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2020年9月12日 (土)

電磁力学 励磁型(フィールド型)スピーカモータ開発その5

2009112x人間業とは思えず無限の距離を感じていた。このまんまでは終われないと思い、ロボットベンチャーを辞した年に家族全員を引き連れて、バルセロナ近郊のフィゲレスのダリ美術館詣でをした。有頂天あんぷおやじを白い目で見ていた家族全員は直ぐに退屈してしまい、早く帰ろうと急かす。こっちは2度と来れないと思い、作品のテクニックだけを盗んでいた。こうゆう絵画鑑賞はいけないが、ダリの墓前に「30年経ってやっと来ることができました、感謝です」とお祈りしてある。パン籠が緻密さの最たるのもで筆跡は消してあるが確実にテクニックは盗めて、晴れて人間業と思った。磁気回路も人間業とは思えない距離に居たが、日々取り組んでいると向こうから段々近いずいて来て、これはいけるぞ。難しさとはそうゆうものなのですかね。

2009113x鉄材の磁気特性を連日調査し続けているが、意外にもこれらの特性表は多く出てこないし特性表自身も随分と大雑把に思う。大雑把だがどうせトロイダルトランス製作時と同じで、精密計算しても中々合わないと予想はしている。s10cに関してはΦ300mmまで入手は可能とm氏から聞いているので、適材適所に使う必要がある。特性表から磁化力を比較してみる。前回はかなりいい加減だったので丁寧に調べた。1.5テスラの磁束密度を出すのにs10cは1800a/m、s25cは2600a/mとなり、s10cの方が1.5倍は強力とみるべし。

2009114続いてμの比透磁率を調べてみる。磁気ギャップは15mmほど必要とし、その際の最大磁束密度は磁気抵抗から1.0テスラと設定した。1.0テスラの比透磁率はs10cで2100h/m、s25cで1100h/mとなり前回の1.5テスラから現実に即した値とし、従って磁気抵抗は結構減る。1.5テスラではs10cもs25cも殆ど差は無かったが、1.0テスラでは大きな差(倍半分)となっている。

2009111画像のごとく磁気回路の設計開発に明け暮れている。設計開発とはトレードオフの産物で、手強い相手とどう折り合いを付けるかになる。サマザマな開発をやってきたがこれほど面白いものはない。ansysの有限要素解析でも明快な答えは出ないし、人間力が答えを出す鍵と思うし、難しい計算式のないのが何よりもありがたい。ここまで連日磁気回路の設計をやっているのだから、そうだこうならりゃあやるしかないね!gaussの1502もaltecの288-16gも515bも全てフィールド型にしよう。パーメンジュールは好かんからs10cでポールピースを作り、ofc純銅線で磁界を発生させ、水晶粒で完全防振にしよう。

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