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2020年1月27日 (月)

音色力学 トランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプ製作17

201251今でも奇跡だったとしか言いようがない。撮影禁止のシステーナ礼拝堂はフラッシュの嵐で、警備員の「撮影は禁止です、止めてください!」の声をみんなが無視する。千載一遇のチャンスとばかりに慌ててカメラを取り出す。天井画の天地創造は描かれてから500年経って著作権は切れている。とゆうことはあんぷおやじ撮影の写真に著作権が生ずるコトか?ミケランジェロは天井画を結局1人で描いた。理由は弟子たちに任せておけないことで、一人プロジェクトxの先駆者と決めた。これだけの大きなシステムを1人で描くのだから、相当なシステムエンジニアだったと言える。あ、この話ではない。オーディオにおいても重要は一人プロジェクトxの行動で、タムラに特注のトランスを頼んでも企業の範疇でしかないから満足できずテクノストレスを抱える。音の探求者はトランスまで作れば他人のせいにできないから諦めが付き、例え音が悪くてもストレスは無いから気持ちは清々しい。

201252かくして今日もΦ400mmトロイダルコアタケノコ付きにソレンのofc純銅ポリウレタン線を巻く。「ラインアンプ出力トランスはパワーアンプの出力トランスより楽だわい」と気楽に巻いているがとんでもない苦労があるなど思いもしなかった。

201253先ずは1層目が巻けた。最近はデジタル巻き線で巻き数は面倒でカウントしない。とにかくトロイダルコアの内側が目一杯密になるように巻いてお終い。トロイダルコアは内径と外形が違うので画像のような巻き姿になる。

201254続いて全周に養生テープを巻き、その上に2層目を巻く。ソレンのofcコイルは名工ミルトさんから頂いた巻き線機に組み込み、これを握りギリギリと巻く。途中で休む時はガムテープで巻き線を固定する。これを怠るとバラバラと解けて悲惨な目に合う。

201255見込みでは約900tになりこれを3層巻く。流石にΦ400mmは時間が掛かり3層巻き上げるに1日を要した。

201256美しいでしょう、これで3層の巻き線が完了しました。Φ1.0mmのソレンコイルは太さも丁度良く気楽に巻ける。本来であれば1次2層、2次2層の4層巻きで巻き数比1:1を手抜きして2次を1層とした。よって巻き数比は2:1になりcx350管パワーアンプを繋いだ場合、ゲインが下がるコトになるが、まあいいか。リード線にはカラー収縮チューブを付けて、巻き始めと巻き終わりも表示する。

201257xxxデータは重要で必ず残すようにしている。1層目のインダクタンス大は内径が一番大きく巻き数の多さと交差磁束数の多さによる。9hや10h程度のインダクタンスはac100vでは小さ過ぎで、電流波形が若干歪んでいる。トランスで唸りなど生じて心配になったら、ac100vラインに10Ωの抵抗を付けてインダクを測定し電流波形の観測をすれば実態が明らかになる。

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