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2020年10月 6日 (火)

電磁力学 励磁型(フィールド型)スピーカモータ開発その9

20091921_20201002072801 安かろう悪かろうが中華の代名詞だったが、悪かろうが段々失せて良くなりつつある。先日もk氏が高周波誘導過熱装置の中華製の安物を見つけた。大袈裟に言えば1/10位の価格ではもう事件だし、技術立国日本がやられてしまう。憂いつつも、とりあえず予算を節約できるなら中華にしよう、と矛盾した行動をとってしまうのだ。ガウスメータなんか何十万円もしていたが、アマゾンを調べたら、あるある、安物がいくらでもある。とゆう訳でm氏の会社と我が方にこれを備えよう。磁気ギャップ9mmの磁場を測定するには好都合で、いくら磁場を上げても2テスラが上限だから測定レンジにも入る。

2009211xx 前回の磁気回路で概ね固まり、径Φ490mm、長さ435mmとなった。計算上の力は4000n位となり、鉄材ボリューム感が大の割には力が出ない。ここが磁石を使わない励磁型の問題点でもある。これで万事メデタシのはずが、メデタくないこともある。この鉄の塊を5個に分割し重量を想定する。先ずテーパヘッド部150kg、ボディ150kg、尻のエンドプレート100kg、センターポールヘッド部70kg、センターポールベース部60kgと重量が出て、合計で530kg、これに各種穴などのマイナス分を入れても約500kgとなる。これをどうやってamp工房へ運び込み、どうやって、どのように設置するのか、誠に頭の痛い話であります。

2009193磁気ギャップの幅を200mmにした最大の理由はインダクタンスで、100mmでは18mhとなり大きい。大きくても動くには動くが問題は駆動電圧で、この時の合成インピーダンスは22.8Ωとなり、これに20aの電流を流せば20ax22.8=456vと出てしまい、日本における3Φ200vでは駆動できない。最低限大型の電源トランスの設置となっていやらしい。ここのカイゼンの為に200mmとし8mhとなったから、3Φ200vでも動く。

2009251続いてが放熱の問題で、励磁コイルで400w、ボイスコイルで300wと700w位の発熱量があり、空冷する必要がある。但し仕事のデューティが低いから連続動作と違い、空冷は楽になる。Φ200mmのファンを4個をエンドプレートにつけて冷却穴から9mmギャップにかけて加圧し、空気の流れを作る。

200919233とりあえず9mmの磁気ギャップにおける磁束密度を、上の妖しいガウスメータで測定すれば見通しはつく。それには励磁用の空芯コイルを巻く必要があり、研修にみえているs氏とΦ1.5mm~2.0mmまでで、何個かコイルを巻いてみる。巻き線機を使わないと画像のように綺麗には巻けないが、ともかく最初は手巻きしよう。

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