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2019年8月20日 (火)

量子力学 dcs Elgar DAコンバータ 5bit Ring DAC の解析 6

082001シエスタではないが暇さえあれば寝ている。突然電話が鳴りo田さんがみえていると言う。偶然だが弟分のo田君と美術部同級生のo田君が居る。さてどっちでしょうか?などと思いながら炎天下を歩く。パジェロが見えて、あ!勝っチャンだ~。同じ日立出身だし、弟の同級生とゆうことで兄弟みたいな付き合いを50年もしている。まあ経営している会社も安定しているようで、お互い最終章は笑って過ごせるね~と健闘を讃えあった。その勝っチャンからロボット業界の暗雲が伝えられた。こっちは不況真っ只中のオーディオ業界に身を置いているから、暗雲だらけは気にならない。それにしても隠遁生活はまるで経済音痴になっているのだ。貿易戦争がリーマンみたいにならなければ良いが...

08200勝っチャンから「最近のブログは分からないね~」と言われ「備忘録と開発のデータベース化しておりスマン!」と言い訳をしたが、次も重要なのだ。特許要素満載で、しかしもう企業家はあり得ず、特許は毛頭出す気は無いので、著作物として周知させる為のブログでもある。この縦方向平衡高度バランストロイダルトランスも正にそれ。従来のトランスでは到底でき得ない話をΦ350mmトロイダルトランスで実現した。あえて説明文は付けないが、分かる人には分かり「こんな方法もあるんにゃ~」となる。

08201盆休み明け、名工ミルトさんにこの難物縦方向平衡高度バランストロイダルトランスをサクサクと巻いてもらった。どうやら酔拳ではないようで、シラで巻いたから早く出来上がり感謝!毎度説明するが、水晶粒細目をトロダルコアに円形状に巻いて、防振構造と円形磁界に対応させる。ポリウレタン線が要でofc純銅ポリウレタン線の外形Φ1mmを巻く。理想的には断面100mmスクエアで直径は1mのトロイダルコアにカルダスケーブルを巻く。こうすれば異次元の音間違いなし。ミルトさんから「誰が持つの?」と言われりゃあ考え込んでしまうが、先日みえたオーディオエンジニアのkouhei君から「プラッターだけで150kgのモンスターターンテーブル」を告げられ、我らもあながちドンキホーテではないようだ。

08202難物の縦方向平衡高度バランストロイダルトランスまでは順調に進んだが、後がいけない。破壊大魔王と粋がっているが命は惜しく、dcs Elgar DAコンバータ 5bit Ring DAC基板の取り返しのつかない破壊は大いに躊躇して、解析に時間を費やしている。74act175が片チャネル11個使用して11x4=44bit分ある。520Ωの抵抗がこのbitの倍数分付いている。

0820374act175はソース電流とシンク電流とも50maとエラくでかい。小型リレーならば直接駆動出来る位の電流を誇る。これがQ出力と/Q出力になっているからかなりややっこしく、これがランダマイザの仕事でdcsの真骨頂でしょう。

08204x74act175画像の位置にtds784dのプローブを付けて、異なるbitの波形をサンプルした。ラッチ左のlsiはランザマイザパターンromで、現在のヴィバルディではここはfpgaと替わっている。確かにプログラマブルの気持ちは分かるが、パターンromで良いのではないでしょうか。

08205これがその波形。青丸印の場所は赤色がソースで黒色がシンクとなる。この状態では赤から流出した電流は黒に吸い込まれて出力には現れない。赤丸印の場所は赤色黒色共にソースで一応電流は流出するが、他のbitに支配されて2ch如きの観測では分からない。

08209何となく分かっていただけたかと思うが、このランダマイザは計算式できっちりと出るはずでromパターン化している。更に時間軸を長時間としてこの2bitのパターンを読むと、1と0の変化が良く分かる。これを44bit分繰り返して各データの隙間を埋めるように動作するから高域へノイズシェイプされる。

08206x次は具体的な電流の計算となる。画像回路図は概略で正確ではない。正相と逆相の電流加算点の電圧は5vの1/2の2.5vで固定されている。電流の値としたら単純に5vで500Ωならば1ラッチ当たり10maとなる。これが44bit全部オンならば440maと巨大になるが、ランダマイザで最適化されて適正?な電流になる。

08207その値はこのtp11とtp12から割り出す。+側の最大は7.24vだから7.24-2.5=4.74vとなり2kΩで帰還されるから4.74/2000=2.37maピークとなる。-側の最大は-3.48vだから2.5--3.48=5.98vとなり-2.99maピークとなる。±で差がある実態は未だ分からないが、いずれにしても1khz、0dbの1vrms出力時で±2ma程度の出力と考えられる。2.38ma+2.99ma=5.37maオフセット付き出力が74act175と520Ωから流出した電流値で、縦方向平衡高度バランストロイダルトランス駆動には十分と言える。

082091dcsはデジタル屋だからその技術力には脱帽する。しかしアナログ系の電源やオーディオampに強烈なポリシーは感じられない。一番肝心はデジタルも±電源で統一して動作させればオフセットが0vとなり、考え方がシンプルとなる。5bit Ring DACだけでも±電源で動作させればオフセット除去回路は不要になる。74act175は最大7vで動作可能だから、±3.5vとしてデジタルとアナログを区別無く動作させよう。もっと勝手に言わせてもらえば、自動マウントだから高周波チップトランジスタをベタベタ貼り付けて、±15vで高周波動作のトランジスタラッチ形成すれば更にダイナミックレンジはとれる。

 

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