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2020年1月25日 (土)

音色力学 トランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプ製作16

201218 昭和40年代の初めに日立清水へ最初のnc加工機が入った。大隈は自社のosp制御装置でfanuc(アメリカではファヌークと読む)は使っていなかった。一応担当課の主任にはお断りして(バラすとは言っていない)制御装置を見せてもらった。すると白いマイクロトランジスタのnandゲートだけが無数に並んでおり、回路はなんだい簡単ではないか!とヌカ喜んだ。ところが回路は簡単でも何をしているかさっぱり分からないのだ。分からないはずで、全てのロジックは赤のnandかnorで表現され、カウンターもメモリーも演算器もnandだけなのだ。1パターン化することで今日のコンピュータは進化してきた。この話には落ちがあり、基板を抜いたものだから動かなくなってしまい破壊大魔王の本領発揮、主任に報告すると慌ててメーカを呼んだ。とここまでは前置きでこれからが本題。

201212現代コンピュータがnand型とすれば、あんぷおやじ流儀のオーディオシステムはトランス型となる。複雑なロジックいやアンプ回路をトランスを使って簡単化して、更に1パターン化した。とりあえずcx350古典管は作れないから、いや作らないから後はひたすらトロイダルトランスを巻けばアンプが出来てしまう。単純化して自在に組み合わせれば複雑なことができて、あらゆる音楽的表現が可能になると想定した。最高傑作のΦ400mmトロイダルコア!自画自賛ですまん。タムラのpr7808sと大きさを比較して欲しい。

201213最高傑作とは重さでコアだけで16.5kg!もあり...まさか。い~やそうではなくて、断面積と直径(磁路長)と透磁率の比が黄金比で、トランスだけアンプを作る場合の切り札になります。トランス群の電源トランスも出力トランスもドライブトランスもインプットトランスもmcトランスも、全てに適応出来る。さてタケノコ作りの紙カットに入る。220mmx50mmとしたら名工ミルトさんは「50mmを35mmにして円弧補間を密にしたのね~」やられた。

201214タライ(100均一)へ水晶粒を入れてΦ400mmのトロイダルコアを立てる。おーッ、凄いや。水晶粒の量も沢山必要で埋め込まないと倒れる。以前の出力トランスはミルトさんに試作をお願いしたもので、当方Φ400mmは初挑戦です。

201215タケノコ紙の胴回りを220mmとしたので円としたらΦ70mmになる。このサイズであれば30mmx60mmに対して対角ギリギリだが、実際には余裕が出る。このような作業は設計では確立せず現物合わせとなり、図面に残しておく。

201216例の如く水晶粒(フィボクリスタルに配合してある)を充填するが、タケノコサイズがデカイので作業は楽に進む。最初に巻いたタケノコが上に向いたところで水晶粒を少し抜いてテーパ形状にしてマスキングテープで蓋をする。

201217これでタケノコ完了です。コア重量16.5kgに水晶粒約7kgを充填したから、この時点で24kgになって、だがまだ持てる。これにofcポリウレタン線を4kg巻くことになるから最終で28kg、ま~だ持てる。冒頭に戻り、水晶粒充填にofc純銅巻き線を巻く、これだけの単純な作業で分厚い音色表現が出来るなれば、こんなにありがたいことはない。単純は複雑で複雑は単純なり、単純なトランス巻きに無限の方法論が見えてきて、最終章はこれで十分に楽しめる。先日の当社幹部会議の席上で「著名な医師の話として、70歳を超えて生きながらえたならば先は結構長い...よって終活はヤメです!」とm+aさんの発言があり、一同我が意を得たりでありました。

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