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2019年11月30日 (土)

素材力学 ルテニウム振動式整流器3

113011966年頃はアイビーリーガーで、vanで、石津謙介で、メンズクラブにと高校最後はファッションに目覚めた。清水銀座のエビスヤはそれのメッカだった。当時はvanの袋を小脇に抱えて、ストライプのボタンダウンに白のコッパン、茶のローファーと洒落込んだ。まあその影響でアメリカントラッドが現在まで続いており、靴はリーガル、ファッションはポロ・ラルフローレンとブルックス・ブラザーズなのだ。ny5番街へ行かずとも御殿場のアウトレットで買えるものだから、便利な時代になったものだ。おまけにアウトレット品はエラく安い。エビスヤ仲間の名工ミルトさんを誘ってポロ・ラルフローレンへ出かけた。顔馴染みの常葉大出身のハンサムスーツを捉まえて「中華ではないが今日は爆買いです!」と伝え、ミルトさんのファッションを探した。家人は東京でパソナルカラーリストの資格を取っているので、ミルトさんカラーを素早く見抜く。あんぷおやじはデザインと生地をチェックして次々と試着してもらう。雨のアウトレットは寒かったが、買い物は熱かった。

11302出典:lcr&トランス活用cq出版社、素材力学のルテニウム振動式整流器は佳境です。進めば進むほど難しさが滲み出してくる。 現状31df6による全波整流の後カルダスチョークコイルを入れて、violaのブラボーと同じチョークインプット電源にしている。これで大幅な音色カイゼンがありシメタと思っていたが、ルテニウム振動式整流器ではゼロクロスのタイミングに電流が流れていては困る。この画像のようにインダクタンスによる切り替え電流はdi/dtが激しく、リードリレーの接点などひとたまりもない。まあここは最大譲歩で、コンデンサインプットに変更して実験を進めることにした。理屈上コンデンサインプットの場合通電角が狭いから、ゼロクロススイッチはやり易い。

11303難しさが滲み出てきたからリードリレーの動作は理想的にしておく必要があり、ソフトウエアを全面的に作り直した。以前のエントリーから「...立ち上がり波形でリードリレーの遅れが180μsec~200μsecある。この遅れは負の半サイクル立ち上がり信号からカウントして100μsec分早くオンしてやれば丁度中央でオンするが、今回は様子見でやらない。要するにマイクロプロセッサを使えば、どの時点でオンしようがオフしようが自由自在になる」、これをやはりやらねばならない。リードリレー2の負の半サイクルはcr1の立ち上がりでオンカウンターをスタートさせて、カウントアップで2をオンする。続いてcr2の立ち上がりでオフカウンターをスタートさせて、カウントアップで2をオフする。こうすればリードリレーのオンオフはサイン波のどの位置でも自在にオンオフできる。プログラムのステップ数が増えたから400khzで動くかな?

11304xこれが新ソフトウエアによるルテニウム振動式整流器の全波整流波形です。赤丸印の正負波形切り替えポイントは上手くいっている。リードリレー1オンのポイントはリードリレー2オフのポイントでもあり、リードリレー2オンのポイントはリードリレー1オフのポイントでもある。ここを拡大して詳細に見ながら、200khzと400khzのパラメータを決める。

11305先ずは速度が分からないので200khz5μsecの分解能で動作させる。リードリレー1はportcr1の立ち上がりから1647カウントして、オフディレイ分を操作してみた。これでゼロクロスポイントより10μsecくらい早くオフしているから、リードリレー2オンまでのデッドタイムは取れる。東京電力の発表では「国内の周波数偏差目標値は中西地域 60±0.2Hz以内、東地域 50±0.2Hz以内、北海道 50±0.3Hz以内」となっており、±0.2hz/60hz=0.33%の変動で時間換算すると0.0033x16.67msec=±55μsecとなる。よって55μsec最悪動くとみられる。実際に波形を観測していると同じカウンター値でもオンオフのポイントが若干動く。

11306リードリレー1はportcr2の立ち上がりから1630カウントして、max200μsecの遅れを相殺すべく先行オンさせた。リードリレーのオン側は鬼門でバウンス(バタツキ、チャタリングと言う)があり、これがどう悪影響するかは今の所分からない。。

11307リードリレー2はportcr2の立ち上がりから1647カウントしてオフしているが、ゼロクロスポイントより10μsecくらい遅くオフしてリードリレー1のオフとはばらついている。これも周波数変動の許容範囲55μsecと捉えて、最終的パラメータには余裕を持たせよう。

11308リードリレー2はportcr1の立ち上がりから1635カウントしてオンした。ゼロクロスはリードリレーのバウンスの中央付近ではないが、どうやら中央ではなくてゼロクロスの僅か手前でオンさせた方が良いように思う。よって1635を変更する必要がある。遅れは進角すれば良いが、バウンスのチャタリングだけはどうしようもない。 

11309ramで200khzは問題なく動いたのでrom化に際して400khz2.5μsecとして動作させた。カウンター値は2倍になり3260付近の設定値となる。sh7145と余り高性能でないcpuでも400khzで動いたのはソフトウエアの勝利で、この方式が成功した暁にはsh7125などのタイニーshにすれば小型化が可能になる。ゼロクロス信号を基点として時間計測し2個のリードリレーのオンオフをしているから、まあ正確と言えば正確だ。その前を何回か計測してmaフィルターを使い平均化してオンオフする方式を直ぐに思いついたが、平均化と周波数変動が逆に作用したときむしろ誤差は大きくなるので、その時間だけの計測でオンオフする方が安定すると思う。シュミレーションは終わり、いよいよ400v台のコンデンサインプット電源を作りまともに動くかの検証に入る。

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2019年11月28日 (木)

古民家オーディオシステムプロジェクト3

11261古民家オーディオシステムプロジェクト進行中に、館長さんからクラシックコンサートのご招待を受けた。そのコンサートはクラシックギター界の巨匠福田進一さんで、よくぞ呼んだものだ。単なる老人ホームではなくて、お礼の挨拶に立たれた老婦人は哲学的な話をされお年寄りがなどど片付けられない。こうゆう終の棲家は理想的でしょうが運営は大変そうで、館長さんを見ているとそう思う。BStvに出ていた福田進一さんは終始ニコニコしてそのまんま、難しい話をされるギタリストにあっては分かり易い話で親しみが持てる。福田進一さんのギター演奏に涙するお年寄りもおられ、胸打つ演奏とは...なんだろうか?

