骨董力学 さらばorcad(オアキャド)!了
イタリアへ行ってから絵画の概念がガラリと変わった。ダリからミケランジェロからダ・ヴィンチからカラバッジオへと辿り着いた。カラバッジオのバロック期は背景に暗闇が多く、光る白を表現するために周りを暗くして単なる白に光を与えた。また肖像画等は背景を暗くすることで彫りの深い人間像が表現できた。上手さからすればホキ美術館のスーパーリアリズムの方がよっぽど凄いが、上手さと芸術性には直接的でないところも難しい。jazzオーディオの表現もまた同じで、ハイレゾで繊細緻密は現代のスーパーリアリズムに通ずる所もありだが、インパルス時代のコルトレーンを上手く表現するにはとかく繊細緻密になりがちを、1950年代の彫りの深い音、即ちカラバッジオ風に出さなければならない。
さてcadlus designの回路cadを掘り下げて理解しようとしている。ネットリスト出力とコマンドすると、abc.netが出力される。これを開くとバイナリデータで読めない。
。
もう1つ似たようなファイルの存在を見つけた。xxx.nxtでこれはアスキーデータで読める。なんだい結局ネットリストは読めるのではないか!
。
。
。
。
。
念のためプリントで出力されるデータとnxtデータを比較した。若干違いがありnxtデータにすべきでしょう。
。
。
。
こうなればマイコンピュータでも読めるはずで読んでみた。wordpadで全く問題なくネットリストは読めた。前エントリーのようなアホなコトは必要なかった。
。
又しても念のため、フューチャーネットリストと比較するとなんとも弱体で、これをフォーマット変換出来るのだろうか?もっともタダcadの汎用性を追及しただけで、cadlusを無償で提供する基板グループ会社へ発注するのだから、全く問題ないはずだ。
回路図も出してみたがこれもwindowsの支配下だから自在にプリント出来てよろしい。ここ1ヶ月位はソフトウエア開発環境と回路cadとパソコン整備に明け暮れたが、もうお終いで後は業務として淡々と出来る。これで富士宮k工業の新加工技術開発にも対応できるし、名工ミルトさんの先行している無帰還力学3相誘導電動機ダイレクト駆動ターンテーブルを作る巻きも順調に進むだろう。そして何よりも8月以来の量子力学dcs Elgar DAコンバータ 5bit Ring DAC の解析へ戻らねばならない。
| 固定リンク