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2019年11月 2日 (土)

音色力学 dcs Elgar DAコンバータトランス電流駆動による音質向上究極手法 1

11021常連さんの超原資豊かなjazzオーディオマニアは何千万円もするオーディオシステムに決めたらしい。「それでも鳴りませんよ!」とアドバイスすると「あんぷおやじさんに迷惑は掛けられない」と律儀だが、何れお呼びが掛かると踏んでいる。こっちも次元こそ違えハイエンドに大枚と人生を捨て損ねた経験から、大枚になればなるほどハイエンド機器は鳴らないと思っている。思っているから人様の「ハイエンド」はやらないが、その常連さんは音楽で人生を救われた経験を持っているから、力になろうと決めている。素材力学の絶対性にもっと気付くべきで、celloにしてもviolaにしてもシリコンの半金属が音を出しているのだから、音色では金属の真空管には適わない。経験者の諸兄はもっと声を大にして、この真実を伝えよう。dcs Elgar DAコンバータトランス電流駆動による音質向上の究極手法は、この半金属からできるだけ離れるコトで、従来のdaコンバータにはない音を狙う。黄色丸印がラッチと組み合わせたdaコンバータの半金属電流変換回路と見れば、改造すべき点が理解できる。

11022名工ミルトさんが製作した縦方向平衡バランス水晶粒防振ofc純銅トロイダル差動トランスをいよいよ組み込む。回路図はこのようになる。daコンバータ電流変換回路の帰還抵抗の一方を外し、そこへ前出トランスを配線する。

11023但し先ずは電流が電圧に変わるかの様子を見る為にlchのみやってみる。トランスを接続する場合のポイントは2次側の負荷抵抗で、その大きさが巻き数比変換されて2kΩに加算される仕組み。まあopamp回路が±15vで動作しているから±13v位がmaxと考えて負荷抵抗を決める。

110241お~っ!2次側に完全な1khzのサイン波が出力されている。これで成功だ!緑がトランス2次出力、黒がテストポイントの正相出力、赤がトランス未接続の逆相出力。負荷抵抗を500Ωとしたらcdへ記録した1khz1vのサイン波は1.629vrmsとなった。

11025続いて負荷抵抗を1kΩとする。同じポイントの左右両チャネルの電流電圧変換回路の値を表示し、トランス2次側の値を表示する。2次側は3.23vrmsと随分ゲインを持った。この時のopampのピーク電圧は画像のように12vとなり限界値の13vに近づく。よって1:1のトランスでは負荷抵抗1kΩが上限となる。

11026ここまでくればシメタもので出来たも同然だ。縦方向平衡バランス水晶粒防振ofc純銅トロイダル差動トランスを正相と逆相に接続して動作させると、発振状態になってしまった。これは一体?

11027そこで1khzサイン波cdを取り出し無負荷としてみた。若干のレベルの違いは差動プローブのせいで完全にdc電流はバランスしている。そこでピンときた。そうかdcバランスも1khzサイン波のacではオフセット付になりアンバランス電流の磁化でインピーダンス上昇となり、発振した。理屈は解明できたが、以前やったLTspiceのシュミレータではバランストランスでなかったから正確な答えは出なかったのか。

11028そうなりゃあ縦方向平衡バランス水晶粒防振ofc純銅トロイダル差動トランスはだめじゃあないか。まあdaコンバータチップの真っ当な電流変換回路に比べればRing dacの特殊性は仕方がない。しかしラッチのオンオフ電圧を電流に変換している回路に介入できるのだから、素材力学的に大幅に音色カイゼンできる。

11029回路図の赤丸印と上画像の黄色丸印の部分の部品を出来るだけ銅化すれば良い。2kΩ抵抗は銅マンガニン線で作り0.068μfのコンデンサはジャンセンのofc純銅オイルペーパーコンデンサとする。トランスは縦方向平衡バランス水晶粒防振ofc純銅トロイダル差動トランスから、通常の1次2次巻き線を持ったトランスに変わる。現状ではcx350古典管パワーアンプがモノラルなためこのトランスでmono結合してみた。シェリ-マンの2,3,4をmono合成した波形です。後は仕上げて待望の音を聴くだけ...

 

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