11262さて、そんな館長さんにやる気を授かったamp工房研究チームだが、現実はそう甘くなく難航している。カウンターポイントsa3.1のモンスター改造にしても、操作はamp工房ならはあんぷおやじだけだが、古民家へ納品すれば誰が操作するか分からない。その為に壊れ易い金箔貼り付けボリュームは断念して、スペクトロールの巻き線10回転型ボリュームにした。

11263

電源も高価な水晶粒防振ofc純銅電解コンデンサやトロイダルトランスとはいかないので、アイソレーション効果の大きいユニオン電気のノイズカットトランスに交換して作り直している。電解コンデンサは虎の子フィリップスの400v1000μfを使い+b電源を作った。

11264パワーアンプはアムクロンのce2000txだが、これも早い話がバラバラ状態で全部作り直さなくてはならない。画像のアルミ厚物プレス品がトランジスタの放熱器でトランジスタのコレクタと兼用している。ここにofc純銅板5mmを準備してあり交換を考えたが、半金属のトランジスタの音色改善としたら微々たるものと判断して、面倒な作業は止めた。出力トランジスタはnpnトランジスタだけで構成してあり金田式にも見られる手法、でありますからマイカ等の絶縁体は使わないから音が良いに決まっている。

11265アムクロンce2000txのバラバラ状態に苦労しながら復元に精を出す。流石にシンドくなり名工ミルトさんにsosを出す。名人は黙々と配線組み立てを進め2日目には通電テストまで出来た。電源トランスは水晶粒防振可能なように巻紙を切除して電源のダイオードは31df6、電解コンデンサはフィリップスの虎の子を使用。フィリップスの電解コンデンサの特長は、電解コンデンサエレメントがアルミケースに凹を作り固定して、日本製のように軟弱なパラフィン等で固定していないから音は良い。

11266サウンドラボa1がこれまた破壊状態で、ミルトさんが腕を振るっているが時間は掛かる。先ずは90v:1400vの高電圧トランスだが、ofc純銅電解コンデンサのしくじりで焼損してしまい交換の必要がある。1990年代初めにユニオン電機で作ってもらったが、今なら2万円以上は掛かりそんな予算はない。そこでオークションのマグネトロントランスと称しているものを1,000円で買った。安物買いの銭失いとはこのことで、無駄な電気は食うは高電圧は僅かな負荷で電圧降下するはで、酷い目にあった。意地でも安物買いで700vx2のトランスを入手したが、果たして?

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2019年11月26日 (火)

素材力学 ルテニウム振動式整流器2

11251お隣の柿畑の柿の紅葉は、そんじょそこらの名所の紅葉より見事に赤い。夏の間は緑の葉が生い茂り、サボテン工房のサボテン達の日差しが遮られて忌々しい。そのお返しに綺麗な赤になり、まるでじぐるっている寺内貫太郎みたいだ。それが間もなくして全部落葉してしまい日差しはサボテン達に目一杯当たるが、冬場は生長しないから時既に遅しなのだ。赤に見とれて褒めていたのもつかの間で、木枯らしと共に柿の落ち葉が一斉にサボテン工房のサボテン達に降りかかり忌々しい。畑の持ち主のi上さんとは仲良しだから、落ち葉が忌々しくてもニコニコして「ノー・プロブレム」とやせ我慢をする。この繰り返しを何度したことだろうか?jazz喫茶amp工房を開店してから10数年が経ち、周りの食べ物屋やコンビニや植物屋がことごとく消えていくのに良くぞ持ったものだ。ベイシーの菅原さんの所もそうだが、何十年も持っているjazz喫茶には音の良いの悪いのは決して言ってはいけない。凄い?jazzが鳴っているだけでも感謝すべき事態なのだ。異議ある御仁は自分でjazz喫茶をやってみればよろしい。

11252まあ、jazz喫茶amp工房は兼業で持ち堪えたようなもので、全く偉そうには言えないのね。さて、画像のリレーには随分助けられて好きではないが感謝はしている。そうだ、ルテニウム振動式整流器のリレーにこれを使ってみよう。とゆう訳でomronのg2r-2aの5vを接続してみた。全く8.33msecでは反応無しで、超高速リードリレーでしかこの考え方は実現出来ないことを確認した。

11253続いてshcpuなどマイクロプロセッサを使うのは普及を妨げるので(いらん心配や~!)、一応ハードウエアでやってみた。苦労すれば可能性はあるが、タイムマネージメントが難しく大袈裟なハードウエアになってしまい、現代にはそぐわない。またソフトウエアのような予測制御は不可能で、やはりマイクロプロセッサは必須、c言語では100khzも出せないからアッセンブラ言語も必須で、この仕組みは崩せない。

11254xこれがハードウエアルテニウム振動式整流器の全体波形。一応整流作用はしているが、赤丸印の切り替えポイントが疑問になる。

11255x立ち上がりの拡大波形を見れば一目両全。正の半サイクルと負の半サイクルが150μsecの間重なる。

11256x立ち下がりの拡大波形では正の半サイクルと負の半サイクルが、200μsecの間重なる。重なり電圧の最大が2vあり、2v200μsecの短絡電流で元々弱いリードリレーの接点はひとたまりもなく壊れる。でありますからタイムマネージメントは重要なのです。

11257それでは本腰を入れてソフトウエアの開発をしよう。 正の半サイクルと負の半サイクルからゼロクロスコンパレータでデジタル信号を作り、sh7145のpe3とpe4へ入力する。このポートはtioc0dとtioc1aの割り込み入力となっている。プログラムを組む上では当然割り込みが良いに決まっているが、デバック中に8.33msecの信号がガバガバと入ってデバック不能になる為断念した。また割り込み動作はスタックを動かすため、思ったほど高速にならない問題点もある。

11258フローチャートを描く。近頃はc言語で小説みたいなプログラムでフローチャートなど必要ないのでしょうが、超高速プログラムでは必須となる。フローチャートは美しくないが、ram動作モードで200khzの5μsec(プログラムのスタートから終了までの掛かる時間が5μsec以内が必須)を出すため、bra先などは汚くなる。特殊な技はポートのアドレス、各種フラグ、2個のカウンター等は全て16本あるレジスタへ収めて使う。従ってレジスタ間同士の演算動作のため最速となる。

11259フローチャートに従ってコーディングする。昔居た出来の悪いソフトの担当者はベタベタとコメント無しで打ち、後でのメンテナンスが丸で出来ない悲惨さだった。後に入社した天才ソフトマンはコーディングが見事で真似させてもらった。ドキュメントは抜群でも高速処理出来ないソフト屋さんも居たり、この世界はややっこしい世界で本当は深入りしたくはないが、超高速ソフトは誰にも書けないから仕方がない。

112591xこれがルテニウム振動式整流器動作の全体波形。赤丸印の1がリードリレーのディレイ時間、2はタイムマネージメントによる早期オフ時間。


112592xこちらが立ち上がり波形でリードリレーの遅れが180μsec~200μsecある。この遅れは負の半サイクル立ち上がり信号からカウントして100μsec分早くオンしてやれば丁度中央でオンするが、今回は様子見でやらない。要するにマイクロプロセッサを使えば、どの時点でオンしようがオフしようが自由自在になる。

112593xこちらが立ち下がり波形で、正の半サイクル立ち上がり信号からカウントしてオフすれば100μsecのデレイも含めて自在に調整できる。現在は200khzの5μsec動作だがrom化すれば400khzの2.5μsecでも動作可能になる。200khzの場合8.33msec/0.005msec=1667が100%オン位置となる。画像のオフ位置はあえて大きい150カウント(750μsec)にして、自在にオフできるか観察している。400khz2.5μsecの世界はソフトウエアとはもう呼べず、ハードウエアとソフトウエアのハイブリッドになるから、ハード、ソフトの複合技術を持っていないと出来ない。素材力学のルテニウム振動式整流器の開発は、オーディオ技術とロボット技術の高度な融合と言える。

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2019年11月24日 (日)

復活力学 sh7083ボード完全復活

11241kuraiman社長氏流記述。
どうもです。静岡市清水区二の丸町7-7 カサマロンにあるアイム フィシュ ユア ザ シー (I'm fish You're the Sea)さんへ行ってきました。青木弘武さんの五重奏団による録音がt2audiostudioの坪井さんの所でありまして、プロデューサーのモリさんから食事に誘われました。その時初めてランチに行きましたが、狭い店内は満席状態で人気店であることが分かります。あまりに美味いものだからシェフに声を掛けると何と広瀬出身で庵原学区の同郷、更にあんぷおやじが28年前深く建設に携わったロボット会社本社屋の広場で、子供の頃遊んでいたと言う。ランチの2色カレーは抜群で1,100円(ドリンク付き、美味過ぎで写真撮るのを忘れた!)+300円でスイーツが付き、つい食べ過ぎてしまいました。またこよ!失礼します。

