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2020年2月 4日 (火)

音色力学 トランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプ製作20

202041xamp研究会をお休みして孫娘のピアノ発表会へ出かけた。焼津市大井川文化会館ミュージコはピアノ発表会で3年通っている。小さなコンサートホールにスタインウエイのd274のフルコンが置いてあり、いつも感心する。それを弾くのだから恵まれた子供達です。演奏前に孫娘は「緊張する」と言い、家人は「失敗したっていいのよ!」と慰めたつもりだが、こっちは余分は言わず「大丈夫」と背中を押した。28番...と呼ばれて真夜中の火祭:平吉毅州 エチュードアレグロ:中田喜直 が始まる。家人が「あ、ピアノとケンカしている、あ~仲良くなった」と評していたが、我が家は伝統的に火事場のなんとか力で本番に強い。孫娘宅のヤマハのアップライトは鍵盤が重いが、スタインウエイは軽くてデカい音がするものだから、弾く速度は若干上がり気味で、しかしガンガン叩く奏法は、かくもスタインウエイd274と戦えリ。将来はjazzの方が向いているな~と密かに思った。障害の子と先生との連弾は「第9の喜びの歌」だったが、その1音1音のひたむきさに胸打たれて涙が滲んだ。これがうまい下手を超えた音楽の力と感じて、帰りの車中で孫達に「幾つになっても勉強だな~」とその話をした。

202042さて今回は少し話を戻そう。cx350ラインアンプ出力トランスの実験状況です。画像のΦ450mmトロイダルトランスの900t、2層の1次、900t、1層の2次ではインダクタンスが足りずこの段階では低音は出なかったものだから、別な出力トランスを作り入れ替え実験をする。

202047dcs Elgar DAコンバータ用の電源トロイダルトランスが1個に集約出来たため、1個遊んでいる。そうだこれでΦ300mmの出力トランスを作ろう。1次側は巻き線を丸々残している。トロイダルΦ300mm、616t、100vrms、10Ω、86.2mv、i=86.2/10=8.62ma、z=100/0.00862=11.6kΩ、30.8hがインダクタンスで十分にある。これはΦ300mmの透磁率が高いことによる。Φ400mmでは900t、27.45ma、100v/0.02745=3.643kΩ、l=3643/6.28x60=9.7h、これの2層分は約20hしかないからだいぶ違う。

2020431次巻き線はそのままにして、2次側にカルダスケーブル1.75スクエアを巻けば直ぐに出力トランスが出来る。

202044cx350ラインアンプ用の出力トランスの出来上がり。Φ300mmトロイダルトランスは一般的にデカイが、あんぷおやじ流儀のトランスとしたら一番バランスが良い。これで出力トランスの商品化を考えたら良いと思いますが。

202045バイアスの調整は無しでプレート電流を測定する。43maで全く問題ない。

202046音出ししてガクッときてしまった。30.8hもインダクタンスがありながら低音が全く出ない、これは一体?トランスとはかくも妖しきものか。900tx2=1800tで約20h、これの低音の出ないのはインダクタンス不足と納得できる、しかし30.8hあってもダメかねえ~。インダクタンスと巻き線と音の関係が分からなくなり先達の設計を調べたら、周波数50hzにおいてインダクタンスは50h必要とあり、ここだ。要するに20hでも30hでもインダクタンスは少なくて土俵に乗っていなかったのだ、これで納得!

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