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2020年5月21日 (木)

素材力学 ルテニウム振動式整流器22

205210昭和30年代にサボテンブームは頂点を極め戦前からの偉大な先生方が多くの著書を発刊しており、バイト代はその本とサボテンに消えていました。小説家でもある龍胆寺雄先生の著書(シャボテン)は愛読書で、mjの誠文堂新光社から発刊されていたのは驚きです。このシャボテンとサボテンの呼称で一大論争が巻き起こり、金田式の完全対称論争みたいに活況でした。画像の伊藤ロビビアなどは垂涎の的でしたが高校生には無理、経済的に購入できるようになった現在、サボテンブームは何事も無かったように歴史から姿を消しております。たまたま倉敷の山陽カクタスさんが伊藤ロビビアを引き継いでおり運良く分けてもらいましたが、東北地方太平洋沖地震の後復興ボランティアへ行ってしまい、又しても手に入りません。事故続き失敗続きのルテニウム振動式整流器開発も、伊藤ロビビアの見事な大輪(花径16cm)開花に憑き動かされ、やる気を出しましょう。

20521531df6ダイオード破壊で原因を探るべく試験装置の構築です。トロイダルトランスの300vx2巻き線へ負荷抵抗を付け、2巻き線のひとつに1.5vの乾電池とオン、オフのスイッチを付けます。こんな簡単で試験装置は完了します。

205213オシロスコープはtds784d(中古の上物は100万円)を壊すと後がありませんので片肺のtds3012を使い、恐る々乾電池の1.5vをオンオフします。出ました!強力なスパイクノイズです。これのせいでtds784cの入力2個を壊すし、tds3012の入力1個を壊しました。オシロスコープの耐入力電圧不足ではなくて強力なトロイダルトランスからは想像を絶するスパイクノイズが発生して、次々とオシロスコープを破壊してしまった。恐るべしトランスやコイルで、製作される際にはオシロスコープなど壊さないように注意しましょう。

205214いやいやこれで納得してもらっても困る。なぜ?31df6が破壊したかの原因の探求です。電圧のレベルが分かり1.5vの乾電池ならばtds784dへ入力しても大丈夫です。発生電圧はdi/dtですからスイッチの開閉速度でばらつきますが、最大値と思われるまで繰り返します。

205216そのデータがこれ。たかが1.5vの乾電池から発生したスパイク電圧は、peak-to-peakで700vを超えています。これがac60v、dcでは80vを印加していたのですから数千ボルトは発生して、ひとたまりも無く31df6は電圧破壊していたのです。当たり前と言われれば当たり前ですが、どうしてこうなったか検証に入ります。

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