11242l社のpd171のサーボアンプは世界最速の200khz電流制御をしている。この事実は誰も知らない。ハイレゾと同等のサンプリングをすればよりアナログに近づき、アナログでは出せない分解能を持てるから結局アナログに勝てる。でありますからハイレゾが良いに決まっている。この問題と1950年代の真空管式録音による分厚い音色力学とは全く関係無いから、ハイレゾで分厚い音は出ない。ここをごちゃごちゃにしてオーディオは進んでいるからややっこしい。きちんとすみ分けをして事態を理解をしよう。t2audiostudioの坪井さんの所でモニターしていた青木弘武さんの五重奏団の演奏は、この時点で情報量多く繊細極まりないが、しかし分厚さは無い。

11243このsh7083cpuも2chの電流帰還を掛けて200khzで動けるのだから、凄いcpuだ。所がpd171の開発から数年も経ち、romすら焼けず往生していた。深く追求するほど手間暇掛けられないので、エイ、ヤ!と気合でパラメータを変えると10mhzで焼けた。ルネサスの紹介「SH7080 グループは、最高動作周波数80MHzの高速動作が可能で、SH7145等の従来品と比べ1.6倍の性能向上を実現しています。さらに、電源降圧回路の内蔵や低消費電流化を図って高速化にともなう消費電流増加を抑止しています。また、80MHzの高速動作でありながら5V単一電源または3.3V電源動作が可能です。また先端のフラッシュメモリテクノロジにより80MHzで常時1サイクルアクセス可能な高速フラッシュメモリを最大512Kバイト搭載しています。
その他にもDMA、多機能タイマ、高速A/D変換器など豊富な周辺機能を1チップに内蔵」

11244この基板は量産試作で、決して世に出ていないamp工房だけの基板になる。dipswを2個onにするとromライタモードで手作りモニターromを焼いた。


11245こちらがdipsw2個をoffしてrunモードとした。ここまでくればもうシメタもの。

11246早速イエロースコープを動作させる。お~見事にステップ動作が出来て完全復活だ!

11247なにをそんなにがんばってるねん!となるのでしょうが、昔のロボット仲間のm氏の最終章?の開発は新加工技術の開発で、それにはフェーズシフトのpwm発生器と超高速電流制御が必須、何種類かのcpuを復活させ適材を見つける。shcpuでのフェーズシフトpwm発生は案外難しく、2011年頃台北のタートゥンに高効率太陽電池dcdcコンバータの技術指導した時に苦労した思い出がある。それにはこのsh7083cpuボードが最適で、その為の復活作業でもあった。dcsエルガーのように1種類のcpuを25年も使い続けているのがれっきとしたビジネス、しょっちゅうcpuを変えるのはれっきとしていない趣味の極道とな。

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2019年11月22日 (金)

音色力学 t-mon君のラインアンプ

11221出典:wikipedia
ロボット技術者で絵描きのなりそこないはミニ・ダ・ビンチとjazz先輩から呼ばれて、似ている所があるな~とおこがましいが思った。第一にダ・ヴィンチは生涯を通じて14枚の絵しか残していない、それにも拘らず未完が多い。科学者で発明家は飽きっぽく、絵を描いている最中に次ぎの絵の構想に入ったりするから前に進まない。amp工房のオーディオも次から次へとアイディアが噴出するものだから、一向に収拾はつかない。「ダ・ヴィンチは14歳でフィレンツェのベロッキオ工房へ弟子入りし、t-mon君は10歳でamp工房へ弟子入りした。ダ・ヴィンチより早いのだから凄い!」「はい!」「キリストの洗礼は1475年完成でダヴィンチ20歳くらいの作品、キリストのローブを持つ天使は弟子のダ・ヴィンチが描いたもので、描写力があまりに優れていたために師匠ヴェロッキオは絵筆を折ったとある」20歳にしては余りにも完成度は高く、しかし最後の晩餐などと本質は余り違わない。この時期に才能は伸びきってしまった...ある種悲劇的でもあり、作品の少ない理由の1つかも知れない。ゆっくりとt-mon君は成長すれば良いだろうし、我ら凡人は若き日に伸びきらない方が晩成する。

11222さて長らくt-mon君はラインアンプ製作の下準備に明け暮れていたが、ここで本格的に製作に入る。決して無駄な時間ではなく、さまざまな研究を重ねた答えを投入するから良い結果に期待できる。先ずは古典管、cx301や112などのテストを繰り返したが、ラインアンプには古典出力管カニンガムのcx371が良いと決った。現代ラインアンプはゲインの必要なく音楽を駆動する古典管にすべきで、素材力学と振動力学で音楽駆動力は決り、電圧増幅管や出力管のカテゴリーとは関係ない。

11223外観図はこれ。今回から円筒型筐体の仲間入りをしてもらう。水晶粒防振構造とした場合球体がベストになるがスペースファクターで躊躇してしまい、最大妥協で円筒型とする。Φ350mmの紙管を使い高さは200mm、円筒の外周は外部からの振動に自ら強い構造になる。それに紙管を輪切りにして上下蓋を作れば筐体は完成して、随分と楽だ。

11226外観図のイメージがこれ。電源トランスはタムラのトロイダルトランスpr7808s改造奮戦記でコイルをむき出しにして、水晶粒で防振構造に出来るようにしてある。紙管はofc純銅板0.2mmを円筒の外周に張り、上下蓋にも貼り付けて電磁シールドを今回から施す。

11224ラインアンプの回路図はこれ。固定バイアス回路はコンデンサ結合でトランス結合の音色より劣るが、なんせ費用は安くすむのでコンデンサにした。但しDuelund社のofc純銅オイルペーパーコンデンサとジャンセンofc純銅オイルペーパーコンデンサのアルミケース除去水晶粒防振構造化は、現時点で最強のコンデンサと思う。

11225アンプは電源が音を出しているから、電源回路の方が複雑になる。カウンターポイントsa3.1から学び半金属のトランジスタで真空管の動作を安定化させる手法を長年とってきたが、結局カスケードアンプのハイブリッド構造で半金属と真空管金属のハイブリッドで音色を損ねるため、安定化は放棄した。

11227カニンガムcx371aはシール付のオリジナルでも貴重品を使うことにした。電源トランスと2世帯住宅を構成するためofc純銅板の0.2mmで円筒管を作りcx371aは電磁シールドする。電磁シールドしたcx371管は上面の水晶粒充填レベルから上に突き出し、自然放熱を考える。フィラメントはdc点火とし、銅マンガニン線で抵抗を作り音色は劣化しないよう対策した。

11228先日m+aさんが運動がてら自転車でやってきた。「オーディオも終活でね...」とゆう話題になる年回りで、そうだ古典管171aはt-mon君に引き継いでもらおう。とゆう訳で全部渡すことにした。1930年のux171やcx371は次世代のダ・ヴィンチの元で、如何なるjazz表現をするであろうか?

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2019年11月20日 (水)

速報 素材力学 ルテニウム振動式整流器成功!

