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2019年12月20日 (金)

音色力学 トランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプ製作3

12181だいぶ前になるがcdビジネスの先行きが怪しくなったのか?cdの叩き売り的状況があった。今でもある種続いているのかも知れない。このLiving Stereo 60 CD Collection は2010年リリースで有名な RCA Red Seal 、凄いのが60枚の演奏時間で64時間もある。次にお代、当時は2万円くらいで販売されており、今はもっと安くなっている。20,000円/60=333円/1枚ととんでもなく安い。だが当時は「なんだいcdだからオリジナル盤に比較にならないほど音は悪いし、安物cdだからまあいいか!」と思っていた。ところが又してもcdに罪はなく、cx350古典管アンプになってから60枚がお宝になった。これまで何度もcdやレコードのせいにしていた音質は全部システムの問題となった訳で、自助努力で解決できるとなれば大いにありがたい。

12182ofc純銅ポリウレタン線、この場合はトリテックの樹脂で固めたネットワークコイルだが、樹脂落としで皮膜までダメにして短絡してしまい落ち込んだ。一晩寝れば落ち込みも解消して、気合で全部巻き解き仕切り直しなのだ。電源のトロイダルトランスは60hz固定なので、低周波は透磁率低めとし断面積を大きくとる。これが秘訣でΦ300mmの40mmx60mmと図太いトロイダルに水晶粒防振タケノコ構造にしてある。でありますからポリウレタン線は水晶粒絶縁層の上に巻かれることになり、内部外部から水晶粒でサンドイッチされて、防振構造は完璧となり通常のトランスでは出せない音が出る。

12183今度は全て裸線を巻いている感覚で巻き、巻き線の間隔は十分に確保している。実際には全周に渡り接触しないように巻くのは不可能で、巻き終わったらトロイダルを転がしながら接触部を見つけて広げる。なんでトリテックのポリウレタン線に拘るか、それはΦ1.2mmもありソレンのawg18番より太い。

12184巻いているofc純銅ポリウレタン線が終わって接続が生じたら、そこで電圧を測定し発熱が起きていないか丁寧に調べる。通電は何が起きるか分からないから、スライダックで様子を見ながら徐々に電圧を上げる。画像のように285vまではとりあえず合格した。そこで次なる追加巻き線を接続して進める。

12188300vの中間タップ巻き線を出した。今回は巻き数のカウントはやらない。ofc純銅線がコマギレで何度か繋ぐ必要があり、その都度通電をして安全性と電圧の確認をしているので、残り何ターン巻けば良いか都度出る。巻き数をカウントしないこのやり方は楽で沢山巻く場合の1つの手法になるかも知れない。とりあえず見込みで巻いて電圧を計り、残りのターン数を算出して最後のみカウントする。

12186これで全部巻き上がった。1次側のac100vはソレンのawg18で220t巻き、2次側ac350vはトリテックΦ1.2mmでおおよそ770t巻き、ac50vはΦ1.0mmの普通のポリウレタン線を114t巻き、ac7.5vはムンドルフのΦ1.6mmを18t巻いた。各部の電圧正常、温度上昇無しで晴れて合格です。これで4個製作する電源トランスの1個が完成した。名工ミルトさんと同時にトランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプの製作をやっているが、ミルトさんは4台を並べて量産体制?に入った。こっちは音を出しながらに作業になるから先ず2台を仕上げて、monoで駆動しているaltecのシステムを、monoだが左右それぞれ別に駆動する。これで低インピーダンス問題は解決してまともに音が出る。先を急ごう!

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