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2019年12月12日 (木)

無帰還力学 3相誘導電動機でダイレクト駆動ターンテーブルを作る14

12121コルトレーンを助けたセロニアス・モンクは、コルトレーンファミリーとして聴くことにしている。とゆうことでBLP 1510 Thelonious Monk - Genius Of Modern Music, Volume One とBLP 1511 Volume Two WOR Studios, NYC, October 15, 1947 の2枚はレキシントン盤のオリジナルを持っている。worスタジオの録音でヴァン・ゲルダーの録音でないところに、時代の変遷を感ずる。そこからいきなりのコロンビアの5枚組はまずかろうと、予てから狙っていたリバーサイドのコンプリートboxを手に入れた。これで穴の開いたモンクの黄金期が手に入った。

12128 disc1の8曲目キャラバンにぶっ飛び、慌てて名工ミルトさんへtel「帰りに寄っとくれ、凄いcdだ!」...「子供の頃アメリカにはこんな凄い音楽があったのだ~!」感慨深げにミルトさんがつぶやく。凄いはずだ、disc1と2はヴァン・ゲルダーハッケンサックの録音なのだ。その他の殆どはnycのリーブス・スタジオ録音で、コンプリートだけあって猫の目がクルクル回るように良い録音、悪い録音と続き、酷いと思ったらサンフランシスコのブラック・ホークのライブだったりして。日本盤jvcは音に定評があり、しかも1988年は20bitk2の前時代で、シリアルnoは000052ときた。たんとはいらね~主義もいよいよコンプリートか?

12120奇想天外な2.2kw3相誘導電動機ダイクト駆動ターンテーブルの開発は、ミルトさんが黙々と進めてくれている。こっちは相当にヤバく、次々と新発明が閃くものだからダイレクト駆動ターンテーブルを作るの巻きは、ミルトさんに預けっぱなし。

12125機械加工も相当に増えて、スラスト軸受けはΦ20mmくらいのaaa級水晶球とし、上下の軸受けはメタルブッシュとしてある。これらをたいした機械も無しにミルトさんはやってのけて、「機構の改造は終わって通電しているが動かない」と連絡が来た。

12122そこで重い腰を上げて出向いた。手で2.2kw3相誘導電動機を回すと粘った負荷抵抗でブレーキ感が実によろしく、ベアリンが無いから滑らかに回り、よくぞここまでやったものだと感心しきり。無帰還すべりsの制御ではこの粘性負荷がポイントになる。

121233相サイン波発生装置から出たサイン波はアムクロンce2000txでアンプされて3相モータへ供給するが、過電流遮断を起こしている。そりゃあそうでしょうよ、1,000w(2Ω)のアンプで2,200wを回すのだから無理。そこでインダクタンスを上げるべくチョークコイルをにわかに巻いてもらった。

12124これで過電流は防げたが未だ回らない。そこでモータ端子の位相を見ると、120度位相が崩れてしまい単相運転になってしまった。日立時代の電力業務は面白くなく、怠けたツケが回ってきた。上司のベクトル演算を良く見ていれば良かったのだが。3相誘導電動機用の3相チョークコイルは1個のトロイダルコアに3コイル巻かないと、3相チョークコイルの体をなさないのだ。ここで時間切れで後日にとした。久しぶりにミルトサウンドを聴く。「抜けが悪い!」「...」「半球型水晶粒防振スタビライザは?」「これです」「おー、来ました来ました、若干重心は高いのでマルチのドライバレベルを少し下げて...」
jblの375然とした音から288-16gにも似た艶やかな音色は、ここだけにしかない唯一無二の音に昇華し、良くぞここまで来たものだと胸が熱くなり、ミルト邸を後にした。

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