11202_20191120023501リレーやマグネットスイッチ(電磁継電器ともいう)を1,000個や2,000個も使った制御盤の設計製作やメンテナンスは嫌いで、随分とリレーを恨んだものだ。日立へ入社してリレーシーケンス制御を任され、3ヶ月もしたらやることは無くなり面白くなくなった。面白くは無いが随分とリレー盤は売り上げに貢献して、ロボットベンチャー黎明期には何度もピンチを救った。だからリレーには滅法詳しく、日立の電気設計のしくじりを救ったこともあった。1967年にリレーを扱い始めたから、52年もしてリレーからご褒美をもらえた。何と素材力学のルテニウム振動式整流器は成功したのだ。但し音を聴くにはまだ多くのプロセスが必要で時間は掛かるが、とりあえず目論み通り動いた。

11203電源トランスはac18.5vのセンタータップ仕様でdcsエルガーから外したものを使った。lm339でゼロクロスコンパレータを作り、sh7145cpuボードへ割り込み入力させた。sh7145cpuボードは100khzの10μsecの動作とし、正体を見極める為とりあえず補正無しの833カウントとして、正の半サイクルでリードリレーの1番をオンオフする。負の半サイクルでリードリレーの2番をオンオフする。負荷は位相遅れ無しの1kΩとしたから、まず事故は起きない。

11204こちらがルテニウム振動式整流器のセンタータップ整流波形で、概ねダイオードの全波整流器と同じだ。

11205これは正の半サイクルリードリレーの半波整流と、負の半サイクルリードリレーの半波整流を分解して表示した。

11206ここまでくればシメタもので本番の準備に移る。ルテニウムはどうも聴いたことは無いから気になり、rsを調べていたら銅合金接点のものが見つかった。この発見は大きく全体システムの銅化に大いに貢献する。問題の寿命は1億回無負荷となっているから、1日1時間聴くとして60x60x60=216,000回で1億/216,000=462日と我田引水で出て、まあ1年毎に交換でも問題ない。金田式のネオハイトップの寿命より長いや。電源投入時はシリコンダイオードで電解コンデンサをチャージして兎の耳電流になった所で銅振動式整流器に切り替える。また接点の最大スイッチング電流はac1aとなっているが、閉じた状態の最大電流は構造物の耐電流でもっと大きいはず。それでも音色を一番左右する、古典管シングルアンプの+b電源が主になる。

 

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2019年11月18日 (月)

素材力学 ルテニウム振動式整流器の可能性1

111812018年の12月に素材材力学において半金属のシリコンダイオードを追放すべく、ルテニウム機械振動式整流器の発明を考えた。機械式振動の為純銅のようなヤワな接点は使えず、ルテニウム接点と相成った。先ずは音がどうのこうのの以前に果たしてこの方式の可能性はありや?なしや?の実験を行う。以前のエントリーから「その半金属のシリコン整流器を排除するに長い間思案していた。真剣に亜酸化銅整流器を考えたが化け学は苦手で断念した。そこで登場が大正時代(1920年代)のテクノロジーの振動式整流器で、メカニカル整流器なのだ。これだけ古いテクノロジーは団塊より上の世代しか知らないが、日立時代に学んで知識だけは持っていた。サイン波のゼロクロスをリレーを使って切り替えれば電力ゼロで開閉できるから、理論上小容量の超高速リレーを使えば実現可能となる。200khzサーボサンプリングしているのでタイムマネージメントは5μsecとなり20の分解能で余裕がある。サイン波の1/2サイクルが8.33msecでサイン波のゼロクロス点を予測して100μsec(オフは70μsec)手前からカウント、オンオフして完全なるゼロスイッチを行う」
出典:wikipedia
「ルテニウム(英: ruthenium)は原子番号44の元素。元素記号は Ru。白金族元素の1つ。貴金属にも分類される。銀白色の硬くて脆い金属(遷移金属)で、比重は12.43、融点は2583K (2310℃)、沸点は4173K(3900℃)。常温、常圧で安定な結晶構造は、六方最密充填構造 (HCP)。酸化や腐食を受けにくく、展性に富み比重が大きい。この性質は白金(Pt)と同じである」

11182まあ、毎度ながら理屈は先行しているが中々現実は追いつかない。それでも4種類のsh cpuの開発環境が完璧に戻ったから、実験などは直ぐに出来る。現代オーディオはcpuにdspにfpgaを操らないと、開発出来ない時代に来ている。実際にオーディオメーカは先の先を行っているから、如何なる開発をしているか想像もつかない。当社の社長から大手企業向けの特殊オーディオアンプの検討依頼が来た。その類を調査すると何とデジタルモノアンプ(WONDOM 1 X 2500W Class D Audio Amplifier Board - IRS2092 For Medical equipment and Driving Coil)の2500wが$199で買えてしまいショック、社長に「無理です!」と返事した。特殊アナログオーディオアンプで2500wとなれば50万円位では売れるから、20台となればシメタ!と思ったが...デジタルはオーディオビジネスを崩壊させる。要するにアマチアとプロのギャップが開き切ってしまい、面白くない時代でもある。横道に逸れた、さったと60hzを発生させよう。

11183回路図はこれ。sh7145cpuのoutポートから8.333msecのオンオフ信号を出してCynergy3 リードリレー 3V dc SPNO S2-03PU/RSを駆動する。その駆動信号と接点でledをドライブしてリアル動作を観察する。

11184Cynergy3 リードリレー 3V dc SPNO S2-03PU/RSの拡大画像。コイル両端にはファーストリカバリダイオードを取り付けオフ時のコイルエネルギーを速やかに放電させる。画像のようにコイル直近へ付けるのがLを発生させないポイント。

11185sh7145cpuボード上へリードリレーを貼り付け配線する。電源は+5vなので3vのコイルへ130Ωの抵抗を付けてある。コイル電圧が高ければインダクが増えてスパイクノイズも大きいから、低い電圧のコイルの選択が正解なのでしょう。

11186簡単なフローチャートを描いて、アッセンブラでスラスラと30分くらいでプログラムする。ramのデバックモードで動かすため余分なタスクは即リーターンとしてある。これならばsh7145でも100khzで回る。100khzは10μsecだから(16.666667msec/2(60hzの半分))/0.01=833と出て、833カウント毎にoutポートをオンオフする。1発で動き若干高めの金属音が聞こえて、リードリレーが60hzで振動しているのが分かる。リードリレータイプだから金属音が高めなのだ。これをオシロスコープで波形をサンプルする。さあどうなった...

11187先ずは全体の波形を見る。Cynergy3リードリレーは優れもので60hzのオンオフ動作に問題なく追従している。緑色がコイルの印加電圧で黒が接点の動作になる。

11189問題は動作時間でオンディレイの発生を確認する。Cynergy3 リードリレーのスペックでは「動作時間、バウンス含む 0.1ms」となっているがオンディレイはバウンス時間を含めて180μsecとなっている。0vを検出してからリードリレーをオンしたのでは180μsec遅れるから、オフゼロクロスからカウントを開始して833-(180/10μsec)=815カウントでオンすれば接点は丁度0vでオンできる勘定になる。

11188次にオフディレイの時間だが100μsecの遅れをCynergy3 リードリレーは持っている。これも同様でオンゼロクロスからカウントを開始して833-(100/10μsec)=823カウントでオフすれば接点は丁度0vでオフできる勘定になる。ここのタイムマネージメントは重要でcpuはゼロクロスのオンとオフを割り込み最優先で取り込み、毎回検出して時間の帰還をかけてやれば位相遅れは無い。ここをハードウエアで回路を作り割り込み動作とするか、ac電圧をadコンバートしてその値を微分して方向が変わるポイントでゼロ検出するか。adコンバータはads7800 12bitが搭載されており3μsecでad変換できるから時間遅れは無い。次はここの検討に入る。

