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2019年10月 3日 (木)

無帰還力学 3相誘導電動機でダイレクト駆動ターンテーブルを作る11

100303相誘導電動機でダイレクト駆動ターンテーブルを作るの巻きも、いよいよモータの大きさを支配するステータの外径がΦ400mmと決まった。72スロットで24極、従って1機械角に対して12電気角となる。多極モータで最高は40極の20電気角15kwとゆうのを15年ほど前にやったことがあり、それ以来の多極になる。33rpmの駆動周波数は(33.33333/60)x12=6.667hzと出て周波数分解能は0.001hzまでを考えて周波数シンセサイザを作る。ロータは298mm、フィボクリスタル中空シャフトはΦ200mmとなる。余談だが、cpuクロックは安定度が要求されるため、原子時計など外部から市販の10mhzクロックを入力できるようにしておく。

10031引用:かご型誘導電動機のスロット数組み合せによる電磁振動の実験的考察(廣塚氏、坪井氏等)問題のロータスロット数はステータと同数の場合72スロットとなる。しかし画像の電磁振動データを見ると39と42に素晴らしいデータが出ている。42では多すぎるので39とすると、ステータ72スロットに対して78スロットと出て、これでいこう。なおスキュー(斜めofc純銅棒)を掛けると、これらの電磁振動は極端に減り(計算式が難しく計算は止めた)具合の悪いスロット数でも大幅にカイゼンされる。究極の24極3相誘導電動機を作るならば、理論的に正しい方向を目指しておくべき。よってステータスロット数72、ロータスロット数78となった。

1003001更に偉大なる前進があった。特許構造のレコード用水晶粒防振スタビライザを名工ミルトさんが現実に作ってしまった。以前のエントリーから「レコード表面の75%が水晶粒のスタビライザで覆われ現存する防振構造スタビライザでは最強となる。ストッパーでスタビライザは固定されレコード面とスタビライザ面はスリップする。その際に埃等は集塵できる機構も備えている。何よりもすべり=粘性負荷で3相電動機の回転安定度に一役買う...このすべり材についてはノウハウで言えない...」

10032見よ、これがその勇姿!
無骨不細工は百も承知、ひたすら機能試験に明け暮れたミルトさん。こっちはdp-80で見事に失敗しており、その苦労は良く分かる。ガボール・ザボのjazz ragaインパルスオリジナル盤をプラッターに載せて、その上に水晶粒防振スタビライザを置き、ターンテーブルを回す。

10033tsd-15カートリッジを水晶粒防振スタビライザの切り欠き部のレコード面へ降ろす。重大な試験の時は音の隅々まで知っているガボール・ザボのjazz ragaインパルスオリジナル盤レコードに限る。音は出た瞬間の2~3秒で分かる。この際はエージングなどの条件は除外しておく。

10034音はもうメチャクチャで、ひたすらエネルギーが出る。明らかに出過ぎたエネルギーを御していない。予想を超えた凄い成果で、多分こんなレコードのエネルギーは初めてではないだろうか。さんざんatticの奇跡の1枚としていたjazz ragaのcdも粉微塵にぶっ飛んだ。更にアーム上空に水晶粒防振カバーを付けて、水晶粒防振武装は完了した。この状態ではレコードの回転は全く見られず、プラッター面は水晶粒防振スラビライザが固定されて不思議なターンテーブルだ。

10035そこでベイシーの椅子へ刻んだ名前の代名詞「ミーツ・ザ・リズムセクション」をかける。ミルトさんはオリジナル盤マニアではないから国内盤、なんだいこのエネルギーは、オリジナル盤より凄いではないか。(実はこの表現には語弊があり、ここへコンテンポラリーのオリジナル盤を載せればオリジナル盤の方が遥かに凄くなる)エラいものを作ってしまったが、エラいものを御すにはカートリッジの水晶粒防振、アームパイプの水晶粒防振、他多数、これをやらないと真価は発揮されない。同行した耳の良いパーカショニストのnakaさんもt-mon君も「凄い!」とは言うものの、いささか困惑気味。これで良いのだ、この段階で良い音が出てこじんまりと纏まるようなスタビライザは、たかが知れている。レコード盤再生において新たな手法が見つかり、やっぱりレコードになるのか...

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