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2019年12月14日 (土)

音色力学 ofc純銅電解コンデンサ再生1

12140画像:住職より借用
ハンダ付けは一筆書きのように素早く達筆を常として、半田面は滑らかで光り輝く...これがあんぷおやじ流儀になる。器用なamp研究員達は直ぐにマスターしたが、少々器用でないパーカショニストのnakaさんやt-mon君は一朝一夕には成らずでありました。それでも良い音のために努力を重ねると、あんぷおやじ流儀ではないにしても1つのハンダ付けスタイルが出来上がる。パーカショニストのnakaさんのハンダ付けは少し光り始めて、もう少し。t-mon君のハンダ付けは独特のスタイルで、ネバネバと時間を掛けてハンダ付けしている。けっして光沢はないがしっかりと付いており動作に間違いない。目標に対しどんなアプローチも良い訳で「これじゃあなければいけない!」等と決め付けない方が、オーディオも人生も面白くなる。

12141xamp工房メインシステムの解体で、ofc純銅電解コンデンサのΦ350mmが1個出てきた。カウンターポイントsa3.1用で1年チョット前に作ったものだが、容量を測定すると1μfにも満たなくて製作時の数十分の1になってしまった。まあ、シール技術がトロイものだから電解液が蒸発して容量減になるが、同時にマイナス極のofc純銅板も酸化(画像のように汚らしく酸化が進む)するので、再生した方がよろしい。この煩わしさから自分でメンテ出来ない方にはお勧め出来ない。

12142先ずは+極のアルミ板と電解紙を剥ぎ取り捨ててしまう。再生すべきofc純銅板を剥がして表面研磨を行う。この作業から手の油は厳禁で軍手をしての作業とする。

1214340番位の目の粗いサンドペーパーを使い表面研磨と同時にヘアラインを縦横に生成して、-極の表面積を稼ぐ。ツルピカの鏡面仕上げでは表面積が増えない為、静電容量の増加は見込めない。ほーれ、美しくなったでしょ!

12144出来上がった-極のofc純銅板を本体の紙管Φ350mmへ巻きつける。この時はギリギリと紙管へ力一杯巻きつけて弛みを出さない。ofc純銅板の端面はネジ止め若しくはテーピングでがっちり固定する。

12145巻きつけが終わったらテーピング処理に移る。紙管エッジのテーピングは、絶縁と電解液蒸発を防ぐ意味で重要になる。これにて下準備は完了で、次にハイライトの+極アルミ板と電解紙の巻きつけになるが、これが相当に難しい。
ルテニウム振動式整流器の開発のお陰で、電源のコンデンサやチョークコイルの挙動が良く分かるようになった。簡単でやたら難しいのがオーディオ用の電源だが、今更大学の研究室でも時代遅れの研究テーマには取り組まない。そうやって長い間放置されてしまっているし、この先も研究者の登場は望めない。日立の電解が良いの、ニチコンの電解が良いの、フィリップスの電解はなお良いの、など音の良し悪しの理由が良く分からない御仁はさっさとofc純銅電解コンデンサを作ろう。激変は駄耳問答無用とはっきり分かる。

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