 

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2019年11月16日 (土)

音色力学 トランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプ製作1

11161だいぶ前になるが、有名なアヴァンギャルドのスピーカを置いてあるjazz喫茶へ行ってきた。干からびたブルーノートの音はアキュフェーズと言えども上手くは鳴らせない。jazz喫茶と銘打てばブルーノートを鳴らすは必須だが、jazz喫茶amp工房だって漸く鳴りはじめた状況だからエラそうなコトは言えない。難物中の難物が画像のこれ。ヴィレッジ・ヴァンガードのライブだが、ヴァン・ゲルダーの録音が乾いている。音の合間を縫うようにヌタリノタリのベースのウィルバー・ウエア、我が道の悩めるソニー・ロリンズ、ギュルギュル唸る悪魔のようなエルヴィンさん、名演だがどうみても音は難しい。このcdを持ってオーディオフェアへ行こう。これがしっとり張り出して鳴るシステムは、本物と言える。ハイエンド時代の干からびた音にさようならをして、古典管cx350で古典jazzを分厚く!熱く!鳴らそう。

11162xとゆう訳で7月以来のトランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプの製作に入るが、すっかり忘れてしまった。先日3相誘導電動機のddターンテーブルの打ち合わせにみえた名工ミルトさんへ「お渡しした回路図や資料を持ってきてください」と頼んだ。こっちのcadデータを引きずり出し見ているが、図面の背後のニュアンスまでは蘇らない。cx350パワーアンプ部は入力トランスにcx350管、それに出力トランスとたった3点で構成される。ここでの音色力学ではcx350管素材のニッケルや鉄や真鍮等が、jazzの厚みを減ずる方向にある。

11163x電源部はこうなる。試行錯誤の結果、jazzにエネルギーを持たせるには交流点火に終息した。プリやラインアンプではハムの点からdc点火やむ得ない。ここでの最大の問題点は電源整流用ダイオード(日本インター、ファーストリカバリダイオード31df6)の音色にある。正統派は古典管の整流管を使う。せっかく真空管で音を分厚くしても半金属のシリコン電源により音は痩せる。古典整流管素材のニッケルや鉄や真鍮の方が、半金属シリコンより音色に優れているからなのだ。しかしながら整流管の内部抵抗の高さから音楽駆動に劣り、ここはジレンマになる。

11164コンストラクションが出てきた。本体の直径はΦ400mmのトロイダル出力トランスの関係で、紙管の直径がΦ450mmとなってしまう。高さは図面上で630mmとなっているが、まあ600mmから650mmの間になる。配線は一体型の方が好都合だが、水晶粒を充填したら持てる重量には非ずで、電源箱とamp箱の2box構成とした。ここはcelloのパフォーマンスと同じだ。

11165こちらが現在1台出来ている試作のトランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプになる。手に負えないほど重たくデカ~イ!

 

11166古典管のカニンガムcx350は完全水晶粒防振構造化すると異次元の音になり、これでないと古典jazzを分厚く!熱く!は鳴らせない。カニンガム党は水晶粒防振カニンガムcx350塔を作る。塔はofc純銅板0.2mmを円筒に丸めてΦ110mmを作り、合わせ面をハンダ付けする。上部には放熱用排気の穴を四方にあけて、ここまで充填した水晶粒の上面に放熱ファンで風を送り込み冷却する。冷却ファンは大口径の200vファンを100vで駆動し、流量を確保しつつ静寂性も確保する。余談だが、フツーの真空管アンプを水晶粒防振構造化して冷却すれば劇的どころではない変化に唖然とするはずで、アンプは何でも良くなってしまう。でも、それはそれなりで、良いものは更に良くなるからやはり良いものの必要性を感ずる。さてcpuの開発環境が完璧で4種類のcpuの開発が出来るように戻った。ならばアンプ類もdaコンバータもcpuの支配下に置けて面白いことになる。よ~し、デジタルや!

 

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2019年11月14日 (木)

音色力学 dcs Elgar DAコンバータ電流出力回路解析

111413テイク目で終わった。モニタースピーカから流れてくる音はライブとは全く違い、緻密に演奏されて商品を作るとはそうゆうコトなのだ。本番の緊張から開放されてやっと口を開く。「あんぷおやじさんの言う真空管の音色の良さは承知しており、ミキサー群のあっちこっちに真空管は入っていますよ~!」と坪井さんは言う。体調不良と緊張の最中に出た言葉がそれで、不器用な男の見舞いに対する返礼の言葉に聞こえた。前日のコト、巴川沿いに「フィッシュ」とゆうレストランがあり、全員で食事に出向いた。その時ベース加藤の真ちゃんから「最近甘いものをカミさんに進められて食べるようになった」と聞いた。戻りパドヴァの店主にケーキを焼くように頼んでおいた。この日はそれを届けるのが目的で、良い場面に遭遇したものだ。ボスの青木弘武さんに差し入れを手渡し、おいとました。いずれ出来上がったcdをamp工房で聴くのが楽しみ。大いに売れれば良いのだが...

11142さて音色力学のdcs Elgar DAコンバータトランス電流駆動による音質向上究極手法は失敗に終わり、悔しさから回路図を眺めてた。この回路図は基板をスケッチしたからどこまで正確かは分からない。dcsから絶対に回路図は出ないから、仕方なくスケッチしたものだ。トランス電流駆動の失敗には回路全体の仕組みについて、理解が及んでいなかったのも敗因の1つになる。

11143失敗の後は回路が突然見え始めるのだから面白い。この資料はdcsの5bit Ring DAC の説明書から拝借した。エルガーの時代は32bitでラッチしているから、32bit全部onになると流れ出す電流は((5v-2.5v)/520)x32=154maとなる。出力ラッチの74act175はcmosタイプでほとんで電源電圧までスイングできてロスは0.1v程度。よってエルガーの音は+5vの主電源の構成と74act175で最初に決まる。74act175は音の良い銘柄を探さねば...まさか?

11146x最初に74act175のQ出力(正相)を追いかける。32bit da出力はあくまでもユニポーラ出力でバイポーラ出力に変換しなくてはならない。それがどこかを探索していた。高精度opampのop275がそれで、出力電流を調べると(9.86v-2.48v)/74.3Ω(520Ω7本パラ)≒100maとなる。所が5v固定のための抵抗520Ω2本が直列接続で約10maが消費されてしまい、結果90maがバイポーラの原資となる。すると154ma-90ma=64maで90:64の正負アンバランスがここで生じていた。

11147続いて/Q(逆相)を追いかける。高精度opampのop275は330kと1μfで、約300msecの積分時定数を持ちサーボをかけている。このサーボの掛かった90maが逆相バイポーラのための原資となり、正負アンバランスは同様の結果となった。

11144これでようやく合点がいった。但しなぜ90maなのかは開発者の意図が分からない。154maならば154/2=77maとしておけば±77maでいきなりバイポーラに変わると思う。その場合正相では87ma必要で(9.86v-2.48v)/0.087=84.8Ωの抵抗にすれば良い。温度係数の良い固定抵抗+多回転ポテンショメータで厳密に合わせれば完璧になる。逆相も同様で(9.27v+2.5v)/0.077=152.9Ωを調整で作り出せば良いが、メーカではそんな生産性の悪いことはしない。

