« 素材力学 ロシアgm70直熱送信管の音色を聴く4 | トップページ | 電源力学 ofc純銅トロイダルチョークコイルだけの直流電源! »

2020年11月27日 (金)

素材力学 ロシアgm70直熱送信管の音色を聴く5

2012052k工業のm氏と開発している励磁型(フィールド型)スピーカモータは純鉄材とアルミ材の切削加工が進んでおり、こっちはそれに合わせて励磁回路の準備に入る。先日、10kwスピーカモータ用サーボアンプの大型電解コンデンサが数本入荷した。rsでは概ね1個20,000円もするが、高リップル電流の大型アルミ電解コンデンサの450v耐圧4000μf級は、この高額が相場になる。最近は先ずネットオークションで探し、程度が良くて安価であれば迷わず入手し、無い時のみrsへ手配している。画像のものは随分と安価で手に入り、且つ日立の新品で特をした気分になる。電子電気部品の入手をネットオークションでするなどはお堅い企業では不埒な!となるのでしょうが、誰かが時代をそうゆう風に操っているから仕方がないし、たまには...い~や最近は年中過剰便利に乗っとる。

2012051さて先日、パーカショニストのnakaさんとt-mon君参加のgm70にわか試聴会の最後にRLP 12-291 Everybody Digs Bill Evans、Bill Evans, piano; Sam Jones,bass、Philly Joe Jones, drums、からピース・ピースをかけた時、ラインアンプのofc純銅電解コンデンサが壊れて聴くに至らなかった。このcdは半球型フィボクリスタル防振構造の最強のcdで、現状ではオリジナル盤をも凌駕している。この音色を聴いて、gm70の方針を決めている重要なcdなのだ。

2012053このEverybody Digs Bill Evansを聴くために重い腰を上げ、ラインアンプの水晶粒を抜き取り、破壊したofc純銅電解コンデンサを掘り出す。破壊の原因は酸化したofc純銅板をヤスリガケして再利用したからで、これをやると著しく信頼性を損なう。丁度余っているofc純銅電解コンデンサがあったのでそれを使うコトにした。今回からコンデンサ専用紙管を用意して、単体で修理出来るようにする。Φ400mmとΦ350mmのofc純銅電解コンデンサが2個上手いこと紙管に収まり、2重コンデンサが出来た。

2012054続いて水晶粒を充填する。 中央のメクラ紙管の採用で水晶粒が節約できると同時に、重量がかなり軽量化される。予備のofc純銅電解コンデンサがあったお陰で直ぐに作業は終了した。RLP 12-291 Everybody Digs Bill Evans、からピース・ピースをかけると音色はかなり前進しており、気持ちは危うく妥協しかかる。い~や、まだまだ何かがおかしい?レピートモードで繰り返し聴いてチェックをする。情報量は増えて輝くも音色が...ブチッ、バチッと音がして又しても予備のofc純銅電解コンデンサがぶっ飛び、もういけません。

2012055突然何を思ったか、10kwスピーカモータ用サーボアンプの大型電解コンデンサに付け替える。途端に全て悟るコトになった。gm70の銅プレートもグラファイトプレートも判断がつかないほど音色感度は鈍り、amp工房の音は崩壊した、たった2個のラインアンプ電源の電解コンデンサで...amp工房では既に電源用アルミ電解コンデンサは音の破壊大魔王と化していた。

2012056これが歴史から姿を消した要因で、通常のアンプでは抜きん出た性能は発揮できず、どの球も似たり寄ったりに見えてくるのだろう。よってgm70銅プレートが格段に優れた球など、誰も気が付かないのだ。もし気付いていれば天文学的な高額になるでしょうが、この現実の方が我々にはありがたい。ofc純銅電解コンデンサは音の全てを支配し、これを無くしてあんぷおやじ流儀の音は存在しない。慌てて名工ミルトさんへsosを打電する「もうあきまへん、貴殿の名工力で信頼性の高いofc純銅電解コンデンサを作ってください!」

2012057すると翌日ミルトさんが「出来たよ」と超特急宅配便、3個の50μf450vのofc純銅電解コンデンサを持ってきてくれた。ニューカマーはミルトさんの力作でofc純銅板1.0mmを2枚重ね合わせ、中央に絶縁皮膜(誘電体)付きエッチングアルミ箔を配し、その両面に電解しを挟んだもので、今までの寿司桶タイプから随分と小型化し、サイズは350mmx110mmとなり、ここまで進化した。切り替え工事は簡単でその場で終了して音出しする。寿司桶タイプよりこっちの方が音がよりクリアになり、断然良い。紙管が無くなった分、水晶粒の防振効果が増したと考えられる。ここまで簡単単純化すればamp研究会のメンバーが自力で出来て福音です。これ以降ofc純銅電解コンデンサのトラブルは無くなり、安心してgm70管の次なるステップへ進むコトが出来た。

|

« 素材力学 ロシアgm70直熱送信管の音色を聴く4 | トップページ | 電源力学 ofc純銅トロイダルチョークコイルだけの直流電源! »