出した。確かな技術でその日本画を写真で表現する新たな表現手法に、遂に到達した独自の世界観は発明にも等しく感服した。半世紀が過ぎて、o田君もあんぷおやじも人生落とし前をつける時なのだろう。
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