11145それならば再チャレンジする可能性が出てきたと言える。sh7286cpuを使い、何らかのポートから32bitの出力を出す。若干誤差はあるでしょうから抵抗の520Ωを調整し、1khzのサイン波をポートのon/offのユニポーラで出力し154maは正確にする。これを画像のトロイダルトランスへ注入してacを取り出せれば良い。これが成功したらdcsエルガーに組み込むとしよう。しかし今回は熟慮で行動は直ぐに起こさない。久しぶりにm+aさんが訪ねてくれた。お互い体調は万全では無いから早いとこ良い音にしなくてはならない。「当分パワーアンプは出来ないね?」「いや水晶粒防振構造化トランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプの製作に入りましたよ!」

 

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2019年11月12日 (火)

音色力学 dcs Elgar DAコンバータトランス電流駆動による音質向上究極手法 了

1112111日は青木弘武さんの五重奏団による録音が、t2audiostudioの坪井さんの所でありました。坪井さんは病み上がりの退院したての痛々し中、助手に指示を出しながらマイクのセッティングをしていた。amp研究会からのお見舞いを届けるのが目的だったが、ついセッティングの準備を手伝ってしまった。青木さんは良い音でピアノの馴染み演奏をしていた。ドラムとフルートは青木さんの音大後輩の女子、女子のドラマーははじめて。ベースは加藤の真ちゃんで旧交を温める。ギターは前回と同じ慧君で、これまた余分をしてしまった。どうもギブソンsuper400の音色が良くない。坪井さんに「フェンダーアンプありませんか?」と聞くと「倉庫に沢山あるよ」と言う。6台くらいはあろうか?とにかくでかい、重たいエレキアンプを引きずり出すが、ハム音は出るはガリオームで頭を抱え込んでしまった。増してや慧君はリバーブが欲しいと言う。そうこうしている内にこっちは時間で引き上げて結末は分からない。真空管のエレキアンプは既に骨董品で日々のメンテナンスをきちんとやらないと、プロの現場では使えない。

11122さて本題の音色力学におけるdcs Elgar DAコンバータトランス電流駆動による音質向上究極手法はいよいよ組み込み開始です。まずはフィルターのコンデンサ0.0068μfをofc純銅オイルペーパーコンデンサを水晶粒防振する。水晶粒を充填したらリード線引き出し部にポルウレタン系の接着剤を充填して、オイルの蒸発を防ぐ。

11123こうして出来上がった右のofc純銅オイルペーパーコンデンサは、左のduelund社の超高額なofc純銅箔ペーパーオイルコンデンサに音色で勝てる。手持ちは0.022μfしかないので結束バンドで締め上げ静電容量を増やしてあり、3本パラが2本で済んだ。

11124だいたいは予測がつき、dcs Elgar DAコンバータの隣へ電流駆動のトランスを配置して、配線は最短距離とした。

11125次に抵抗とコンデンサの組み込みだが、基板を外すには大事で表面から全て作業するため、0.0068μfのwimaはラジペンでグラグラさせて、折って撤去する。

11126抵抗は銅マンガニン線で作った2kΩ、画像のように組み込み完了。

11127トランスを繋ぎ配線ミスが無いかチェックをして音出しする。ハムが盛大に出て、シマッタ!音は考え方の正統性を示し半金属のopampとトランジスタ類がofc純銅に置き換わったから、エネルギーは噴出し音は飛び散りエライことになった。慌てて名工ミルトさんに電話をすると「今から行きます!」と言う。早速聴いてもらうと「血を浴びるような音だ!」と感想を漏らす。「ハムを除去してから又聴いてください」と早速ハム除去作業に入る。

11128回路図の赤線部分は高インピーダンスで基板の外には出せない。何とかしたろと深夜までの作業に及ぶがハム除去は出来ない。残念ながらdcsの回路改造には力及ばずで、この方式は諦めるしかない。何度ものハンダ付けの繰り返しで基板パターンは破壊寸前の状況。dcs950プロ機の予備実験では、ハムレベルまでチェックしていなかった。

11129それでも幻の音としてamp研究会のメンバーだけに聴いてもらうための、水晶粒を充填した。追加のコンデンサは帰還インピーダンスの変化でフィルターの時定数が狂ったため、補正で入れた。

111291定位置に移りガボール・ザボのjazz ragaをかける。お~、なんてことだ。音の出る位置が50cm以上も前(2の位置)に出てきて、座っているテーブルに接近してきた。重心はもう下がりようも無いほど下がっている。音の良し悪しが分からなくとも、音の出ている位置とか、重心とか、音の飛び散る位相は誰にでも分かる。音はmonoだけど空中に飛び散り前後にの立体感が凄い。やっぱり銅じゃあなければいけないのだ。ここにオーディオの本質を見た!

111292日曜日はamp研究会、早朝準備をしていると電話が鳴る。超原資豊かな経済学者が相談に来たいと言う。「ようがす!」と引き受けた。車はフェラーリのスーパファストらしいが転がすのが面倒で、近所だから自転車でみえる。決めたハイエンドオーディオアンプはアメリカ製で見たことの無いシロモノ、お代だけは高そう。とりあえず音を聴いてもらうと「こんな音は何処でも出せないよ、凄過ぎ!」と聴き入る。そうこうしている内にkuraiman社長氏とパーカショニストのnakaさんがみえる。にわかには理解し難いようで、やがて「聴いたことの無い音が出ている、前後の立体感は凄い!」と過激な中にもこの方式の正当性に気付いた。「皆さんに聴いてもらったからもうお終い、ハムに負けて幻の音として撤収です、これで...了」

 

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2019年11月10日 (日)

音色力学 dcs Elgar DAコンバータトランス電流駆動による音質向上究極手法 2

11101先日は信州木曽まで行ったが満足な紅葉は見られなかった。amp工房の隣はプロが畑をやっており、その端に柿木が植えてある。これの紅葉が毎年楽しめて、今年も急激な冷え込みで紅葉が始まった。葉っぱの根元からポロリと落葉する状態は根っ子との養分の交換が行われず、糖分が残りこれがアントシアニンで赤くなる。その赤の綺麗さは葉っぱの成長に掛かっており、今年は裏年で柿がまるで生っていない。その分見事な紅葉が見られてこっちはありがたい。参考までに、お隣の柿は渋柿です。

11102dcs Elgar DAコンバータトランス電流駆動による音質向上究極手法は、いよいよ組み込みを開始です。予備実験はdcs950の特注品でやっていたがエルガーとは若干違い、エルガーはデジタルボリュームコントロールが付いているせいか電流電圧変換回路は1kΩとなっている。こっちは950の2kΩで設定していたため、オーバーゲインが予測されるがそのままエルガーに組み込むことにした。

11103音色力学の重大事は素材にありで、銅若しくは純銅に尽きる。今回は電流電圧変換回路から電流を横取りする作戦で、それ以降のオフセット除去acアンプ回路にバッファアンプ回路の半金属opampとトランジスタを画像のofc純銅トロイダルトランスに置き換える。dcsだって考えたことはない回路だから、音色カイゼンの威力は計り知れない。

11104電流電圧変換回路の1kΩの抵抗はイギリス製1%の金属皮膜抵抗(rsコンポーネンツで扱っている)から銅マンガニン線抵抗に変える。ここでも80%の銅に変わるから効果は大きい。続いてはフィルターコンデンサ、wimaのチンキなコンデンサをデンマークduelund社のofc純銅箔ペーパーオイルコンデンサに交換して、これまた効果が大きい。ですがこれがイケナイ、抵抗は80%の銅だしデンマークduelund社にしても所詮コンデンサだし、これらをofc純銅のトランスの置き換えれば異次元となる。残念ながらdcsで人様の回路だから理解が及ばず、どうがんばってもofc純銅トランスだけにはならない。daコンバータを自作すればofc純銅トランスだけも可能だが、ワディアが廃業に追い込まれたdcsの5bit Ring DACには到底及ばない。

