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2020年2月 6日 (木)

音色力学 トランスだけのカニンガムcx350古典管パワーアンプ製作21

202061ラグビーワールドカップ2015 Englandの時、オーストラリアのフランカー7番は素早く動きいつもボールのある所にもぐり込んでいる。その姿にラグビーの真髄「献身」を感じて、いっぺんでファンになった。そのマイケル・フーパーはラグビーワールドカップ2019 japanでは、オーストラリアのキャップテンとなって登場した。そのオーストラリアから突然メールが届く。海外からのメールはヤバイのが多く、しかし今回は何かを感じて開いてみた。日立精機のマシニングセンターvk-45のサーボアンプに関する問い合わせで、日立精機が無くなった事は世界中に迷惑を掛けている。静岡の加工屋さんでもそうだったが、日立精機を引き継いだ森精機では満足なサポートは出来ないようだ。副社長だった故h岡さんの恩義もあり、流石にオーストラリアまでは出張できないがここで居座ってできることはサポートしようと思っている。

202062さて話の遡りはインプットトランスの巻きです。アンプ(増幅器)とはゲインを持ったインピーダンス変換機と言える。このインピーダンス変換がクセモノで、トランスの場合増幅作用と同時に必ずインピーダンスも上がってしまう。それを下げるのが真空管と考えるべきでしょう。磁気増幅器から端を発しトランスだけで何とかならないかと思考錯誤したが、どうにもならなかった。インプットトランスは何倍もゲインを持ったインピーダンス変換機です。

202063画像のインプットトランスは1次にΦ1.0mmofc純銅ポリウレタン線を480t巻き、2次はΦ0.3mmポリウレタン線を約2400t巻いている。ゲインは4.9倍あり概ね設計値になっている。これでもかなり音質の良いインプットトランスだが、システム全体からから見た場合、Φ0.3mmのフツーの巻き線では音色がカイゼンされずウイークポイントになっている。

202064そこで最強のインプットトランスの実験をしてみた。ここにΦ1.0mmのofc純銅ポリウレタン線を800tで3層巻いたトロイダルトランスがある。これを全て直列接続して2400tとしておく。

202065その上に養生テープを巻く。続いてカルダスケーブル1.75スクエアをコアの内径側は間隔を無くして密に巻く。

 

202066これでカルダスインプットトランスの出来上がりです。1次がカルダス348t、2次がofc2400tで想定ゲインは7倍です。これはこれで商品になりそうな雰囲気がある。

202067早速cx350パワーアンプに組み込んで音出しする。上の緑のコイルのインプットトランスより遥かに色艶が付き抜群に良くなった。ただカルダスを投じた意味がフルには生かされていない気もする。この理由は屁理屈になるので止めておくが、カルダスケーブル巻きは出力トランスに一番音質のカイゼンがある。この実験は重要な意味があり、高価なカルダスケーブルがフルに生かされる場所の特定は、原資節約に繋がる。いずれ商品化を目論むが、その際は躊躇なくカルダスケーブルを潤沢に巻く。この手法はインプットトランス、ドライブトランス、mcトランスに適応する予定です。

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