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2020年1月13日 (月)

音色力学 トランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプ製作12

201111955年、親友ソニー・ロリンズと入れ替わりコルトレーンはマイルスバンドへ参加が決った。その年の暮れから1966年初めにかけて、ラウンド・アバウト・ミッドナイトの録音がコロンビアスタジオで行われた。モンクのラウンド・ミッドナイトになぜアバウトが付いたのか?ここでのコルトレーンの評価は高いがどうもね。それがクスリのせいで1956年11月にマイルスからクビを言い渡され退団してしまう。外で修行してクスリも絶ったコルトレーンを見ていたマイルスは1957年11月に再びコルトレーンを迎え入れ、マイルスは飛びっきりいい奴だ、とまあこうなる。マイルスバンドの最高傑作はカインド・オブ・ブルーで、1959年の録音になる。うるさいドラムのフィリーに代わりジミー・コブ、カクテルピアニスト(失敬!)ガーランドに代わりビル・エヴァンスと名手が集まったカインド・オブ・ブルーは殆どエヴァンスの作曲による。この時のコルトレーンは自信に満ち溢れ、よどみなくフレーズが次から次へ流れて素晴らしい。冒頭のポール・チェンバースのベース録音はレコードオリジナル盤ではボヨヨーンとなって酷い録音だなと思っていたが、最近のcd再生ではしっかり音階が録音されていて、なんだい自分の装置が悪かったのか。

20112最近は音の激変でうろたえる場面が続いている。平常心でいられないほどの激変は麻薬みたいなものだ。2重目のタケノコが完成したので2次巻き線を始める。礎電線株式会社のΦ0.3mmポリウレタン線をΦ350mmのトロイダルコアに目一杯巻く。現在は午前1時、巻き線開始です。

20113最近はトロイダルトランスの製作も楽をしようが先に立ち、巻き数はカウントしない。第一Φ0.3mmの巻き数なんて何回勘定しても合いそうに無いない。Φ0.3mmの巻き線は隣と重なり易く神経を使いながら巻き、これで漸く1/4巻けた。

20114巻き々、ひたすら忍耐強く巻く。朝が白んできた時刻の7時に巻き上がる。連続で巻けば半日で仕上がる勘定になる。これで1次側のofc純銅ポリウレタン巻き線の完全水晶粒防振構造化と2次巻き線Φ0.3mmポリウレタン線の水晶粒防振構造化が終わり、素材か?防振か?の判断が付く。
20115早速性能を測定してみる。1khzの入力4.529vに対して22.01vの出力でトランスのゲインは4.9倍、設計値の5倍に近似で合格とした。60hzでも同様のゲインでf特は完璧。平面対向巻きではこうゆう高性能は出せなく、ひとえにトランスの結合係数の負うところ大なのだ。

20116早速試作機トランスだけcx350パワーアンプのvsfを巻いた仮のインプットトランスと交換して音出しをするが、心中穏やかでない音が出た。素材より振動力学が優先すると嬉々として結論付けた。これは朗報でハイゲインのトランス関係では、インプットトランス、ドライブトランス、mcトランスには全てこの手法が有効になり、高価なソレンofc純銅Φ1.0mmを購入しなくて済む。amp研究会では余りの凄さにオタオタしながら説明するのでありました。

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