11106カップリング機構のコンデンサをトランスの銅に置き換えるとエネルギーの噴出の次元が違い、特に高音が突き抜けるためウルサイ!となりがちでそれをトランスのせいにしたりする。たいていはここで行き詰りトランスはダメや!となるが、ここからがあんぷおやじ流儀の真骨頂で、ofc純銅トロイダルトランスは構造自体が水晶粒防振構造だし、全体も水晶粒防振構造になるからウルサイ!がエネルギーに変わる。音色力学の結論、半金属の半導体では駆動はするが音色は足りない。コンデンサを銅にすれば大幅なカイゼンはあるがエネルギーは足りない。よって我田引水力学でofc純銅トロイダルトランスに決り。

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2019年11月 8日 (金)

復活力学 sh7286ボード完全復活

11081そうだ、木曽行こう!と決めて遅い時間だが、amgを駆って中部横断自動車道をひたすら信州へ向かう。今年の紅葉は遅く伊那インター沿いのモミジは全く色づいていない。松川インターを出て広域農道を飯田市方面へ向かうと、信州高森産直組合でやっているリンゴ売り場の旬彩館がある。ここは毎年リンゴ買いに寄っている。しまった!時期が早すぎてフジは出ていない、タイミングは11月末なのだ。更に南下、清内路峠越えで妻籠宿へ入る。ラグビーのせいか海外のお客さんが多くて驚く。行きつけの蕎麦屋「しんや」さんへ寄り、蕎麦と五平餅をいただく。これが恒例の行事で後は土産物買い。画像の大きな柿が3個で500円と思わず買ってしまった。「500円とはエラク安いですね~」「あ、これ渋柿ですから熟してからお召し上がりください」妻籠宿はなんだかんだ50年も通っているが、清里のようなしくじりは無く地味にゆったりと観光化しているのは好感が持てる。奇抜なファッションのお店?と英語カフェの登場には流石に驚いた。

11082sh7145cpuは見事に復活を果たしてここで止めておけば良かったものを、クロックが40mhzでは100khzサーボが限界と欲が出て、sh7286cpuのクロック100mhzの復活をやろうと決めた。またこの基板は富士宮k工業m氏が進めている新加工機の電流制御においても威力を発揮するに違いない。現役当時何でもなかったものが、sh7286をすっかり忘れたことでとんでもなく苦労する。usb-rs232cが悪いのか?基板が悪いのか?はたまたromライトのソフトが悪いのか?全くromが書けない。

11083sh7286の自作モニター(イエローをモディファイ)がsh7286の内臓フラッシュに書けないと何も出来ない。だいたいがイエローの取り扱い説明書は大雑把で分かり難く、昔は中澤さんへsosを出していたが、現在は出来ない。当たるも八卦でクロックを片っ端から設定すると12mhzで動作したが、ボーレートは9600bpsになり良く分からない。良く分からないが、動作したのでこれ以上詮索はしない。

11084モニターが書けたからこれで仕事になる。これがイエロースコープでram動作させたプログラムrun状態で、ledを点灯させている。daコンバータは内臓の8bitがあり検討したが2chでもあり、外付けで3chのu,v,w相の16bitdaコンバータを考えている。sh7286はi2cbusを持っているからtiのdac8574(何と4ch)などが簡単に繋がる。

11085こちらがイエロースコープでステップ動作をさせているさま。機能は強力でメモリ内容とレジスタ内容を見ていけばデバッカはスムースに出来る。サーボに関してはダイナミックだからこれ以上の機能を持ったとしてもデバックは出来ないから、これで十分となる。

11086rom書き込み中にプログラムが暴走してpam回路のゲートに信号が入り、電源短絡となった。この場合スイッチングレギュレータの保護回路が起動してon/offを繰り返したため、エネルギーチャージのコイルのスパイクノイズでcmosメモリがやられて、やがてsh7286cpuもやられて、ついに基板は破壊した。尊い犠牲を払ったがsh7286ボードは完全復活したのだから良しとしよう。sh7286はsh2aコアで100mhzを使うと384khzサーボ(ハイレゾの2倍、2.6μsec)まで可能となる。名工ミルトさんが進めている3相誘導電動機ダイレクト駆動ターンテーブルのサーボアンプで、世界最速384khzの電流帰還制御のテストを行う。

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2019年11月 6日 (水)

青木弘武さんのjazzコンサート 了

11060jazzギタリストの杉山彗(けい)君がコルトレーンのアセッションを指差し「イッテいる!」と言う。「い~やイッテいない、音の隙間をめがけて全員が音を入れているだけだ、かけようか?」「いや、結構です」。慧君とコルトレーン談義をしていると青木弘武さんは、自分のブランドの五線譜に無心に本日のコンサートのコード進行を書いている。「エンピツありませんか?」「ありますよ!」と一番上質な三菱のuniを渡す。顔を見合わせ「やっぱり紙とエンピツですね!」と笑う。再びコルトレーン談義に戻りエルヴィン・ジョーンズさんの話となる。「あ、エルヴィンさんならスティックがありますよ」見せると目を輝かせて、スティックの臭いを嗅ぎ「エルヴィンの香りだ~!」とベースの薫ちゃんへ渡す。2人の若き才能者は純粋にjazzジャイアントを尊敬しており、いっぺんでこの若者2人が好きになり「著名なjazzドラマーも何人か来ているが、あなた方のように感動はしない、あなた達は良いですよ!」褒め称えてしまった。

11061ケニー・バレルが好きと聞いたがなんせレコードはかけられない。ケニー・バレルのレコードとくればレキシントン盤のBLP 1523 で「Introducing Kenny Burrell 1956、Tommy Flanagan, piano; Kenny Burrell, guitar; Paul Chambers, bass; Kenny Clarke, drums; Candido, congas #2,3.Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, May 29, 1956」となり、画像のようにギブソンのボディがしゃくれている。とゆうことはsuper400ではなくてes175となる。

11062一応このes175の音をケニー・バレルの音の基準としているから、慧君のsuper400の方が音は太いはずだがやけに軽い。日本人で体格がどうのこうのではなくて、エレキアンプの問題なのだ。amp工房のフェンダー・ブラックフェイス75ならば軽い音のギブソンj160eでも太い音がする。思い余って「ギブソンのsuper400はもっと太い音がするはずだが」と言ってしまった。本人も自覚しているようで、ただ持ち運びの簡便さからフェンダーのオモチャのようなエレキアンプになっているのだ。super400ならば古典ツインリバーブくらいでないと似合わない。「エレキアンプで困ったら相談してくれ」と名刺を渡した。なんせエレキアンプには滅法詳しく、オーディオの前はエレキアンプだったからね。

11063アルフレッド・ライオンは礼儀正しい男でソプラノサックスのレコードを捜し求めてきたコルトレーンに対して、ブルーノートでの録音について話し合った。プレステッジの契約期間中だから1枚だけの条件で出来たレコードが「ブルートレイン」となる。勿論BLP 1577のオリジナル盤は持っている。この1枚の再生に生涯賭けても良い位の名盤「 John Coltrane - Blue Train 1957、Lee Morgan, trumpet; Curtis Fuller, trombone; John Coltrane, tenor sax; Kenny Drew, piano; Paul Chambers, bass; "Philly" Joe Jones, drums.Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, September 15, 1957」余談だが、若干16歳のリー・モーガンと奇才カーティス・フラーがいい。バックは仲良しのポールチェンバースに最強の推進力を持つフィリー・ジョー・ジョーンズ、メンバーも凄い。イングルウッド・クリフスの立派なスタジオ録音より、音の漏れるハッケンサックの両親の居間で録音した時代の方がヴァン・ゲルダーは良い!

