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2019年9月19日 (木)

無帰還力学 3相誘導電動機でダイレクト駆動ターンテーブルを作る4

09191前回のamp研究会での約束通り、名工ミルトさんはΦ400mm半球型プラッターの製作途上の現物を持ち込んでくれた。この半球体はフリーブローと称して、熱した金型へアクリル樹脂板を押し付けて半球体を成型している。Φ400mmサイズ半球体の精度は上出来とは言えないが、33rpmの低回転数では何とかなるなると踏んでいる。アクリル半球体内部で3相誘導電動機のシャフトを固定し水晶粒を充填させる。一応透明のアクリル樹脂だから外側からフィボクリスタルの水晶粒が見えて、世界一美しいプラッターとなる。レコードを置くプラッター面は現状のamp工房dp-80と同様に薄い不織布で覆い水晶粒を過充填させて膨らませ、そこへレコードを密着させて水晶粒防振効果を最大限に発揮させる。

09192xxそのイメージから図面を起こす。赤色はプラッターでフィボクリスタルを充填してある。青色はモータベースで3相誘導電動機の固定で水晶粒へ埋没させてある。またモータベースのトップはプラッターと同様のΦ400mmの半球体で作られている。プラッターの半球体は打楽器のテンパニーを模しており、水晶粒の防振効果を最大限に発揮させる構造体にしてある。アームはモータベースから生えさせて水晶粒防振するから、唯一大地から切り離しても振動対策出来る手法になる。宙空へ磁気で浮くターンテーブルがあり「腰の据わった音が出る訳がない」などと悪態をつかれてたりしているが、プラッターを水晶粒で充填し宙空で寺内貫太郎みたいにじぐるって振動を消費させれば良い音が出る。無理難題を解決するのが3次元接触水晶粒防振構造の威力なのだ。当方のアームベースも腕部分の剛性はまるで無いが、アームの下部へ5kgくらいの鉄棒を付けて水晶粒へ埋没させ固定と振動防止を行う。

09197xx更に特許構造の水晶粒防振スタビライザがこれ。レコード表面の75%が水晶粒のスタビライザで覆われ現存する防振構造スタビライザでは最強となる。ストッパーでスタビライザは固定されレコード面とスタビライザ面はスリップする。その際に埃等は集塵できる機構も備えている。何よりもすべり=粘性負荷で3相電動機の回転安定度に一役買う。但しdp-80やdp-100などの速度帰還型は、速度が乱れ易いため対象にしていない。当面は無帰還型の3相のサイン波で回したemt927と3相誘導電動機ダイレクト駆動ターンテーブルに限定している。このすべり材についてはノウハウで言えない。水晶粒の厚みは重量によりすべりが変わるため、調整可能なように上部の開放型もある。cdメディアの水晶粒防振層は僅か10mmでとんでもない事件となったため、基本は防振層10mm厚の軽いすべりでも十分と考えている。このスタビライザによりレコードの上面も下面も水晶粒でサンドイッチされてレコード面の防振効果は最強となり、dcs Elgar DAコンバータ 5bit Ring DACにやられてしまったレコードオリジナル盤の復権を果たそうと考えている。

091932持つべきは信頼できる仲間で、富士宮k工業のm氏とk氏が新加工機の打ち合わせに見えてくれた。彼らとのお付き合いは一定の距離感があり、お互いを尊重しているから価値ある人間関係と思っている。さて本題が終わった後は早速3相誘導電動機の電磁鋼板の加工について議論する。画像の難物電磁鋼板の加工は問題なくできると聞いて、俄然やる気が出た。画像はイメージ図で最大径542mmは少し無理があるようで、ここは小さくしなければならない。外側がステータで20極とすれば20x3x2=120スロットと出る。内側はロータでスロット数は120より大とする。市販品の3相誘導電動機ダイレクト駆動ターンテーブルを作るの巻き終了後は、いよいよ理想とする多極3相誘導電動機ダイレクト駆動ターンテーブルの研究へと向かう。世界一のターンテーブルとか、完璧なターンテーブルと称して超高額なターンテーブルが世界では作られているが、これらにはどうしてもズレを感じてしまい、一石を投ずるためにもうひと踏ん張りすることにした。又これらは全て特許構造になり、メーカはマネせんで欲しい。

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