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2020年8月31日 (月)

ジョン・コルトレーンの系譜

2008231ジョン・ウイリアム・コルトレーンは1926年9月23日、ハムレットの地に生まれた。昔、jazz評論家の「コルトレーンは聴くな!」が流行ったが、ブルーコメッツの井上忠夫さんと日大芸術学部でバンドを組んでいたjazz先輩は「とりあえず聴こう!」と薦める。それでとりあえず聴いたのは現在でもベストと思っているクル・セ・ママであった。コルトレーンは難しいから「聴くな!」とはjazz初心者を思いやったのでしょうが、人間の感性とは限りなき自由だから、いらん世話です。人格者のkuraiman社長氏はロックからいきなりアセッションやメディテイションへ嵌るし、小学生だったt-mon君はクル・セ・ママを楽しんで聴いている。自分がされたように、jazz初心者には「とりあえずコルトレーンを聴いてみよう!」と激励する。

2008232水晶粒防振構造によりcdがレコードを超える音質まで進化してしまい、コルトレーンの間口は広がった。インパルスはオリジナル盤が高いといっても大したことはなくオリジナル盤で統一出来たが、プレステッジのオリジナル盤は高価で最初から諦めていた。またアトランティック盤は何となく音は薄いけど、やはりオリジナル盤は高価で手が出せない。もっともプレステッジもアトランティックもオリジナル盤が潤沢に買える身分ならばcdなんかに手は出さないから、レコードの情報埋もれに気付かなかったとも言える。これらがcdでいけるとなって、コルトレーンcdが一気に増えた。

2008233プレステッジ時代はCOMPLETE PRESTIGE RECORDINGS 18CD で楽が出来た。 赤の輸入盤と緑のjvc k2 20bit盤があり、cdの音質としたらjvcがベストと思える。この時代はマイルス・デイヴィスとのバンドやセロニアス・モンクのバンドにも参加しており、それぞれk2 20bitを持っているから概ね揃っている。

2008234次はネスヒとアーメット・アーティガンのアトランティック盤になり、ジャイアント・ステップやマイ・フェイバリット・シングスなど名盤が目白押しだが、次のクレジットでJohn Coltrane - Giant Steps (Atlantic LP 1311)、Atlantic Studios, NYC, May 4, 1959 のようにアトランティック・スタジオ録音だから、ヴァン・ゲルダーのような音力が無い。2016年に発売された「Heavyweight Champion: the Complete Atlantic Record」の輸入盤で揃ってしまい、これも楽が出来た。国内盤もあるがshm-cdだから追っかけるのを止めた。

2008235次は本命のインパルス時代へと突入する。ここは音色力学のjvc k2 20bit 大研究でフリーを除いて既にk2 20bitで揃った。フリーに関しては売れていないのか、k2 20bitが滅多に出てこない。オリジナル盤を耳ダコになるほど聴き続けているから判断がつき易い。特にジョニーハートマンなんかは何回も買い直して、漸くk2 20bitへ辿り着いた経緯がある。

2008236次は輸入盤のThe Classic Quartet:Complete Impulse! Studio Recordingsになるが、インパルス時代が全て網羅されている訳ではない。音の悪いcdだったが、最近は結構聴けるようになった。

2008237次はJohn Coltrane:The Complete 1961 Village Vanguard Recordingsで、ヴィレッジ・ヴァンガードもんを集めた輸入盤、音は悪いがまあ聴ける状況にある。k2 20bit盤でも手に入ればそっちを聴くことになるが、実はレコードのオリジナル盤でもヴァン・ゲルダーのライブレコーディングは音がスタジオ録音より落ちてしまい、プライオリティは低いからk2 20bitも積極的ではなかった。まあ、おまけのグリコ的存在ですかね。

2008238次は最近の大ヒットのライヴ・トレーン~ジ・ヨーロピアン・ツアーズ、ジョン・コルトレーン「Live Trane: The European Tours by John Coltrane」になり、ライブ録音の音質は悪くjvcのk2 20bitを持ってしても救いようはないが、演奏は凄まじく音質の問題はどうでも良くなってしまった。

2008239最後は亡くなる直前のオラトゥンジ・コンサート(ザ・ラスト・ライヴ・レコーディング)となる。それにしてもアマチア録音なのかひどい音だが、ラスト、マイ・フェイバリット・シングスの狂気ここに極まり。1967年4月23日の録音、同年7月17日に40歳で没する。聴くにつけ言葉が出ない...
才能有り余る者はそれを放出し続けて、遂には寿命まで放出してしまう。こっちはその放出されたモノを余すとこなく受け止めて、正しく翻訳し、コルトレーン伝道者、い~やおこがましい、伝達者として正当的に伝えていかねばならない。

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