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2020年1月15日 (水)

音色力学 トランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプ製作13

201151パーカショニストのnakaさんとt-mon君が静岡avboxのm社長に「あんぷおやじはトランスを巻いている」と話したらしい。するとm社長は「日本でトランスを巻けるのは2人しか居ない」と言ったそうな。そうなんです、日本でトランスを巻けるのはあんぷおやじと名工ミルトさんの2人だからその話と辻褄が合う?余談だが、avboxは良いオーディオショップと決めている。何でも節操無く売る所が良い。店主の拘りがきついと希望の銘柄や機種が買えない場合もある。さて日本に2人しか居ないトランス巻き線職人に新たにnakaさんが加わった。上画像のトロイダルトランスを見て欲しい、フォノイコ用のヒータ巻き線トランスで16v2aを2回路巻いた。でこの小さな穴にポリウレタン線を通して巻くのは長い線をズルズル引きずりながら巻くから大変で、あんぷおやじ流儀のトランスはΦ300mm~Φ450mmにしているのはここの理由による。kuraiman社長氏もt-mon君もトロイダルトランスを平気で巻いているから、なんだい日本にはトランスを巻ける人間は5人も居るじゃあないか。オーディオの世界は「まことしやか」がまかり通り、アンタ実際に見たのかい、聴いたのかい。

201156チョークインプット電源の場合インダクタンスとして機能する臨界電流値(赤丸印)あり、あんぷおやじ流儀では青丸印のチョークインプットとコンデンサインプットの中間を使っている。この場合ac電圧の約1.2倍の電圧になる。何となく完全チョークインプイット方式(ac電圧x0.9)の方が良いじゃあないかと思い、テストしてみた。

201152にわかにチョークコイルの準備など出来る訳がなく、インプットトランス用で巻いたΦ350mmトロイダルトランスを使う。Φ0.3mmポリウレタン線が約2500t巻いてあり、スーパーコア(高透磁率)のせいでインダクタンスは140hと高容量、直流抵抗は何と90Ωと低く優れものです。参考までに、タンゴのチョークコイルMC-10-200Dでは10hで直流抵抗は95Ωもある。

201153Φ400mmの紙管を用意して例の如く水晶粒防振する。


201154cx350古典管ラインアンプ配線完了の図、右はアンプ部で左はチョークコイルと下にはΦ300mmトロイダル電源トランスとofc純銅電解コンデンサが入る。

201155早速音出しです。丸でだらしなく干からびた音は大失敗で、いささかショックであります。短絡的判断ならば古典管アンプにおけるチョークインプット電源はダメとなる。短絡的でなければこのチョークコイルの問題となる。思案が続いたがハッと閃いた。Φ0.3mmのポリウレタン線を2500tも巻けば直流抵抗が90Ωもあり、この抵抗成分が電源密結合を阻害している。しかしながら100hと大容量で2Ωなどとゆうチョークコイルは現実的ではなくて、無理となる。更に重大なコトに気付いた。プレートチョークもグリッドチョークも電源チョークも純粋にインダクタンス成分のみで、直流抵抗は限りなくゼロでなければいけないのだ。過去の失敗が全て説明が付いた。amp工房で使用するポリウレタン線はofc純銅Φ1.0mmを最低条件としよう。

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