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2020年5月19日 (火)

素材力学 ルテニウム振動式整流器21

205131昔の同僚の佐渡友さんから最新の著書が送られてきました。あの激動の時代のロボットメカ開発チームのボスで、現在のロボット会社のメカの基礎を作った人物です。真面目で正義感が強く石橋を叩いて渡る安全主義者で、こっちの発明狂的で奇想天外な性格とは正反対でしたが、この組み合わせが研究開発には良かったのでしょう。著者は見城先生と佐渡友さんのお2人で、聖書みたいな重厚な装丁でおまけにお代も重厚です。こっちはとうに忘れていましたが、ロボット会社時代にティアックのa3300テープデッキをプレゼントしてあり、見城先生のティアック時代の回顧録にそのa3300が登場した訳で、お礼も兼ねて著書を送ってくれたのです。ほーれ、先行投資は良いことがあるでしょう。この重厚はamazonでも購入できます。

205131lab次なる事故の話です。トランス事故のダメージからだいぶ落ち着きまして意を決して、ルテニウム振動式整流器の総合試験に入ります。300vx2=600vの高電圧に懲りてトランスの1次側にスライダックを入れて低い電圧から試験開始です。0vから徐々に電圧を上げていきます。

205192負荷システムはチョークコイルをトランスだけcx350管アンプから掘り出せていませんから、コンデンサインプット電源で試験します。電解コンデンサは470μf400v、負荷抵抗は8kΩとなります。おー素晴らしい、電源電圧60v位でルテニウム振動式整流器は見事に整流作用をし、電解コンデンサ充電電流は狭い電気角で予定通りです。

205195上手くいったので電源を一気に停止しました。次の通電で異様に電流は流れてしまい、リードリレーは動作しているのにも係わらず整流作用はしません。これはエライことになりました。波形をサンプルするとスパイクは出るし無残な波形です。

205193突入電流防止回路の31df6に1個がぶっ飛んでいました。一体何が起きているのだろうか?

205194怖くて前に進みません。31df6ダイオードは数百本持っていていくらぶっ飛んでも問題ありませんが、高価なリードリレーはお代と納期で大問題です。一応31df6のスペックを確認すると600vの耐電圧でパルス電流は45aもあります。これが壊れたのだからよっぽど酷い事態が起きていると推測します。こうも立て続けの事故ではもういけません。

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