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2020年5月11日 (月)

泥縄力学 goot HG-900ヒートガン修理の巻き

2050111水晶粒防振構造化に必須な道具にヒートガンがあります。gootのhg-900を20年近く愛用していまが熱風が出なくなり、もしかしたら修理可能かも知れませんが長年の獅子奮迅に感謝して引退です。そこでアマゾンの登場、中華モノですが売れ筋一番で評価も一番良かったヒートガンを迷わず購入しました。これが全く使い物にならなくて、熱収縮チューブ作業がめっきり嫌になってしまいました。昔、名工ミルトさんに「貴殿のヒートガンは如何ですか?」と聞くとモゴモゴしていた理由が分かりました。努力すればこの妖しいヒートガンでも使えるのでしょうが、水晶粒防振カルダスケーブルを作るにはストレス大になります。国産の優秀品を使ったことの無い評価者は「すこぶる良い!」となるのでしょが。たまりかねてgootのnewoneのhg-905を買ってしまった。これで万事めでたしのハズでしたが...
この新製品の熱風は従来通りで問題ありませんが、回転ベアリングの音が昔作っていたロボット用転造ボールネジのようなジャラジャラした品位の無い音で気持ちが悪く、時代の進化とはこうゆうコトを言うのだろうか?時間がある時にhg-900を修理したろ。

205112_20200509171301ん、そうだ時間だけは十分にある、早速修理しよう。一応ネットで情報を調べるとhg-900はリコール対象になっていました。画像の位置から発火するそうですが、既に断線しかかり発火はしませんでしたがバチッ々火花が出て修理済み。この壊れたhg-900を着払いで送ればタダで新品に...瞬間頭をよぎりましたが、こすいコトはエンジニア魂が許しません。真っ向勝負の修理です。

205113_20200509173101先ずはバラバラ分解の破壊大魔王です。一番心配していましたヒータの抵抗値は8Ωで、良いじゃあないですか。p=100v^2/8=1250wとコールド電力が出て、スペックの1200wに同等のokで間違いなく修理できます。

205114_20200509173601「ヒータがokなればこんなもの簡単に修理できるわい!」と勇んで次のステップです。3ポジションのスライドスイッチのヒータ側の接触不良と診断されました。ほーれ、これなら簡単でしょ。
。。

205115_20200509173901「ならば接点復活剤で解決や!」と鼻息荒くボタボタ落ちるほどスプレーします。ところが一向に直りゃあしません。そこでスイッチを詳細に観測した結果、ヒータ電力に負けてスライドスイッチが過熱してコンタクターを固定している樹脂が熱変形のガタガタでコンタクターが逃げてしまい、スイッチが入りません。

205116_20200509174201そうなりゃあ次の一手です。スライドスイッチを反転させファン側にヒータスイッチを移動しよう。ファンはオフポジション以外両ポジションでオンですから問題ありません。これで解決かと思ったのですが反対側のコンタクタの接触も若干悪く、パワー回路の接点としたら不安が残りこのスライドスイッチは断念です。

205117_20200509174801rsを物色していましたらrsブランドのチープな小型スナップスイッチが出てきて手配です。勿論250vの5aでは容量不足ですが1個200円で2個手配しましたので、だめになれば交換です。このサイズでないと本体に穴を開けて取り付けできません。また、取り付けは無理ですが大型の日本開閉器の3ポジションスナップスイッチの15aは、送料込みで2000円を超えてしまい安いヒートガンならば買えてしまいます。たかを括って始めたgoot HG-900ヒートガン修理の巻きも、気がつけば泥縄力学のドツボに嵌っていました。

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