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2020年5月 3日 (日)

素材力学 ルテニウム振動式整流器14

204291中断していますkuraiman社長氏のdenon,dp-80の水晶粒防振構造化です。3相のサイン波駆動はsh7145や7286や7124がフルデバックできる環境にありますから直ぐにでも出来ますが、止めときました。回路技術論ではなくてどこに投資すれば最大効果が出るかに気付き、「回路などどうでもいいや!」と現在はなっています。勿論3相サイン波駆動にすれば良いに決まっていますが、安くはできません。基板の開発やソフトウエアの開発に大枚投資していますので自分用は良いですが、これをamp研究会のメンバーに負担させる訳にはいきません。プラッターにあえて紙管を使ったのは、潜水艦のプロペラまで削れる5軸マセニングセンタを持っているk工業m氏に依頼すれば直ぐにでも高精度加工できますが、低精度でも問題なしを表現したかったコトと、原資少なくとも良い音を実現したい思いです。プラッターの高さは100mmにしてΦ300mmの紙管をセンターを合わせながらdp-80のプラッターに接着します。モータも電気品も全て水晶粒防振構造にします。どこまでやれるかで音質カイゼンの度合いは違ってきます。水晶粒も安いものを中国から直接取り寄せ、ふんだんに使います。プラッターの充填量で約20kg、dp-80はこれを難なく回しトルク出すぎ感があります。これでdp-100やemt927を凌駕出来ますが、dp-100やemt927に同様の改造を施せばdp-80改造版の上をいってしまい...ですね。

205031今更ながら、簡単と決め付けていたリレー如きに振り回されるなどとは予想もしませんでした。身の回りにある多くのものが難解になっており、それに気付かない人達が大半で、気付かない方が幸せなのかも知れません。長年開発者をやっていますとつい徹底的に掘り下げてしまうのは、もう殆ど職業病なのでしょう。とゆう訳で急遽リレー動作解析用のハードウエアとソフトウエアを作りました。

205032リレーはsh7124のpeポートから出力し、そこをモニターします。その信号はmos高速ドライバのmcp1404へ入り、インターナショナル・レクチファイアのAdvanced HEXFET Power MOSFET「IRF2807SPbF」で24vのリレーを駆動します。リレーのab接点には抵抗が付けてあり動作時間の測定が可能になっています。4現象オシロで4点を同時測定しタイミング関係を明らかにします。

205033先ずはsh7124のpeポート出力とIRF2807SPbFのドレイン電圧を見てみます。このpower mosfetは80aも流せるお化けですがrds(オン抵抗)が13mΩと極度に小さくフルブリッジなどのスイッチング電源で多用したものです。mcp1404とmosfetの加算遅れは10μsec程度で無視できます。

205034次は接点コンタクターの動作でリレーオン時のa接点とb接点の動作を見ます。1967年当時、リレーに初めて携わった時このab接点の表現に疑問を持ち調べましたらメイクとブレイクが正解でしたが、abが支配的で文句は言いませんでした。ab接点とは不思議な表現です。

205035リレーのオフ時のab接点の動作です。a接点のオン時にバウンスがありましたが、こちらではb接点に出ています。離れる時はスムーズに離れくっ付く時は暴れて、が接点動作の本質のようです。これがリレーを扱って53年目の答えでした。応答速度はカタログ値の15msecに対してワースト10msecと早くなっています。肝心要はバラツキですが出ています。このリレーは一度オンしたら電源オフのオーディオ停止までオンぱなしてオフ側は無視できます。よってバラツキはひとつ上画像のa接点8~10msecとb接点6~7msecの値となり、これを吸収するようにします。

205036xまずそのまんまオンオフした時の画像がこれ。これですとb接点側の最短時間の6msecでは、チョークコイル電流の最後位に開閉が起きて少々マズイですね。

205037そこで同期カウンターを入れて1msec遅延させ、青印のように調整します。バラツキにより運が悪ければ次サイクルのチョークコイル電流の流れ始めにぶつかりますが、まあ調整範囲とゆうコトでやってみましょう。

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