量子力学 dcs Elgar DAコンバータ 5bit Ring DAC の解析 了
ファッションは決っていてラルフローレンにブルックス・ブラザース。ブルックスに至っては5番街の本店まで買い付けに行く始末だから、御殿場のアウトレットの出店はありがたい。ありがたくないのが交通ルールで、大体が自由人だからウイークディに出かける。すると中国のお客さんばかりで日本人は少ない。右側通行をしていると中国は左側通行だから常に鉢合わせをするが、余りにも多くて終いにはこっちが負ける。ラルフローレンのイタリアブランドが大バーゲンでブルゾン25万円が5万円で出ていた。しげしげ見ていると「イタリア製が売れないのはなぜでしょうか?」とハンサムな店員さんから声を掛けられた。聞き覚えのあるイントネーションは韓国人で、中国人の店員さんが多い中珍しい。「地味に凄いデザインはシロウトには分からないし、第一ポロマークが無いのはマズイ!」「なるほど...」貿易業務をしたくて日本で修行中と聞いた。お客さんも店員さんも日本人じゃあないから、ここは最早海外だ。
差動プローブを使い正相電流と逆相電流を重ね合わせて測定する。この差動プローブがクセモノで正確な波形を伝達出来ないものも多く、オーディオ使用時は注意が要る。yokogawaの701921はそれでも性能は良く、1/10レンジもあってオーディオには使いやすい。
電流電圧変換用の抵抗2kΩへ2本のプローブを接続する。gndが浮いたオシロスコープの測定はいやらしいから気をつけよう。
。
。
。
。
。
。
先ずは逆相電流の測定をする。ご覧のように2個の電流はバランスしておらず、差動プローブのフルスケールゲイン調整がいる。アクティブプローブはこうゆう問題が付きまとう。
。
そこでプローブのチェンジをする。すると正相電流と逆相電流は完全バランスしていることが分かる。次にオフセットが残存しておりこれは前回エントリーの通り2.4maと確認しておく。
。
これを元にLTspiceシュミレータに掛けてみる。オフセットを加えて電圧電流変換回路でトランスを駆動してその結果を見る。
。
。
呆気ない幕切れだが時間を掛けたからこそ、ここまで辿り着いたとも言える。bitデータラッチ出力の合成ポイントで回路を切断して電流を取り出しても成功したかどうかは定かでないし、基板破壊で後悔していたかも知れない。dcs Elgar DAコンバータ 5bit Ring DAC の解析はこれにて了とし、いよいよこのノウハウをdcsエルガー本体へ組み込む。
| 固定リンク