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2020年8月27日 (木)

素材力学 高純度銀単線の功罪

2008292一義にうるさくないことで、どうもここに終始してきたような気がする。ホーンを立てたのは同級生のオーディオショップ店主の勧めで、自らの発案ではありません。この時、立てたホーンの凄さを体験した。ホームユースならば広範囲に音を拡散させる必要はないから、1点に集中させて音を分厚くするとゆう作戦なのだが、リスニングポイントはとんでもなくうるさくなった。もともとオンケンのOS-500MT+SC-500Wood なんかのおとなしいシステムと違い、altecの288-16gと1003bはガラッパチでうるさい。これを御すための工夫に30年も掛かった、い~や終わっちゃあいない。この時の配線材は5nのΦ5mm純銀単線で、メータ当たりの単価はとんでもなく高い。それをテフロンチューブへ入れていたが、テフロンは良くなかった。このテフロンの代わりに水晶粒防振にしたら状況は変っていたかも知れないが、もうやらない。それとあくまでも銀単線の話であって、銀のより線は使った経験も無いし評価はできない。

2008291ターンテーブルはdp-100でモータ先輩の作ったエディカレントモータで、上手くチューニングすれば最強になれたが当時は腕が無かった。この周りの配線も5n銀単線で覆われている。we8000stアームの中にも銀単線が走っており、正に銀単線漬け。celloのキンピカのアンコール1MΩは良いアンプだが線が細い。だからlnp-2lより良いとは思わなかったが、オールcelloにする為には譲れない。

2008293amp工房創業時にお宝を除いて大半のレコードやcdを一度処分したが、家捜ししていたら当時のcdが出てきた。オリジナルマスターレコーディングのクラプトンのゴールドcdで当時はたまらなく上手く鳴っていた。だから現在のトランスだけカニンガムcx350システムでは、より上手く鳴ると決めて勇んでcdをかける。うるさい!なんだいゴールドなんか音質に貢献していないじゃあないか。

2008294たまりかねてk2 20bitのセロニアス・モンクをかけると美しく躍動し、現在のシステムの真骨頂が見えた。さんざん上海駿河屋さんや割烹わかすぎの若旦那に「銀単線はダメだ!」と言われ続けて遂に銀単線を放棄したが、銀単線は間違いではなかった。クラプトンのスローハンドがうるさくなく綺麗に鳴る銀単線もまた、正しかったのだ。銀単線は概ねjazzの肝心要の中音域を選択的に減衰させてしまい、それでうるさくないのだ。以前も思ったが、銀単線はトーンコントロールの役目をしている。同時に中音域が抜ければベースの胴鳴りや、管楽器のリードの音や、管の輝きも減衰してしまう。

2008295今思えば、銀線の悪い理由は見当たらないから銀単線の太いヤツはモロに振動を受けてしまい、それで情報が選択的の落ちるとも想定できる。但し、銀単線は胴鳴りの無いシンセサイザやうるさいロックにおいては最大の威力を発揮していたのだ。だからコルトレーンやビル・エヴァンスやガボール・ザボには合わなかったのか。高純度銀単線とはcdのうるささ対策の1つの手法であり、当時のcdの登場でそれが明快に分かった。これにしてもクラプトンの24k金プレートcdはうるさく、金プレートcdと音質には関係性が見えない。

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