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2020年9月 2日 (水)

ジョン・コルトレーンの系譜2

200823912018年8月のこと、「これ買いましたねん!」kuraiman社長氏が取り出したcdは、コルトレーンのロスト・アルバムだった。コルトレーンフリークとしたら大いに焦り「えっ、そんなのあったんだ~!」と平静を装う...浪速のコルトーレーン家のフジオカさんのライナーノーツでその謎が解けた。しかもフジオカさんが仕掛け人だったとは。別れた妻のナイーマの持っていた7インチモノラルテープをcd化したもので、ヴァン・ゲルダーはレコーディングの度に確認用でコルトレーンに渡していたのだ..ここまでが前回のエントリー文です。音は鈍くてmono録音と条件は悪くお蔵入りだったが、今回聴きなおしてみた。カニンガムcx350アンプはモノラルだから気にならないが、しかしやはり音は鈍い。だが、cdシステムの進化でこれも復権した。それと最近は「音が悪くとも演奏が凄ければ良し!」の感覚にも慣れて、このcdも系譜の一員に加えよう。

20082392日本ほど真面目にjazzを根付かせた国はない。我らのjazzバンド(演奏できないものだから録音技師でサポート)では、アドリブを何とかしようかとか、マイルスのようにエレクトリックをどこまで導入しようか、などjazz研究に余念はなかった。数年前になるがjazzコンサートを終えて客が帰り、ピアノの青木弘武さん、ドラムのリキタケ君、静岡のレイブラウン本山二郎さんが残った。青木弘武さんが「フリーいこうか!」と声を掛けるとフリーjazzが始まり、プロはいつでもフリーが出来るコトを知った。が聴衆がついて来ないのでやらないだけか。コルトレーン時代に和製コルトレーンorエリック・ドルフィが居た。同い年の阿部薫で、その凄まじさはコルトレーンと双極をなす。やはり有り余る才能を吐き出し続け、夭折してしまった。同い年の贔屓目と伝達者として、阿部薫もコルトレーンの系譜に付け加えた。

2008236更に宿題は輸入盤のThe Classic Quartet:Complete Impulse! Studio Recordingsになる。タイトル通りでヴィレッジ・ヴァンガード・ライブ等は含まれていないが、フリーに移った時代の演奏も含まれており、まあまあインパルス時代は網羅されているから便利cdと思います。今までは持っていれば聴けるからよろしい程度だったが、最近cdシステムの進化でこれが聴けるようになると、欲が出てきて高音質も欲しくなる。

2009013そこで国内盤でしかもk220bitを探したが、国内盤は存在しなかった。Coltrane  The Classic Quartet - Complete Impulse! Studio Recordings、Impulse! IMPD8 280、US 03 Nov 1998、Recorded at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey from December, 1961 to September, 1965.Issued with printed metal slip cover、Bound in sectional (leather-like folded four leaf) case with 8 slip sleeves bolted between first two sections of case. Includes a 100-page booklet containing photos, liner notes and an interview with Elvin Jones.Digitally Mastered using 20-bit technology.
cdの解説文を読んでいたら、このcdは20bitでリマスタリングされている。20bitでリマスタリングしても音の良いcdにならないのはなぜか?コルトレーンの伝達者はcdリマスタリング時のbit数と音質の深い闇に、迫るのでありました...

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