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2020年11月21日 (土)

素材力学 妖解コンデンサ

2012031エヴァンスのピース・ピースの音色カイゼンの決め手は妖解(電解)コンデンサで、その妖怪に救われた。gm70の銅プレートは音色を大幅に変えてしまい、その変化に対する恐怖心とでも言いましょうか、新しいモノを認めたがらないとでも言いましょうか、耳内部に抵抗勢力があって躊躇する。スタインウエイのd274フルコンを自分で弾いたから音色が分かる、そんなもんじゃあない。だいたいがRLP 12-291 Everybody Digs Bill Evans、Bill Evans, piano; Sam Jones,bass、Philly Joe Jones, drums、の録音クレジットはNYC, December 15, 1958とあるだけで、リーブス・スタジオかどうかも分からない。となればれっきとしたスタインウエイd274であるとは限らない。bタイプの可能性だってあるし、本物の音色が分からないのだからカニンガムcx350管の音色が正解のはずもない。

2012032超電解コンデンサはDuelund Capacitors ofc純銅ペーパーオイルコンデンサを超えてしまい、しかしプラス極の絶縁皮膜(誘電体)付きエッチングアルミ箔を使用している限り(黒い筒の超電解コンデンサ)音色は硬質で万人に好まれるが、ここは意地でもofc純銅だけにして、音色を甘くして且つ音をボケさせる。

2012033そこで登場が名工ミルトさん作の妖解コンデンサで、妖しさこの上ない。音が甘々のボケボケで、プラス極の絶縁皮膜(誘電体)付きエッチングアルミ箔使用が正解だったか?を思わせた。タンデルタがデカ過ぎのある種失敗だが先へ繋げた。

2012034構造を分析した結果エチレングリコールに浸したコンデンサペーパーがデカ過ぎで絶縁の縁面距離が取れず、高誘電率=低抵抗でそこが問題だった。そこで大きなofc純銅板にエチレングリコールに浸したコンデンサペーパーを貼り付け、コンデンサペーパーを小さくカットし、且つ余剰スペースのofc純銅板面のエチレングリコールを拭き取り、絶縁抵抗を上げておいて養生テープを巻く。

2012035こちらはofc純銅オイルペーパーコンデンサを分解した画像だが、同じofc純銅板に同じ7μのコンデンサペーパーを使って作った。媒体のみがオイルかエチレングリコールかで、とんでもない容量差が出た。画像のサイズでピコファラッドレベルでしかない。タンデルタに関してはフツーのコンデンサ並みに素晴らしい。ですからofc純銅オイルペーパーコンデンサは何時でも製作できる。

2012036こちらがミルトさん原作、あんぷおやじ改良の妖解コンデンサの完成形になる。タンデルタは相当に悪いが、それでも音さえ良ければいいから八郎兵衛主義で、律儀で真っ当な設計者では決して思いつかない手法なのだ。ofc純銅板1.0mmを+極と-極の2枚、間にコンデンサペーパーの7μをエチレングリコールに浸して挟んだ。ただこれだけのコンデンサは小学生の工作レベルで、超簡単にした。容量はこのサイズで10μf以上は取れて素晴らしい。但し密な部屋で、一杯飲みながら製作に没頭していたミルトさんは気持ちが悪くなり、エチレングリコールにやられた。再三言うが、特許を出す気は更々無いから、これに気付いて特許出願されると困るので著作物としておき、且つ公知の事実としておこう。個人は構いませんが、企業はマネせんで欲しい。相当に妖しい妖解コンデンサここに登場です。

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