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2020年8月21日 (金)

音色力学 エリック・ドルフィ out to lunch! 狂想曲

2008212今般エリック・ドルフィのcdをだいぶ入手したが、基本は「out to lunch!」しか聴かないことにしている。だからタイトル通りの狂想曲になってしまった。こんなばかげたことをしているならば、「BLP 4163 Eric Dolphy - Out To Lunch! 1964Freddie Hubbard, trumpet; Eric Dolphy, alto sax, bass clarinet, flute; Bobby Hutcherson, vibes; Richard Davis, bass; Anthony Williams, drums.Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, February 25, 1964」のオリジナル盤をさっさと買えば良かった。オリジナル盤は上物で10万円もするが、vg+程度であれば数万円で買える。

2008213最初のアウト・トゥ・ランチは2nd盤のliberty表記のシロモノで、俗称準オリと言う。但しvan gelderの刻印はしっかり付いている。オリジナル盤の音が基準でしょうが持ち合わせていないため、amp工房ではこの準オリが音の基準となっている。エリック・ドルフィを聴くならこのアウト・トゥ・ランチで、全曲に渡って音のエッジが立ちヒリツキ易く難物で、テスト盤には最適です。

2008214次のアウト・トゥ・ランチは45回転lpに凝っていた時代の遺産で、米国 Acoustic Sounds, Inc. のレコードで2枚組となる。準オリに比べて音力が足りない。この時にレコード製作プロセスの説明があり、オリジナル・マスターテープをstudera-a80 pv mkⅡで回したとなっており、ここで漸くリマスターの問題点に気付いた次第。ampex300がstudera a80になるのだから、押しなべてトゲが取れて綺麗な音になる。

2008215最後のアウト・トゥ・ランチは意図の分からない国内リマスター盤で、ジャケットやレコード盤そのものの外観は完璧に復刻しているが、音は45回転盤よりも鈍く、準オリジナル盤に程遠い。有名な方が携っていたからこれだ!と勇んだのだが...次回挑戦される時は是非ampex300の完璧な整備品で、オリジナル・マスターテープを回してもらいたい。

2008216さて狂想曲のまとめに入ろう。レコードはこの他にm+aさんにあげた輸入盤、それに処分したが国内盤、cdも何枚かあった。今回は手持ちのcdが行方不明(きっと誰かにあげている)で、段々狂想曲になって音の良いと思われるアウト・トゥ・ランチを片っ端から入手した。先ずは一番の奥のhqタイプでハイクオリティcdはamp工房に馴染まない。次は真ん中の列のrvg輸入盤とhmcd rvg輸入盤だが、ノーコメント。このcdを持ってオーディオフェアへ行ってかけさせれば、参りますな。

2008218最後は24bit rvgの東芝国内盤で、これには驚いた。輸入盤のrvgとは違い、ヴァン・ゲルダーに気合が入っている。準オリでは聴いたことのない豊富な音のニュアンスに、たまげた。ここを冷静に判断しないと、アナログレコードは連続で情報量は多く、cdは44.1khzサンプリングでは20khz以上出ないから情報量は少ないと、ただ古典を繰り返すだけ。レコードは連続の凄い情報量が入っているはずなのだが、掘り起こせていない。これは残された宿題。エリック・ドルフィの「out to lunch!」狂想曲は、これにてお仕舞い。

2008217xおまけです。
上記文面のAcoustic Sounds, Inc. のレコード製作プロセスです。

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