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2020年9月16日 (水)

電磁力学 励磁型(フィールド型)スピーカモータ開発その6

20091601990年頃だから30年間も「いつか使おう!」と抱え込んだキャンタイプのトランジスタ群で、金田式は人気があるものだから希望者に無償で差し上げたが、そうでないモノはご覧のように大量の不良在庫となっている。断捨離と言われつつも捨てられず未練がましい。使おうとしてたところで、どうがんばっても古典管カニンガムcx350に勝てないのだから、仕方がない。勝つ方法は、ofc純銅でトランジスタを作れば良い訳で、そうすれば真空管を凌駕できる。ofc純銅トランジスタの開発など夢のまた夢で、sicなどの高効率なスイッチングトランジスタの開発あるのみで、益々オーディオ用から遠ざかる。励磁型(フィールド型)スピーカの開発も似たようなもので零細企業の信念者が細々続けているに過ぎず、現代オーディオエンジニアは一体何処へ向かおうとしているのだろうか?

2009162xだいぶ磁気回路が分かってきて、昔の仲間の設計した磁気回路を見直ししている。必要力が極めて大きいためn極ネオジウム磁石とs極ネオジウム磁石を対向として2倍の力を稼ごうと構想した。設計者の有限要素解析で0.5テスラしか磁束密度が上がらないとこぼしており、その理由を考えてみた。素人考えだが、ネオジウム磁石の比透磁率は1.05ととんでもなく低く、自分では磁力を強力に出すが磁気抵抗は大きく磁束は通過し難い。でありますから2個目のネオジウム磁石が邪魔をしてマズいのではないか?と最近敗因を考えている。磁石会社発表のネオジウム磁石対面の磁束密度も0.45テスラと近似しておりそれの証明になるが、2度とこの方式は考えないからお終い。

2009161もう1つ分かってきたことが磁気回路形状です。理想の球体磁気回路でチカラを強力に出そうとした場合、磁気ギャップの幅も問題となり、200mmは確保したいが球体の直径が1mと、トロイダルトランスの理想径と同じく巨大化して無理がある。そこで磁気ギャップ幅を100mmとして更に磁気回路上の断面積をこれより小さくしたら、磁束密度は落ちてしまいこの形状はngと判明した。

2009164球体に無理があり擬似球体で勘弁してもらおう。この扁平体も何10個も描いてみたがどうも限界が見えてきて、大きければ良いのだがウドの大木そのものになってしまう。この形状では磁気ギャップ幅100mmとほぼ同じで磁気回路を形成しているから磁気抵抗も概ね均一となる。

2009166再度s10cとs25cの比透磁率について調べてみた。磁気ギャップ部の磁束密度は1テスラが目標でその時の比透磁率を調べてみると、s10c材で2100、s25c材で1100となって比透磁率では2倍となっている。これからしてs10c材の断面積はs25cと等価した場合2倍となる。「比透磁率μrとは、真空の透磁率μ0(=4π×10-7[H/m])を基準の”1”として、相対的に物質の透磁率を表したもの。物質の透磁率μと真空の透磁率μ0との比であり、次の式で表される。μr=μ/μ0」

2009165xとゆう訳でこの形状となった。お~理想的や!となって万事めでたし。そこで各部の計算をやってみた。するとチカラが5000n(ニュートン)と以前の小型の4000nよりだいぶ大きくなって素晴らしい。こっちはサボテン屋もやっており球体の大きさについてはイヤになるくらいうるさい。直径は僅か差でも球体となると別物くらい大きさが違い、商売をしくじることもある。でありますから、4000nのΦ425mmと5000nのΦ550mmでは、Φ550mmはデカ過ぎで無理です!
相棒の女優さんが自殺したらしい、団塊同い年のキシベシローさんも亡くなった、同い年の菅さんは我ら団塊の生き残りでがんばってもらいたい。日々大きく変動しているが、オーディオに関してはどうやら不動の方が良いようだ。

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