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2019年8月18日 (日)

音色力学 kouhei君凱旋と音と音楽と

081811年ぶりだろうか?若手オーディオエンジニアのkouhei君が盆の里帰りに寄ってくれた。すっかり逞しくなったkouhei君は何だか輝いて見えて、若さとはそうゆうコトなんだろう。最近はクラリネットからフルートの演奏にオーディオ開発の活路を見出しているようで習い途中の「マイ・フェイバリット・シングス」を吹いてくれた。そういえばターボcのボーランド社のフィリップ・カーン (Philippe Kahn)もjazzフルート奏者でcd「Pacific High」まで出しており、技術革新にはテクノロジーと音楽(jazz)の両面が必要であることを証明している。早速コルトレーンの「クル・セ・ママ」をかけてテナーサックスをバリバリ吹いてもらうが、自分が吹いた時とは違い聴衆席で聞くと、マダマダ~!

08182ここ1年のプロジェクトを聞くとヘッドシェルともう1品種。高専を出た後、大手企業で金型設計をやっていただけのことが分かる一体加工のヘッドシェルで、出来の良さは素直に評価できる。ヘッドシェルでも大幅に音は変わり、ここにも多くのノウハウは潜んでいるが企業秘密で言えない。ここでの議論は高剛性と音楽性となった。その好例がエソテリックの高剛性cdメカvrdsと、ソニーの低剛性cdメカbu-1cとの比較でお互いに納得した結論は持っているが、これも企業秘密としておこう。kouhei君曰く「高剛性と軟弱性、この狭間に音楽性がある!」とな。

08183これには流石のあんぷおやじも「そこや、そこだ!」と意気投合する。しからば音楽性とは何?それは魂の叫びで日常を超越した芸術の芸のつく世界で、魂のjazz、魂のクラシックを聴かねばならない。そしてそこにオーディオ機器開発が入ってくると、問題はややっこしくなる。先日t-mon君と聴いたma recordingsのemaさんのスタインウエイは抜群の録音で、音は素晴らしい。その要がadコンバータのdcs900bとなっている。「これはイカンのです!」とkouhei君に言う。

08184「なぜです?」良い音は装置がとろくてもうまく鳴る。それに嵌るとオーディオ機器の進化は極端に遅くなる。「コモドア盤のビリー・ボリディを聴こう、これが上手く聴けるために何十年も費やした」「現代録音はすべからく音は良い、だから音は悪いが魂が多く含まれた昔のjazzやクラシックを聴こう」「このcdを持参でオーディオフェアへ出向き、上手く鳴るオーディオシステムは真に良くて当然現代録音も上手く鳴る」と続けた。次回はいよいよカートリッジ本体の開発となる。「高性能なカートリッジは誰にでも出来る、しかし音楽性の芸術性のあるカートリッジは選ばれし人間にしか出来ない、君には出来る」高剛性と軟弱性の矛盾を克服した真に音楽性のあるカートリッジの登場に期待しよう。

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