11064ブルートレインは12小節のブルースコードの進行とあり、どうゆうことなのか音楽理論に疎いあんぷおやじは疑問だった。ドット・クールでのコンサートの合間に青木弘武さんに質問する。するとその場で「先ず1小節...12小節でこうなる」と弾いてくれた。また「1小節に音を沢山詰め込むとこうなる」と即興レクチャーまでしてもらって感謝でありました。ドット・クールの林さんとは10年ぶりくらいの再会で、お互い余り覚えていなかったが、会話をしている内にほぼ繋がった。ダイナコのパワーアンプから聴こえるjazzは典型的jazz喫茶の音で好ましい。何人来たのかなあ?狭いドット・クールにはたいして入れないし、本日のギャラは?と心配になる青木弘武さんのjazzコンサートでありました。 了

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2019年11月 4日 (月)

青木弘武さんのjazzコンサート 1

11045xjazz界にも親友と呼べる友人が居る。「お体大丈夫ですか~?」と心配してjazzピアニストの青木弘武さんから電話があった。「はい、大丈夫です」と返事をしてから半年が経った。3日の日曜日に若手ギタリストを連れて清水でコンサートをやると連絡があり、是非行かねばと決めていた。当日はamp labがあり、その後昼間のコンサートへ行こうと予定を組んでいた。出掛ける矢先の1時過ぎにjazzプロデューサーのmoriさんから「今からコーヒーを飲みに行きます」と連絡がくる。2時からの開演で大丈夫かいね?と心配するが大歓迎でオーディオシステムを生かす。コンサートのメンバー全員がamp工房に居るのだから、我々は絶対に遅刻しない?ギタリストはケニー・バレルの向こうを張ってギブソンのsuper400(画像)のオリジナルを持ち込んだ。これは期待できる。

11041人格者の青木さんはミルトさんにもt-mon君にもお母さんにもガッチリと握手して、挨拶を交わす。時間が無くjazzオーディオのおもてなしは十分に出来ない。コーヒーを飲んで頂いたらさっさとコンサート会場の「みそのや」さんへ移動してもらい、t-mon君親子と名工ミルトさんに家人にあんぷおやじ、慌てて駆けつける。キーボードでは流石に名人青木さんも窮屈そう。それにギブソンと高音がかぶり電気仕掛けのキーボードは難しい。

11042静岡に女性のjazzベーシストが居たのだ。稲垣薫さんで青木さんが盛んに「天は2ブツを与えた」と申しておりました。ギブソンでは最大級の胴にネックも巨大なsuper400、杉山彗(けい)君は才能溢れる若手ギタリストで上手い。こうして次々と新しい才能が生まれるのだ。コンサート終了後jazzプロデューサーのmoriさんから、今晩のコンサートへの招待を受ける。勿論参加です!

 

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2019年11月 2日 (土)

音色力学 dcs Elgar DAコンバータトランス電流駆動による音質向上究極手法 1

11021常連さんの超原資豊かなjazzオーディオマニアは何千万円もするオーディオシステムに決めたらしい。「それでも鳴りませんよ!」とアドバイスすると「あんぷおやじさんに迷惑は掛けられない」と律儀だが、何れお呼びが掛かると踏んでいる。こっちも次元こそ違えハイエンドに大枚と人生を捨て損ねた経験から、大枚になればなるほどハイエンド機器は鳴らないと思っている。思っているから人様の「ハイエンド」はやらないが、その常連さんは音楽で人生を救われた経験を持っているから、力になろうと決めている。素材力学の絶対性にもっと気付くべきで、celloにしてもviolaにしてもシリコンの半金属が音を出しているのだから、音色では金属の真空管には適わない。経験者の諸兄はもっと声を大にして、この真実を伝えよう。dcs Elgar DAコンバータトランス電流駆動による音質向上の究極手法は、この半金属からできるだけ離れるコトで、従来のdaコンバータにはない音を狙う。黄色丸印がラッチと組み合わせたdaコンバータの半金属電流変換回路と見れば、改造すべき点が理解できる。

11022名工ミルトさんが製作した縦方向平衡バランス水晶粒防振ofc純銅トロイダル差動トランスをいよいよ組み込む。回路図はこのようになる。daコンバータ電流変換回路の帰還抵抗の一方を外し、そこへ前出トランスを配線する。

11023但し先ずは電流が電圧に変わるかの様子を見る為にlchのみやってみる。トランスを接続する場合のポイントは2次側の負荷抵抗で、その大きさが巻き数比変換されて2kΩに加算される仕組み。まあopamp回路が±15vで動作しているから±13v位がmaxと考えて負荷抵抗を決める。

110241お~っ!2次側に完全な1khzのサイン波が出力されている。これで成功だ!緑がトランス2次出力、黒がテストポイントの正相出力、赤がトランス未接続の逆相出力。負荷抵抗を500Ωとしたらcdへ記録した1khz1vのサイン波は1.629vrmsとなった。

11025続いて負荷抵抗を1kΩとする。同じポイントの左右両チャネルの電流電圧変換回路の値を表示し、トランス2次側の値を表示する。2次側は3.23vrmsと随分ゲインを持った。この時のopampのピーク電圧は画像のように12vとなり限界値の13vに近づく。よって1:1のトランスでは負荷抵抗1kΩが上限となる。

11026ここまでくればシメタもので出来たも同然だ。縦方向平衡バランス水晶粒防振ofc純銅トロイダル差動トランスを正相と逆相に接続して動作させると、発振状態になってしまった。これは一体?

11027そこで1khzサイン波cdを取り出し無負荷としてみた。若干のレベルの違いは差動プローブのせいで完全にdc電流はバランスしている。そこでピンときた。そうかdcバランスも1khzサイン波のacではオフセット付になりアンバランス電流の磁化でインピーダンス上昇となり、発振した。理屈は解明できたが、以前やったLTspiceのシュミレータではバランストランスでなかったから正確な答えは出なかったのか。

11028そうなりゃあ縦方向平衡バランス水晶粒防振ofc純銅トロイダル差動トランスはだめじゃあないか。まあdaコンバータチップの真っ当な電流変換回路に比べればRing dacの特殊性は仕方がない。しかしラッチのオンオフ電圧を電流に変換している回路に介入できるのだから、素材力学的に大幅に音色カイゼンできる。

11029回路図の赤丸印と上画像の黄色丸印の部分の部品を出来るだけ銅化すれば良い。2kΩ抵抗は銅マンガニン線で作り0.068μfのコンデンサはジャンセンのofc純銅オイルペーパーコンデンサとする。トランスは縦方向平衡バランス水晶粒防振ofc純銅トロイダル差動トランスから、通常の1次2次巻き線を持ったトランスに変わる。現状ではcx350古典管パワーアンプがモノラルなためこのトランスでmono結合してみた。シェリ-マンの2,3,4をmono合成した波形です。後は仕上げて待望の音を聴くだけ...

 

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